激務薄給という劣悪な労働環境で知られるブラック企業は、洗脳のような手口で社員の思想をコントロールし、ブラック環境でもずーっと働かせます。
「ブラック企業の洗脳の手口」を調査したので、分かったことを報告します。
ブラック企業による、社員への4つの洗脳の手口
1.社長や上司を神様であるかのように崇拝させる
その企業の社長や創業者、上司を、絶対の存在であるように教え込むのは、ブラック企業にありがちな洗脳行為です。
2.残業代を支払わなかったり、有給を取得させないことは当然、という風潮
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残業代の未払いや、有給の取得申請を却下することは、違法行為です。
それなのに、「うちの会社ではコレが当たり前」と無茶な主張を押し通して社員を従わせるのは、立派な洗脳行為です。
3.「同調圧力」の悪用
社員みんなが夜遅くまでサービス残業をしているので、自分もみんなと同じようにやらざるを得ない。このように、同調圧力を悪用して過労を強いることも、ブラック企業によく見られる洗脳行為です。
4.激務に次ぐ激務で思考力を奪い去る
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社員を思考停止状態に追い込むために、わざわざ激務に次ぐ激務状態にさせるブラック企業も珍しくありません。
このような連続激務状態になると、まず睡眠時間が削られ、体力も回復しないので、自分の頭で考える余力を失い、思考停止状態になって会社に盲従してしまうようになります。

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ブラック企業が新人研修で新入社員を洗脳する手口
- 「新人研修にて、外界から隔離された場所へと連れて行く」(山奥にある研修施設など。他者との連絡手段や、別の価値観と触れる機会が失われると、洗脳にかかりやすくなる)↓
- 「新入社員に過酷な運動や精神的にキツい作業をさせることで、心身を徹底的に疲弊させる」(思考する余力を奪うことで、洗脳を施しやすい状態を作る)↓
- 「ひたすら人格否定を行って既存の価値観を破壊したり、企業の理念を繰り返し教え込むことで、洗脳作業を実行する」↓
- 「何らかの成功体験を新入社員へ与え、そのことを過度に褒め称えることで、新入社員は強く感動・感激して、これまでの苦行や企業理念もすっかり受け入れてしまう」
会社側が欲しいのは「自分の頭で考えない従順な兵隊」
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ブラック企業による研修での洗脳・日常の業務での洗脳は、ブラック企業のブラック環境でも疑問を抱かずに働いてくれる、従順な社員が欲しいからです。
洗脳にかかる種類の社員を研修段階で選別し、かからない種類の社員は脱落させます。あるいはついていけずに、日々の仕事の中で自然と離職していきます。
「なんか変だ…」という違和感を覚える内容の研修や行事(駅前や交差点で大声で自己紹介させられるなど)があるようなら、「これもこの会社独自の社風なんだな」「新人なんだから修行だと思わなきゃ」と従順に納得せずに、洗脳効果を狙った会社側の作戦の可能性を疑った方が良いでしょう。
- 「家族」「友人」といった、自分が勤めているブラック企業の外にいる人間に相談して客観的判断をあおぐ
- ブラック企業側が主張する「うちの会社の社員はみんなこれくらいやっている」「うちの業界ではこれくらい普通」といった趣旨の言葉は信用しないようにする
- 「労働基準法」について軽く勉強し、現在の労働環境が法定基準を逸脱していることに気づく
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