PR
スポンサーリンク

公務員…安定性と厚待遇が魅力的な、国家の運営に関わる仕事

 

「公務員」という職種の仕事内容や待遇について調査したので分かったことを報告します。

 

スポンサーリンク

公務員の待遇はかなり良かった

 

公務員の待遇の代表的なメリット

  1. 公務員の給与は国からの税金でまかなわれているため、「収入が安定的」。この安定的収入が公務員最大の魅力と考える人が多い。
  2. 法律で公務員がストライキを起こすことは禁止されているので、その代わりに雇用面で優遇される必要がある。そのことから、「給与額は一般企業並かそれ以上」。
  3. 公務員の種類によっては「危険手当てや深夜手当て」などの、基本給以外の各種手当てが充実している
  4. よほどの問題行動を起こさない限り、「公務員は解雇やリストラをされない」
  5. 公務員に暴力をふるったりすると公務執行妨害となって犯罪になるので、「公務員は民間企業の社員よりも手厚く保護されている」

 

収入と雇用状態が共に安定していて給与額もそれなりの公務員にあこがれを抱き、何かと不安定な今のご時世で、公務員人気が過熱しています。

 

 

予備知識:そもそも、公務員とはどういう仕事なのか

 

公務員とは、国・地方自治体・国際機関の事務を行い、国民・市民が平穏無事に暮らせるように手配する仕事。

 

国家公務員(日本の行政機関に所属する公務員のこと。なるのが非常に難しい)

  • 特別職(国会議員・内閣総理大臣・裁判官・国務大臣など)
  • 一般職(技術職員や事務職員など。国家公務員の中で、特別職以外の全ての公務員を一般職とする)

 

 

地方公務員(地方自治体に所属する公務員のこと)

  • 特別職(知事・市長・地方議会議員など)
  • 一般職(技術職員や事務職員のほか、公立学校の教員・消防吏員・警察官の大半)




リクナビNEXT」は、企業側からの採用オファーが次々と届き、厳選された優良企業の求人のみを掲載する、本ブログ推奨の転職サイトです。

\利用料無料/
リクナビNEXT公式サイト




残業も、無給のサービス残業も多い公務員




スポンサーリンク



 

市役所の窓口は17時で閉まるので「公務員は定時で帰れる、楽で良い仕事だ」と勘違いする方が多いのですが、それは勘違いです。

市役所で窓口対応しているのは新規採用された1年目の公務員か、非正規職員・パートです。非正規職員・パートは窓口が閉まって帰ることができても、正規の公務員は市役所の内側で仕事を続けています。

市役所窓口で受け付けている「住民票」や「戸籍」の管理は、公務員の仕事のほんの一部でしかありません。

 

  • 市民向けのイベントの発案・計画・実行・イベントの結果の評価と次の計画への反映
  • 公共工事の手配
  • 公園・図書館・学校のような公共施設の管理と運営

 

たしかに、見た目上は市役所の窓口は17時で閉まっていますが、市役所の中では、公務員達が残業をしながら遅くまで仕事を続けているのが実情です。

 

 

公務員とサービス残業の関係

 




スポンサーリンク



公務員の仕事には「サービス残業」がつきものです。「国に仕える公務員なんだから、民間のブラック企業みたいにサービス残業はしなくていい!」という考えは間違いです。

公務員の給与は、あらかじめ上限が決められた「国家予算」から支払われるので、その仕組み上、公務員達に支払われた給与金額が国家予算の上限に達すれば、残った業務は「サービス残業」でやらざるを得なくなります。

そして、近年の国会では、公務員に支払う国家予算をとにかく圧縮しようと必死ですから、公務員のサービス残業が無くなったり、改善される見込みはほぼありません。




スポンサーリンク



霞が関の中央省庁では国家公務員の平均残業時間が「37時間」と公表されていますが、民間職も含めたあらゆる職種の中でも、激務度でトップ層に位置する官僚(※官僚とは、国会議員の補佐や、政策の決定に関わる上級の公務員)の仕事が、たった37時間の残業で済むわけがありません。

