会社での仕事にいろいろな理由で耐えられなくなったり、転職のために、仕事を辞めて無職となった時は人生最高レベルの開放感と、その後に得も言えない不気味な不安感にさいなまれるようです。
「会社で働いていて、辞めて無職になった人って何をしてるの?」という謎を解決する、無職の人の生活の特徴を調査しました。
無職でいる時にありがちなこと
無職になると、あれこれ考え出して、無心で働いていた時よりも不安になる。
パソコンの前でだらだらし、買い物などの外出は夜に行う。
だいたい2週間でそういう気持ちは消え去り、不安の足音が聞こえ始める。
そしてやる気がなくなって再就職する気が起こらなくなる。
生活って、思った以上にお金がかかる。
気づけば3年が経っていて人生が詰んでいた。
まさに「貧すれば鈍する」のことわざ通り。
毎日やっているとあっという間に飽きて嫌になる。
無職だと生活が無軌道だから、精神も無軌道で不安定になってくる。
何もしない毎日ということは確実に精神を病むということ。
心理的にも経歴的にも再就職が難しい。
朝起きるとやる気が消え去っている。
フリーターでもなんでも、働いていた方が絶対良い。
悪いことは言わないから、辞めたら早め早めに次の仕事を見つけておけ。
空白期間が長すぎると、履歴書に職歴を書いても消費期限切れで効力が消えてしまっている。

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会社員から無職になると起こる3つの現象
1.辞めた日はすさまじい開放感と快感
職場での人間関係のこじれや猛烈なストレスで辞めざるを得なくなった人は、特にすさまじい開放感と快感を得る。
なにしろ、明日から嫌で嫌で仕方がなかった職場へ行かなくて良いのだから。心を押さえつけていた重石(おもし)が一気に消えて、舞い上がってしまうような感覚。
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この開放感は1週間から、長くて1ヶ月ほどしかもたない。その後はじわじわと不安が鎌首をもたげてくる。
2.中にはもう社会復帰できない人もいる
「もっと良い会社に転職するから」「半年だけ、心の休養期間にしよう」と会社を辞めたまでは良かったものの、辛い会社員時代とは比較にならない低負担の無職生活にどっぷりハマってしまって抜け出せなくなることも多い。
そして「もう会社なんか嫌だ!!」と就職活動を放棄して、ずっと無職でい続ける。そこでフリーターの道を選ぶ人もいるが、正社員との待遇差や高齢になるとそもそもバイトに採用されなくなって、やがて死にたくなるという末路が王道。
3.常に不安に憑きまとわれる
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減り続ける貯金残高、両親や働いている友人達への負い目、毎日着実に拡張されていく空白期間、社会からの断絶感、人生の停滞感などなど、これらの不安が複合して毎日襲いかかってくる。あれほどやりたかった趣味や娯楽を朝から晩までやっていても、常に不安で心に影が差している状態なので、素直に楽しめない。
無職になってから感じる、代表的な2つの困窮パターン
収入が無くなって家賃支払いや数々の支払いにおびえる
- 賃貸の家賃が支払えなくなってしまう
- 就職活動にかかる、もろもろの費用を捻出するのが難しくなる
- 収入が途絶えているので、色々な出費のせいですぐに貯金が尽き、生活が立ちゆかなくなる
「収入が無い」という状況は、経済的にも心理的にも相当のダメージを受けるようです。
仮に、転職目的で今の職場を辞めるのなら、辞める前に次の就職先を決めておいた方が絶対に良い、というのが仕事を辞めて困っている人達の共通見解です。
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次の就職先がなかなか決まらない
- 20代後半のようにそれなりに年齢が高いと、なかなか再就職先が見つからない
- 「今いる会社がブラック企業だから」という理由で辞めると、次の会社をえり好みするようになるため、なかなか就職先が決まらない
- 都会から田舎へ帰って再就職しようとしても、田舎なので求人が少なかったり劣悪な労働条件の求人しかなくて、就職ができない
「日本では転職すればするほど、次の会社のグレードが下がってゆく」と一般に言われています。日本では、アメリカのような「転職者に寛容な就職文化」が無いのです。
転職先が決まらずに、経歴上の空白期間が開いていくと、ますます再就職が困難になります。仕事の合間に就職活動をするのは大変ですが、やはり在職中に、他の会社に内定をもらっておいた方が、就職活動が成功しやすくなります。
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