頭は悪くないのに突き抜けた賢さをもてないせいで、知ったかぶりをしたり、批評家を気取って正解からズレた不快な言葉を周囲にまき散らす「中途半端に賢い人」にありがちな事と、賢さが中途半端になってしまう原因を解説します。
賢いふりをしてしまう人達の、2つの共通項&賢くなれない原因
1「物事の本質が見えていない」
この項目の原因は、知識量の少なさや、その人の持って生まれた知能の程度によるところが大きいと思われます。
その物事の本質・根幹をつかめていないから、枝葉の方ばかりに気を取られ、的を射ないズレた事ばかりを言ってしまうと考えられます。
2「問題の解決を第一に考えていない」
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相手を見下したい、頭が良さそうだと思われたいという思いが先行してしまい、そのせいで過度に批判的な態度をとってしまったり、無駄に小難しい語句を選んでしまうのだと考えられます。
もしも「問題の解決」を第一に考えるのなら、見下しや人格否定は時間の無駄なので最初から考えず、伝わりやすい平易な言葉を優先して選んでスムーズな意思疎通と、要点をしぼった簡潔な話、自分の間違いを素直に認めて、話相手と積極的に協力して解決策を模索しようとするはずです。
ネット上のみんなが思う、中途半端に賢い人にありがちな事
自分に自信のある人、他者に配慮できるだけの知性のある人は、そんな不毛な害悪行為はするはずがない。
中途半端に賢い人は、他人に賢さを認めてもらいたいからわざわざ賢さアピールをする。
馬鹿にされたくない気持ち・自身の知性と中身の無さにコンプレックスを抱いていることの裏返しが、過剰な見栄張り行為。
理論・理想が、どんな場合でも完全に当てはまると思い込んでいて、「例外」とか「ゆらぎ」って考え方をもっていない。
自身の経験談や血の通った意見が全く重ねられていないので薄っぺらかったり、今の状況を見事に解決する名案とは言えないズレた発言であることがほとんど。
もちろん賢い人もこれらの語句を使うが、中途半端に賢い奴は明らかに使いすぎ。
他人に文句を言い、他人に妬みを抱くのは、成功していない人間だけ。
その行動が「賢い」か「愚か」かは客観的表現をすると明白になる
例えば、「ある作品をずっと批判し続けている人」は珍しくもありません。
「問題点を指摘した批判を発表してこそ、その改善点が制作者に伝わり、これから新しく作られる作品が洗練されていくんだ」という賢いと評価する見解と、
「楽しむための作品なのに、四六時中批判し続けて、自分自身も周りも嫌な思いにさせて、馬鹿みたい」という愚かと評価する見解に分かれます。
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評価には、その人の好き嫌いや思い入れが大きく影響するので、賢愚を正しく判別するのは難しいのですが、そういった私情を全て取り払った、状況的事実を視野に入れた淡々とした状況説明を口に出してみると、その人の行動が賢いか愚かかが一目瞭然となります。
「一消費者であるその人個人の意見が作家側に届いて、その人の好みに完全に合う作品が作ってもらえる確率は限りなくゼロに近いのに、それにもかかわらず人生の時間を不快な気持ちで埋め続けていて、さらにその作品のファン達をも敵に回し続けている」。
確率や有効性の有無の観点から無機質な感覚で観察してみると、この行為が愚かしいのは明らかです。
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勇気がある、とか、人として正しい、とか、そういった認知の歪みを引き起こす私情や情感を除外して淡々と状況的事実を描写してみると、賢いか愚かがおのずと明らかになります。
獲得した知識を有効活用するのは、実はかなり難しい
本やネットで雑学を覚えていき、知識自慢になる事は、そう珍しくもないレベルのある程度の頭の良さがあれば、それほど難しくはありません。
しかし、得た知識を有効活用するのはかなり難しいとブログ管理人は考えます。
学校では教科書の知識以外は求められる機会がほぼ無いし、仕事をするうえでもその仕事をこなすための事務的能力や専門知識以外は、雑学が求められる機会がなかなかめぐってこないのが実情です。
使いどころが無いからこそ、どうしても使ってみたくなり、これまで解説してきたような「批判に知識を織り交ぜて自慢げに他人を見下す」「知識を披露できるようにわざわざ話を長く長く引き延ばす」ような「賢いふり」をしてしまうことが多くなります。
獲得した知識は「資産の一種」なので、資産を運用するように知識を有効活用していきましょう。
理想は博物館のような、価値のあるモノ・情報を展示して入場料を取るようなイメージですが、知識を披露してお金や実利を得るのは難しいので(コンサルタント業や文筆業など実例はあるが敷居が高すぎる)次善の策として、周囲からの信頼を得るために知識を利用していきましょう。
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みんなが困っていたら、知識の中から問題の解決策を提示し、それを繰り返せば「この人は頼りになる」と知識が利益へ変わっていきます。
実績・信頼・貢献・評価などなど、有益なモノを貯めるために知識を要所要所で活用していきましょう。
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