近年、時給はアルバイト並みのままの低賃金なのに、拘束時間と責任の大きさだけは正社員並という「ブラックバイト」と呼ばれる悪質なバイトが増えてきていると聞きます。
ブラックバイトについて調査したので、分かったことを報告します。
ブラックバイトの特徴とバイト先でありがちなこと
ブラックバイトにありがちなこと
- 長時間の過酷な労働で、ろくに休憩させてもらえない
- 採用時に、雇用側とバイト側で合意した内容とは別の「シフト勤務」「仕事内容」を強要された
- 雇用側の都合で、勝手にシフトを削られる
- 募集時の労働条件と、実際の労働条件がまったく違う
- 準備時間・片付け時間に、バイトの賃金が支払われない
- 残業をしたのに、残業分に賃金が支払われない
- 学校でテスト期間中なのに、シフトを入れることを強要される
- 商品・サービスの自腹購入を強要される
- 店長や正社員からいじめ・パワハラ・セクハラを受ける
- 「働いた時間の記録がつけられていない」「給与明細書をもらえない」など、管理体制がずさん
- そのバイトを辞めることを受理してもらえない
予備知識:「ブラックバイト」とは
「ブラックバイト」とは、学生や若者が労働法規に無知なことにつけこんで、過剰にシフトを組ませて激務を強要したり、残業代を支払わないような、不当なアルバイトのことを指します。
ブラック企業のアルバイト版が、ブラックバイトということになります。
ブラックバイトが多い業界
ブラックバイトが多い業界
- 飲食(居酒屋・ファーストフード・ファミレス・喫茶店など)
- コンビニ
- スーパー
- 教育(特に個別指導塾)
- リゾートバイト
- アパレルのような「接客業」
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ブラックバイトと「ブラック業界」は密接な関係にあり、その業界自体がブラックなところは、バイトの労働条件も高確率でブラックです。
あらかじめ、ブラック業界の種類を知っておくことも重要です。
採用段階に見られるブラックバイトの片鱗
- 「面接が適当」で、誰でも良いのですぐにバイトの人員を確保したい
- みんな次々と辞めてしまうため、「常にバイトの募集をしている」
- 労働条件を明記した書類を手渡そうとしないなど「雇用条件をはっきりさせない」
求人情報誌でいつもバイトを募集している・面接をした時に相手の態度・言動に違和感を覚えるなど、ブラックバイトの片鱗を察知して、ブラックバイトを始めてしまわないようにしましょう。
ブラックバイトの対策
具体的なブラックバイトへの対策方法
- 事前にブラックバイトの種類を調査しておき、最初からブラックバイトはしないようにする
- ボイスレコーダーやスマホの録音アプリを使って、ブラックバイトの証拠を記録して、不当な労働状態への抗議用に使う
- 「退職届け」を「内容証明付」で送る
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ブラックバイトをさせられている事に抗議するためには、証拠を取ることが重要です。
シフト表・タイムカードは、コピー機を使ったコピーを取っておきましょう(スマホやデジカメで撮った写真のデジタルデータではダメです)。
また、スマホの「残業アプリ」を使うと、GPSのログを自動で保存し続けてくれるので、ブラックバイトの証拠となります。
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