人間の欲望をあおってしまうようなお金の怖い側面と、「世の中、金か?金以外なのか?」という疑問へのヒントを調査したので分かったことを報告します。
人間に悪い影響を与える、お金の4つの恐さ
1「お金は人間の人格をゆがめる性質がある」
お金は、もはや「魔力」と表現してもいいほどの特別な力をもっていて、その魔性の魅力のせいで容易に人を守銭奴へと変えたり、お金欲しさで奴隷のような振る舞いまでしてしまう。
2「お金は人間関係を簡単にぶち壊す」
お金の貸し借りのいざこざで壊れた友情や、遺産相続の場で親族の関係が険悪になるケースは昔から後を絶たない。
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そんなつもりは無かったとしても、お金が介在することで関係崩壊の遠因になることは珍しくないので、人間関係にお金の問題は極力持ち込まないのが吉。
3「お金は『物事の状態を適正でない状態へとゆがめる』力がある」
期待の大型映画の主役やヒロインに、俳優でも女優でもない「今話題のアイドルグループのメンバー」が抜擢されて、あまりの大根役者ぶりに、その映画そのものに失望したということは無いだろうか?
なぜそのような惨事が起こるかというと、今人気のアイドルが映画に出る!という話題性につられて大幅に観客が増え、結果的に興行収入が伸びるからである。映画制作陣にとっては、作品としての映画が駄作になろうが、もっとお金が稼げればそれでいいのだ。
ろくでもない高額商品を売りさばくために、広告費にお金をかけて素晴らしい商品であるかのように見せかける手口などなど、お金をめぐる欲望が介在するせいで、状態や情報がゆがむ例はこの世のいたるところに見受けられる。
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4「お金は、以上のような汚い性質から人にお金を嫌悪させて、結果的にその人の人生をぶち壊す」
お金の汚さにうんざりし、「清貧」という言葉と人生スタイルに憧れて、結果的に貧困にあえぐ一生を送る人も、いつの時代も一定数いる。現代では特に、稼ぐ能力の無いニート達が「お金を稼ぐこと・儲けることは悪!」と決めつけて不労を正当化し、自ら破滅の道を突き進む現象がネット上で簡単に確認できる。
日本を含めた先進国のほとんどは「お金を最も価値があるものとする資本主義」によって回っており、その資本主義に逆らうという事は、資本主義社会における失敗者へ転落することを意味する。
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世の中、金か?金以外なのか?
世の中はお金!派の意見
先に「世の中は金」って常識があるからこそなんだよ。
金をもっていない人には分からない感覚。
世の中お金じゃない!派の意見
「金が全て」という考えの奴は特に悲惨な目に遭っていた。
金も人間関係もどちらも大事。片方にかたむくと破滅するので注意。
平均年収の2倍くらいなると、幸福度が頭打ちになってしまって、金以外の何かが必要になってくる。
彼らにとって大事なのは「生きがい」だからだろう。
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年収とかは重視しない方がいい。
しかし、金を十分量に持っている人はもう金を欲しがらない。
名誉とか健康とかより良い人間関係なんかを欲するようになり、人生での金の重要度は下がる。
「したくないことをしないで済むようになる」「嫌いな人と付き合わないで済むようになる」
の2点だけ。
株で当てて働かなくて良いようになったけど、金の効果はまさにこの2点だけだった。
等身大の自分を認めて愛せる人こそが幸福。
「お金持ち」と「貧乏人」の性格の違い
- 人間は、お金持ちになるにつれて社会のルールを破るようになったり、他人の立場で物を考えなくなることが判明した
- 「貧困層の方がルールを破りがち」とみんなは考えていたが、これは間違いで、アンケート調査の結果、裕福な人達は「利己的・強欲であることは良いことである」と考えていることが判った
- ピフ博士が「お金が人の行動にどのような影響を与えるか」の研究を10年以上続けてきた結果、「お金が増えると、人は自分の利益・欲望を求めるようになり、慈悲・道徳心が減る。お金は心理的にも物質的にも人を孤立させてしまう」と結論づけている
社会心理学者のポール・ピフ氏による研究
ネット上へ寄せられる「お金持ち」と「貧乏人」の性格の理由は、
お金をたくさん持っているという事実が、心の余裕に直結している。
また、お金持ちでいることは嫉妬を生みやすいのを理解しているので、敵を作らないように穏和な態度を取っている。
「貧すれば鈍する」のことわざの通り、考え方がひがみっぽい、心の余裕が無くてキレやすい。
育った環境の悪さからコンプレックスを抱えていて、金持ちに対して対抗心を持っていることが多い。
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