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IT土方…IT業界の仕事の負担が最も集中する激務プログラマ

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複雑なプログラムを組み立てる最前線に立つ技術者達を「IT土方(アイティーどかた)」と呼ぶことがよくあり、これらの技術者達はホワイトカラー職なのに土木作業員のように体力勝負の仕事だという認識が世間に広まっています。

IT土方の事情について調査したので分かったことを報告します。

 

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IT土方があらゆる負担を押しつけられる、IT業界の構造

 

 

「下請け」や、企業への出向としてのプログラマ(これがIT土方)

発注元から仕事を請け負った大手IT企業「元請け」から、仕事を回されるのが「下請け」。

下請け・派遣されてきたプログラマは「IT土方」となって、次のような困難と格闘するハメになる。

  1. 元請けから無茶すぎる納期を指定されて、残業・徹夜がずっと続く
  2. プログラミングという分野は能力の個人差が大きすぎるので、自分が有能だと周りの仕事を押しつけられ、周りが無能だと自分が他人の仕事を引き受けなくてはならない
  3. 上から指示された仕様の通りに、プログラムコードに実装するだけの単純労働をひたすら繰り返す
  4. 徹夜続きという不規則な生活&激務という環境のせいで、自律神経失調症になったり、うつ病の発症率が異常に高い
  5. いざ納品という段階になって、突然の仕様変更となり、また作り直し。納期は決まっているのに度重なる仕様変更、という状況が「デスマーチ」を容易に発生させる。

 

 

元請け

大手IT企業であり、クライアントから最初に仕事を受ける会社を「元請け」と呼ぶ。




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あるシステム・ソフトウェアが欲しい「クライアント」に対して、コンサルタント(相談役)のように振る舞い、クライアントとの折衝役・プロジェクトの管理などを行う。

そして、必要な作業内容・仕様書などをまとめて、下請けへと発注する。

元請けは、自らはプログラミング作業をすることはほとんどない。

 

 

元請けが1次下請け企業へ仕事を投げ、1次下請け企業は2次下請け企業へ仕事を投げ、2次下請け企業は3次下請け企業へ…といった具合に、各企業がマージン(手数料)を抜き取りながら下へ下へと仕事を投げていく現象を「多重下請け構造」と呼び、末端の下請け企業ほど受け取る金額が少なくなり、きつい作業を強いられる奴隷状態となっている。

 




IT土方の名前の由来と、IT土方の特徴

 

IT土方とは、営業・システムエンジニアが持ってきた仕様の通りに、実際にプログラミング作業をする人のこと。




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土方とは土木作業員のことで、過酷な作業環境のもとで単純作業を繰り返すプログラマーの状態が土木作業員の状態と酷似しているため、皮肉を込めてIT土方と呼ばれるようになった。

IT業界そのものに言えることだが、プログラミングの世界も技術革新のスピードが異様に早く、以前に苦労して覚えた技術がほどなくして時代遅れ化して使用不可能になるということが当たり前に起こり、常に勉強が要求される。

しかも、「ちゃんとプログラムコードを書いたのに、なぜか動かない」「書いたプログラムにエラーが発生して問題箇所を探すのに血まなこになる」など、イライラすることが頻発する過酷な仕事である。




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イライラによる過度のストレス、徹夜が連続するような不規則な勤務状況から、「うつ病」を発症するプログラマが非常に多い。

 

「突然の仕様変更」が頻発するのがIT土方を追い詰める

 

 

 

 

 

 




IT土方の報われ無さが周知の事実となり、深刻な人手不足に

 

IT業界の深刻な人手不足状態に対する、業界人達のコメント

これまでずっと人間の使い捨てを続けてきた道の末路。

 

IT系の労働環境は、上から下までおかしい。
元請けでさえ徹夜休日出勤は当たり前、その下請けはさらにどんどん労働条件が酷くなっていく。

 

「未経験OK!」って求人のフレーズは、「実務経験は未経験でOK!」という意味。
プログラミングはできる、という募集の前提は隠されている。
それを知らずにプログラミングの素人が入ってしまうと、
参考書が数冊あるだけの部屋の中で自主学習→まだ何もできないのに現場に放り込まれて即潰されて「お前はいらね」って企業の外へと放り出される。

 

IT業界も、介護業界とかでも同じだけど、
「人手不足!なので、助けて下さい!」って募集しておいて、人が入ってきたらとんでもない高水準を要求する。
もはや、これらの業界は見向きもされなくなった。

 

たぶん、この業界は一度死んだ方が良い。
一度完全崩壊させて、健全な再建が必要。

 

新人を育てることを放棄して、人間の使い捨てという選択肢を選んだ先にある、至極当然の結末。


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