メンタルが病んでいたり、超かまってちゃんな性格の人を指す言葉の「メンヘラ」。
メンヘラの語源は何なのか?メンヘラになる原因は何なのか?どうすればメンヘラを治療できるのか?
メンヘラについて調査したので、分かったことを報告します。
「メンヘラ」とは何なのか?
「メンヘラ」とは、「心の病気を抱えた人」という意味。
ネット上では、「メンヘラ」と言えば「病的なかまってちゃん」を指すことが一般的です。
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「メンヘラ」の語源は、「2ちゃんねるのメンタルヘルス板に常駐している人」がメンヘラーと呼ばれるようになり、メンヘラーが略されて「メンヘラ」という言葉がネット上に定着しました。
かまってちゃんタイプのメンヘラの、主な特徴と症状
かまってちゃんメンヘラの主な特徴
- 「私を愛してくれないのなら、ここで死んでやるから!!」と自分自身を人質に取って、恋人や友人を脅迫する
- 相手の気を引いてかまってもらうために、嘘をつく・自分の身体を刃物などで傷つける・泣きわめく・電話やメールをしまくるといった行為をとる
- 悲劇のヒロイン・ヒーローを気取り、そんな自分を何よりもいとおしく感じているが、他人にどれだけ迷惑をかけても全く気にしない
かまってちゃんメンヘラの主な症状
- 精神的に非常に不安定で、感情の波の上下が激しすぎる
- 恋愛中の相手に極度に依存している
- 「相手が自分を本当に愛しているか、必要としているか」を確認するために、相手を徹底的に振り回してそれでも見捨てないか、試す行為を何度も繰り返す
- 相手を試すためや、イライラ感が爆発したなどの理由で、刃物などを使って手首を傷つける
かまってちゃんタイプのメンヘラになるのは女性が圧倒的に多いのですが、少数ながら男性のかまってちゃんメンヘラも存在しています。
「メンヘラ」の医学的定義は「境界性人格障害」
ネット上で「メンヘラ」を指す場合、「病的なかまってちゃん」を意味することがほとんどです。
この「病的なかまってちゃん」の病名は、精神医学では「境界性人格障害」と定義されています。
「境界性人格障害」の症状
- 相手を振り回して、自分を見捨てないかを試し続ける
- わざと嫌われる行為をして相手が嫌悪感を示すと「ほら、やっぱり見捨てた!」などと言って相手を試す
- 相手からの愛情を独占したい、という欲求が強い
- 相手に見捨てられることへの恐怖・不安が非常に強い
- だっこをねだるなど、3、4歳の幼児のような愛情表現を求める
- 相手が自分を見捨てるかも・嫌っているかもという猜疑心から攻撃的言動をとる
- 自己主張が強い
- 自己主張が強い一方で、甘えの気持ちも強い
- 他人との関係が「好き」か「嫌い」かの両極端なものにしかできず適切な距離をとることができない
- 虚言が多い
- 感情の起伏が激しく(キレたり沈んだりと、数時間から1日~2日で気分が入れ替わる)、自分で感情の上下をコントロールできない
- 価値観や人生観が安定せずにころころ変わる
- 他者を理想視していたかと思えば急にこきおろして攻撃性を向けるなど、他者への評価が不安定
メンヘラの原因と、メンヘラの治し方
メンヘラ(ここでは、うつ病など精神疾患全般の意味)の原因
- 性格的に、ストレスに弱い
- 性格的に、内向的で悩みやすい
- 「思い込みが激しい」「嫉妬深い」「プライドが高い」といった、性格にねじれた部分を抱えている
- 受験勉強でのプレッシャーや、仕事の激務で、心身が追いつめられた
- 親からの遺伝(精神疾患にかかりやすい性格型・脳の作りなどが遺伝した)
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メンヘラの具体的な治し方
ストレス源から距離を取る
自分を苦しめている人・仕事・その他問題から、距離を取って安全な場所まで逃げましょう。
ストレス源のそばにいたままでは、メンタルが病んでいる状況はいっこうに改善されません。
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食事・運動・睡眠をちゃんとする
- 肉・野菜・炭水化物がきちんと摂れる食事をして、ジャンクフード・ファーストフードへ依存しないようにする
- 太陽光の下で運動することは、心を安定させる神経伝達物質「セロトニン」を分泌させる最適条件なので、太陽光の下でウォーキング・ジョギングなどの運動をする
- 夜は早く眠り、朝は早く起きる、1日に8時間以上の睡眠をする生活を続ける
メンヘラになる理由は、不健康な食生活・生活態度が原因で起こるケースがかなり多いです。
不健康な食生活・生活態度は、「自律神経失調症」を引き起こしたり、セロトニンの分泌が上手くいかないようになって、心が乱れて、メンヘラ化します。
心療内科へ通院する
精神科医によるカウンセリング治療や、うつ病などの精神疾患を治療するための投薬などの方法で、確実に病状が改善の方向へ進みます。
「なんだか恐い」「恥ずかしい」と思わず、心療内科を受診してみるのが回復への近道です。
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