世の中にはずっとフリーターでい続ける人もたくさんいますが、正社員や派遣社員よりも年収や待遇面で劣るフリーターに、どうしてずっと留まり続けるのか?
フリーターがフリーターを続けている理由を調査したので、分かったことを報告します。
フリーターがフリーターを続ける理由を明かすネットの声
「将来のことは何も考えていない、その日暮らしのフリーター」
が意外と多い。
何か他に目的があるからフリーターをしているのではなく、何も考えていないだけ。
フリーターになって、以後ずっとそのまま、ってパターンが多い。
そのせいで、フリーターで居続ける女性が多い。
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「収入が良いから幸福」
そう思わない人も世の中にはいる。
たくさん働かず、のんびり生きることができれば、それで幸せ、という考えのフリーターが多い。
貧しいなりに生きていけるから、将来に対する危機感が生じにくい。
気がついた時には、どうにもならない年齢に達しているというパターンが多発している。
日本のブラック企業の労働環境が酷すぎて、とても正社員で働くのは無理だから、
消極的選択でフリーターになっている人もいる。
「ミュージシャン志望」「俳優志望」「漫画家志望」
みたいな人が多い。
たいていが悲惨な将来を迎える。
仕事がなさ過ぎてバイトを続けざるを得ない人もいる。
って気楽なフリーター生活に染まりきってしまうと、
体質的にもう正社員へ戻れない。
いろいろと諦めてしまっていて、惰性でフリーターを続けている。
みたいな思考でずっとフリーターを続けている。
隠居生活をするのも暇だから、社会との関わりを保つためにゆるいフリーター生活を続けている、
という人もごくまれにいる。
やはり、将来について何も考えていないという人が多い。
フリーターになる人のパターンと、フリーターの限界時期
フリーターになる人の3大バターン
1.「フリーターで食いつないでいく人」のパターン
- 勤めていた会社が倒産してしまった
- 正社員になるための就職活動中
- 資格取得のための勉強中
- 自身が病気になってしまったり、家族が病気になったせいでフリーターをせざるを得ない
などの理由で、一時的にフリーターの身でいる人のパターンです。
2.「夢を追うためにフリーターでいる人」のパターン
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- バンドを続けて、いつかメジャーデビューしたい
- プロの漫画家になりたい
- 芸能人になりたい
などの理由で、夢を追うことに専念するためにフリーターの身でいるパターンです。
3.「モラトリアムを続けたいからフリーターでいる人」のパターン
- 高校や大学を卒業後に進路未定のままフリーターでいる
- 正社員就職はしたものの、会社組織は肌に合わずに、辞めた後にフリーターでいる
- 好きなときに自由に休めて自由に働けるフリーターの気楽さが好き
などの理由で、はっきりとした正社員就職願望をもたないせいでフリーターの身でいるパターンです。
2016年6月、株式会社「インテリジェンス」がフリーター1500人を対象にアンケート調査を行った結果、
- 「フリーターで食いつないでいく人」のパターンが全体の41.5%を占める
- 「夢を追うためにフリーターでいる人」のパターンが全体の9.9%を占める
- 「モラトリアムを続けたいからフリーターでいる人」のパターンが全体の46%(最多)を占める
ということが判明しました。
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フリーターをやっていける限界時期
正社員就職がスムーズにできる時期は「27歳」まで
フリーターがスムーズに正社員就職できる年齢は「27歳」までとよく言われます。
28歳からは職歴・スキルなどが求められ始めるため、フリーターを辞めて正社員になりたければ27歳までにきっちり就職活動をしておきましょう。
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かろうじて正社員就職ができる時期は「35歳」が限界
日本の就職市場では、「35歳」が大きな境界線だと言われています。
35歳以下ならば若くて就職も転職もしやすい、35歳以上だと高齢に分類されるので就職も転職も難しい、という暗黙のルールが存在しています。
夢追い目的のフリーターはともかくとして、モラトリアムや「なんとなく」という理由でフリーターを続けている人は、35歳までにどこかの企業へ正社員就職するべきです。

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数多くの人を強制的に一生フリーターにした日本の惨事
バブル崩壊
1990年代前半に日本でバブル経済が崩壊し、企業の株価・地価が一気に下落しました。
日本の景気も急激に冷え込み、企業は社員採用の数を大幅に少なくしたため、この時期に就職活動をしていた人達はフリーターにならざるを得ない人が続出しました。
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バブル崩壊による就職氷河期は1993年~2005年という長期におよび、なかでも2000年~2004年は「就職超氷河期」と呼ばれ、有名大卒の高学歴でも企業就職ができずにフリーターにならざるを得ないほどでした。
「リーマンショック」の悪影響
2008年9月、アメリカの大型投資銀行のリーマン・ブラザーズが経営破綻したことで、世界中が金融危機に陥った現象を「リーマンショック」と呼びます。
リーマン・ブラザーズの破綻を受けて、世界中の投資家達が投資を控え、その結果世界中で景気が冷え込み、日本の企業も採用人数を大幅に減らしたので、この時期に就職活動をしていた人達は正社員になれずにフリーターをやらざるを得ないケースが多かったようです。
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