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ニートがやたらとラノベ作家デビューを目指す現象と、その原因

 

ニートがライトノベル作家デビューを目指すことが非常に多い、という現象と、その原因について調査したので、分かったことを報告します。

 

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なんでニートはラノベ作家を目指すの?へのネット上の意見

 

テレビ番組で、
芸能人がくっちゃべる様子を見て
「こんなの、俺にだってできる」
って思うのといっしょ。
駄作のラノベを読んで、自分にも楽勝で書けると思い込んでしまう。

 

プログラミングとか作曲みたいに
専門技術とか専用ソフトが無くても、
PCでテキストファイルを編集すればそれでラノベが書けるからな。
やり始めるハードルが低いので、ニートもそれに目を付けやすい。

 

ニートって、
・努力の仕方が分からなくて、努力ができない
・現実と向き合えない
という重大な欠点を抱えている。
その欠点ゆえに、堅実な努力行為が不可能で、
執拗に一発逆転を狙って、現実的にはとうてい受賞できないラノベ作家を目指してしまう、
というわけ。

 

ニートは現実から目を背けがちだから
ラノベ作家を目指してしまうのでは?
ラノベの新人賞の競争倍率は、のきなみ100倍程度。
東京大学の入試倍率が各科類を平均すると3.1倍程度。
医学部医学科は、国公立が5倍程度、私立が10~20倍程度。
これらに合格するより、ラノベで新人賞を受賞するのはけた違いに難しいのにね。

 

近年の商業ラノベ作品やなろう作品が
昔のラノベよりもあまりにレベルが下がったので、
それを読んで「自分にもこれくらい書ける」と思ってしまう人が続出。
読者をアホにして、しかも勘違いさせてラノベ作家を目指す人を量産させる。
現代のラノベは存在自体が害悪だわ。

 

意外と知られていない小説執筆の辛さが、
原稿用紙250~300枚分を書ききる、
という行為の尋常ではない辛さ。
資質があってできる人(ごく一部)には当たり前にできるけれど、
出来ない人(それ以外の全て)にはとうていできない。
10枚も書ければ「よく頑張ったね」ってレベル。

 

・まがりなりにも作家だから「先生」と編集者に呼ばれる
・趣味の延長でできる魅力的な仕事
・自分の書いた小説が世の中に流通するなど、世間への影響力が大きい
・印税であこがれの不労所得生活を実現できる
・在宅で他人と顔合わせしないでできるデスクワーク
・こんなバカっぽい作品、自分にだって書ける
以上のような理由で、ラノベ作家はニート達にとって魅力的に映ります。

 

ニートが憧れるものの定番リスト
・ラノベ作家になること
・医学部再受験で成功する
・司法試験に合格して弁護士になる
・有力な資格を勉強して取得して一発逆転
・敏腕イラストレーターになる
・株式投資、FX、仮想通貨で大儲け
・宝くじに当たって億万長者になる
・親や親戚縁者からばく大な遺産を相続
・親から相続したマンションや土地によって、悠々自適な不労所得生活
・世界中が無政府状態になって、自分は荒くれ者達相手に無双してヒーローに
・ある日、一瞬で世界が滅亡して消滅する

 




ニートがライトノベル作家を目指してしまう3つの代表的理由

 

1.ライトノベルは他の創作分野よりも参入のハードルが低いから

日本語が書けて、PCのWordやテキストファイルで文章を書けるだけの能力があれば、それでライトノベルを執筆することができます。

写真家になるための一眼レフのカメラや、漫画家になるための各種画材など、それらに較べてライトノベルの執筆に必要なアイテムは圧倒的に少ないので、非常に手を出しやすい創作分野と言えます。

 

 

 

2.「一発逆転の可能性」がラノベ作家にはあるから




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ニートの方々が好きな「一発逆転」という要素が、ライトノベル作家の商業活動には可能性としてあります。

大ヒット作を生み出すことができれば多額の印税を得てお金持ちになり、勝ち組の道を歩むことができるようになります。

それだけでなく、作家デビューできれば一躍脚光を浴びる存在になれるので、これまでのパッとしない人生から一気に脱出できます。

「ラノベ作家の活動には一発逆転の可能性があるという事実」が、多くのニート達を魅了してしまいます。

 

 

 

3.ラノベ執筆は「一見すると簡単そう」と思ってしまうから




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  • ニートの方は漫画・アニメ・ゲーム・ラノベにハマっている傾向があり、性格面でラノベ分野と親和性が高い
  • 現代のライトノベル作品は売れる要素・売れるためのテンプレートが定まっているので、それさえ押さえれば自分でもヒット作を書けると思い込んでしまう
  • 文章が一人称視点の話し言葉のものであるラノベが多く、簡単に書けそうと思い込んでしまう
  • 暇だから妄想する時間はたっぷりとあり、ラノベを書くためのネタはいくらでも思いつけると思い込んでしまう

以上のような理由から新人賞に応募するためのライトノベルを執筆し始めますが、思ったよりもはるかに難しかったり、原稿用紙を200枚以上埋めることは至難だったりして、挫折することがほとんどです。

 

 




ニートがラノベ作家を目指しても多くの場合で悲惨な結果になる

 

多くの場合で悲惨な結果になる理由

  • 新人賞の受賞倍率が高すぎて(50倍~100倍程度)、必死に応募してもまず受賞できず、ラノベ作家デビューもできないから
  • たとえ、艱難辛苦の末にラノベ作家デビューできたとしても、1冊や2冊を出版したきり売上不振で出版社側との契約解消ということになる作家が非常に多いので、安定的に稼げる仕事ではないから
  • ラノベ作家を目指している○年間という期間がそのまま経歴上の空白期間になってしまうので、作家デビューできないと○年間の空白期間というマイナスだけが残り、ニート状態からの社会復帰が非常に困難になってしまうから

 

 

ニートの方々がラノベ作家デビューを目指してしまう原因は、「これくらい、自分でも書ける」という思い込みや慢心によるところが多く、ラノベの新人賞の受賞倍率を知らなかった・甘く見ていたという部分もあります。

 

 




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「小さい頃からライトノベル作家になりたかったから」という前向きな理由で作家デビューを目指すならともかく、それ以外の原因でラノベ作家を目指すのは危険です。

 

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