国会が開催されている期間では、真夜中の2時に国会議員から官僚に電話がかかってくるほどです。

 

 

官僚がタクシーチケットを使っていることが「ぜいたくだ!」と世間からバッシングを受けますが、官僚がタクシーチケットを使わざるを得ない理由は、その日の仕事が終わって帰る時刻にはとうに終電が無くなっているから、という背景事情があるからです。

 

公務員ブランドと好待遇イメージに釣られて公務員浪人が増大中

 

 

公務員試験では、地方上級・国家一般職共に、「教養試験」と「専門試験」の2つを合わせて30科目程度の試験があります。高校入試・大学入試といった、多くの人がくぐり抜けてきたあらゆる試験よりも、公務員試験は膨大な勉強量が必要になってきます。

さらに、近年では面接での人物評価に力が入っており、パッとしない人物は面接で弾くようになってしまっているため、何とか筆記試験は通っても面接で落とされ続ける…という悲惨な報告が多発中。ネット上では「筆記は足切り、面接からが本番!」というのが定説となっているようです。

実際は、筆記試験に通るだけでも並大抵の努力では達成できません。社会情勢に対する不安から公務員人気が高まり、試験倍率がかなり高まってしまっているのも、公務員試験の難易度を吊り上げてしまっています。

 

 

  • 大学卒業後、公務員専願でずっと公務員試験浪人を続けて、30歳を迎えて民間企業就職すら絶望的になった人
  • 公務員試験にこだわり続けて30歳をすぎてしまったのに、こりずに今度は司法試験や医学部再受験へ切り替えようとしている人
  • 世間からすればただの無職なのに、公務員試験浪人状態=準公務員だと周囲に自慢している人
  • 公務員ブランドの魅力に取り憑かれて、公務員を目指す以外の行動が不可能になって無職状態を続けている人

 

 

このような、公務員試験に人生を破壊された人達の悲惨な体験談が数多く読めます。公務員試験浪人関係の文章は、独特の哀愁を放つ名文が多いことで、「中毒性がある」「クセになる」とネット上では人気があります。

 

 

公務員就職はなまじ現実的な就職の道だけに、ミュージシャンや芸能人のような非現実的な夢は回避できても、公務員人気のあおりを受けて公務員に憧れ、結局は地獄を見る人が数多くいます。安易な多浪や、自身の実力を顧みない無謀な公務員試験挑戦は、絶対におすすめできません。

 




公務員に向いている人・向いていない人

 

向いている人の特徴

  • 収入状況&雇用状態の「安定」を重視する
  • 前例をそつなく踏襲するだけの仕事内容に不満を抱かない
  • 競争倍率の高い公務員試験を突破できるほど、勉強ができたり面接が得意
  • 国家や市民に貢献したいという願いを抱いている

 




スポンサーリンク



 

向いていない人の特徴

  • 特定の、行きたい業界・やりたい仕事がある
  • 前例をそつなく踏襲するだけの「お役所仕事」を退屈だと思ったり、反発心を覚える
  • 自分の才覚と裁量で大金を稼げる仕事をしたい
  • 公務員試験の高い競争倍率を突破できるほどの学力やコミュニケーション能力が無い

 

PR:本ブログ推奨の、有効な転職サイト

リクナビNEXT

・企業側からの採用オファーが次々と届く
・求人全体の約85%が、リクナビNEXT限定で掲載されている非公開求人
・強み・適性を正確に診断できる「グッドポイント診断」が好評
・リクナビNEXTの利用料は無料

type転職エージェント

・応募書類・面接について、転職のプロがアドバイスしてくれる
・他の転職には無い、非公開求人が多数掲載
・企業との「年収交渉」「入社条件」「入社日」の交渉は、プロが代行してくれる
・type転職の利用料は無料

 

 



この記事の関連記事一覧

コメント

タイトルとURLをコピーしました