大学合格を目指して受験勉強をしている「浪人」の特徴や、浪人生活を成功させるためのヒントを調査したので分かったことを報告します。
「浪人」にありがちなこと・浪人に対するネットの意見
6割が現役時の成績と変わらず、
2割が現役時よりも成績下降。
各予備校でずっと言われ続けている、浪人生の真理。
浪人をずるずる続けてニート化する。
地獄がすぐ近くの場所にあるという、危険な状況が浪人生。
予備校の友達と麻雀をやったり、
微妙に不健全な行動をするのが楽しいよね。
浪人は人生で最も辛い経験かも。
現役時に大学に落ちた時の瞬間的な辛さと違って、
独特の焦燥感・閉塞感が1年くらい続くから。
医学部医学科浪人は、他の浪人とは一線を画している。
3浪生とか5浪生が予備校内に実在していて、
彼らは絶望と希望と狂気の間の領域で生きているという、別世界の住人。
勉強するモチベーションを1年間維持したり、志望校の情報を入手しやすいというメリットがある。
予備校効果で学力が一気に伸びる!!ということはあまりないけど、それなりの効果はちゃんとある。
宅浪はほぼ必ず失敗するのでまったくおすすめできない。
全国模試で良い結果が出やすく、天狗になりやすい。
夏からは、現役生が夏休み効果で猛追してくるので、自身の模試結果が悪化し始めて焦り出す。
原則的に自然と精神が疲弊していく。
だから、具体的なメンタル管理行動は必須となる。
三食きちんと取って、早寝早起きの規則正しい生活と、毎日の適度な運動(散歩やジョギング)を忘れずに。
そうすれば身体が健康になって、それにともなってメンタルは健康状態を保つことができる。
という意見が多い。
一部の修行好きでストイックな性格の人間には、修羅の心境でひたすら勉強し続ける浪人生活は
良い思い出になるかもしれない。
浪人生全体の2割の人間しか学力は向上しない。
浪人の効果は本当に大したことないから、
現役時に全力を出して志望校や第二志望校へ入れ。
浪人の本当の社会的身分
- 大学受験で不合格になって、浪人生でいる自分が恥ずかしい
- 世間に顔向けできない、と思い詰めやすい
- 家族からは「迷惑」「存在が邪魔」だと思われている気がする
- 現役で大学合格し、現在は大学生でいる友人達に気後れしてしまって、連絡をしたくなくなる
- 浪人をしたことで、自分の人生に大きな傷がついてしまった気がする
- 毎日しっかり受験勉強をしている浪人生なら、世間からは好意的に受け取られる
- 現役合格した友達は以前と変わらない交友を続けてくれるので、自分から関係を切ってしまうのはもったいなさすぎる
- 家族は、希望の進路へ進めるように応援してくれている
- 1年程度、大学入学が遅れても、のちの就職活動では企業側からマイナス評価は受けない
浪人生の方は、自身が浪人であることを卑下することなく、堂々と受験勉強にまい進することが一番です。
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浪人生活でよくある、6つの失敗要因
現役時代と比較して、思ったよりも成績が伸びない
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一般には、浪人をして伸びる人2割、成績維持の人6割、学力低下する人2割という分布だと言われている。
よほど必死に勉強したり、現役時代にやり残した事が大量にある人以外は、浪人をしても8割が伸びない。
悪いことは言わないから現役時に受かった第二志望大学で妥協しておけ、という意見も多い。
プレッシャーがキツい
現役というレールから外れて足踏みしている状況や、もう次は失敗できないという脅迫的な思い込み、勉強漬けの日々、年間100万円以上の高額な予備校代を親に支払わせているなどなど浪人はプレッシャーと戦う事が仕事の1つ。
宅浪は地獄への入り口かも
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自宅にこもって勉強していると、外界との繋がりが失われるのでうつ的気分におちいったり、気持ちがだらけて勉強しなくなる。
高いお金を払って予備校へ行くのは「勉強のモチベーションの維持」という意義が大きいと言われており、その予備校を放棄した宅浪はほぼ失敗する。
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スマホ×ネットという凶悪コンボのせいで現代の浪人生は苦境に立たされている
ネットを自由に閲覧できるスマホが手元にあると、際限無く時間が奪われるので極めて危険。
以前からネットは浪人生にとっての大敵だったが、スマホが普及してからさらに危険な敵へと進化してしまった。
本気で、手元のスマホを物理破壊するか、親に頼んで合格までどこかへ封印してもらうことを推奨する。
恋愛にハマって堕ちていく人もいる
予備校などで知り合った異性と恋人関係となり、勉強そっちのけで恋愛をして、結果的に全落ちする人もいる。
「恋は盲目」というが、恋愛中は、判断力をつかさどる脳の領域の前頭葉が機能しなくなる現象が医学的に確認されているので、つまり本能に負けた結果といえる。
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多浪によってニート化し社会からドロップアウトする人もいる
2浪、3浪と何年も浪人を続けていくうちに完全に気持ちがだらけて緊張感が失われ、そのまま大学受験を放棄してニート化して社会からこぼれ落ちる人もいる。
浪人を成功させるための必須の4大心得
1.毎日しっかり勉強をする
当たり前すぎることですが、この当たり前を守れない浪人生がかなり多いのが実状です。
スマートフォンによるネット閲覧やソーシャルゲーム、漫画、アニメ、恋愛など、これらにハマって勉強をおろそかにしていると、浪人生活の結果は不本意なもので幕を閉じやすくなります。
2.勉強は「基礎固め」と「現役時にやり残した部分」
浪人生活を始めたら、まずは「基礎固め」と「現役時にやり残した部分」に手を付けましょう。
基礎が固まっていないとテストで得点しにくくなりますし、基礎があやふやだと次の応用問題も解けなくなります。
現役時にやり残した部分に手を付けてしっかり得点できるようにすることは、確実に学力の総合力が上がるようになります。
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浪人をして伸びるタイプは、現役時にやり残した部分がたくさんあって、伸びしろが残されているというパターンが多いようです。
「基礎固め」と「現役時にやり残した部分」がひとまず仕上がったら、応用問題や志望大学の二次試験の傾向対策へと移りましょう。
3.恋愛は禁止
予備校は高校とは違った環境であり異性と知り合いになりやすいこと、4月5月はまだ受験本番まで時間の猶予があることから、恋愛を始めてしまう浪人生がそれなりにいるようです。
浪人生が恋愛をして、そのことがマイナスに働いたという結果はよく耳にしても、プラスになったという話はほぼ聞きません。
恋愛に意識と時間を割いている分だけ勉強に費やせる労力・時間は減っていき、そのせいで悲惨な結果を招きやすくなります。
4.第二志望・滑り止めはきちんと受験しておくこと
現役時に、一番の志望大学以外は目に入らなかったり、滑り止めを用意しておくことに意識が回らなかったりして、大学に全落ちして浪人を余儀なくされた、というパターンはけっこう多いようです。
その失敗を繰り返さないように、今度はきちんと第二志望・滑り止めを受験しておくことが大切です。
また、志望大学のレベルを、自身の学力偏差値に合わせた現実的なものに調整していくことも必要です。
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「この1年間の浪人で、大学受験に必ずかたをつける」
という考えと、それを実現させるための行動が求められます。
「高偏差値で有名な○○大に合格するまで何年でも浪人を続ける!」という選択肢もありますが、それは往々にして悲惨な結末になるようなので当ブログとしてはおすすめできません。
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