嫁と、夫の母親である姑(しゅうとめ)が深刻な対立状態になってしまうという「嫁姑問題」の内容と解決方法について調査したので、分かったことを報告します。
嫁姑問題の根幹は「姑が夫婦家族に干渉してくる」こと
姑がなにかと夫婦生活に干渉してくる
- 毎日のように電話をかけてきて、夫婦生活についてさぐりを入れてくる
- 夫婦宅へひんぱんにやってくる
- 夫婦宅の掃除を勝手にやったり、嫁の掃除の仕方や料理の仕方に文句を付けまくる
- 「我が家ではこういうやり方だから」と姑の家の風習を押しつけてくる
このような姑の干渉行為に、うんざりしてしまうお嫁さんは非常に多いようです。
「息子を奪ってしまう」と嫁を敵視して攻撃してくる
子離れができていない姑にありがちな行動で、「嫁は、息子を奪ってしまう敵」だと思い込んで、お嫁さんをあれこれいびってきます。
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何かにつけて、お嫁さんと張り合おうとしてくるのも、お嫁さんのイライラの原因となります。
孫の教育にあれこれ口出ししてくる
- 孫を勝手にどこかへ遊びに連れに行く
- 学校や塾のような教育関係にあれこれ口出しをしてくる
- 夫婦の教育方針とはまったく異なることをあれこれ孫に吹き込む
このような、孫を私物化する行為に、怒りが爆発するお嫁さんは非常に多いようです。
息子や孫を味方につけて嫁を孤立させようとする
「血の繋がった息子なんだから、当然こっちの味方」「孫も、あれこれ買い与えたり世話をして、こっちの味方にする」といった考え方・やり方で、息子と孫を味方にしようとして、お嫁さんを孤立させようと画策します。
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嫁と姑が同居開始した時点で、すでに9割方詰んでいる
女性の特徴として、女性が2人以上集まるとすぐにいがみあいが発生する、というものがあります。
これは「子どもじゃない大人なんだから我慢できるよ!」というような綺麗事ではくつがえせない、女性の生まれついての性格的特徴と見るべきでしょう。女性は友達同士でさえも陰で悪口を言い合います。
大人になれば、親からの口出しはうざったく感じられるもの。実の親でさえそうなのに、血縁関係にない嫁からすれば、夫の母親からの口出しや干渉は我慢がならないほどストレスになるものでしょう。女性の生まれ持っての特徴が、ストレスを加速的に増大させます。
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もともと結婚には、結婚相手に対する忍耐と我慢が必要なのに、そこへさらに姑からの大きな精神的負荷がかかってくるわけです。お嫁さんがキレてしまうのも納得。
嫁姑問題を回避するには、別居という形で姑と距離を取るのが最善と相場が決まっています。同居した時点で、そう遠くないうちに結婚生活の破綻はほぼ確定…つまり、同居が始まった時点ですでに9割方詰んでいる、と考えるべきです。
親離れできていない夫の優柔不断さが、問題を悪化させる
- 姑側に非がある行為なのに「悪気があってやったわけじゃないんだから」と姑の肩ばかりもつ
- 嫁側に謝らせる・我慢させることで、嫁姑問題を解決させようとする
- 夫がマザコン気味で、母親の機嫌や都合ばかりを優先しようとする
- 「大げさだよ」「どこの家庭でも普通のことだよ」と嫁姑問題を過小評価したり、問題とまともに向き合おうとしない
- 「仕事で疲れているんだから、そんな面倒な問題は持ち込まないで欲しい」「女同士の問題は女同士で解決するべき」といった具合に嫁姑問題に関わろうとしない
- 「親よりも、現在の家庭である嫁を大事にする・優先する」という考え方をまったくもっていない
- 嫁姑問題で、お嫁さんがいかに苦しんでいるか・嫌な思いをしているかということを理解しようとすらしない
嫁姑問題において、夫側の優柔不断な態度・事なかれ主義が、姑側をよりいっそう増長させ、お嫁さん側のイライラ感・精神疲労を悪化させます。
嫁姑問題を根本的に解決するには、お嫁さんを守るための夫の毅然とした言葉と行動が必要になってきます。
嫁姑問題の解決には「十分な対話と、ルール作り」が必要
- 夫がお嫁さんと十分に話し合い、お嫁さんが感じている苦しさや、姑のNG行為について聞き出す
- 夫が、姑である母親と十分に話し合う。なぜお嫁さんが嫌がる行為を繰り返してしまうのか、その理由や母親の本心を聞き出す
- 上記の「十分な対話」で知ったお嫁さんと姑の事情を加味した「ルール作り」を実行する
- 「電話は1ヶ月に2回まで」「相手の家を訪問するのは半年に1回まで」「夫婦宅の家のルールには決して口出しをしない」といったルールを作って、それを姑に守らせる
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夫が「我関せず」「仲良くしようよ、家族なんだからさ」といったあいまいな態度でいると、お嫁さんは辛いままで、そのうち高確率で離婚を決意してしまいます。
嫁姑問題で大事なことは、明確なルールを作成して、それを姑とお嫁さんにきっちり守らせること。
上手く行く見込みが少ない相互理解を目指すよりも、ルールに基づいた棲み分けが必要です。
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