昼間よりも賃金が25%ほど高い代わりに、身体と心へかなりの健康被害をもたらす「夜勤」という勤務形態にありがちなあれこれについて調査したので、分かったことを報告します。
夜勤を続けているとありがちな、身体の異変
ハゲる。
失った髪はもう取り戻せない。
日勤と夜勤が混合しているパターンの勤務形態は身体の調子がすぐに狂う。
夜に布団から出るのが辛いは夜が寒さのピークだはで、
とんでもなく大変。
不整脈みたいなものが頻発する。
色々な理由で熟睡できない。
明るかったり、昼間は街の活動が活発なせいで工事音とか救急車のサイレン音で簡単に目が覚めたり。
ろくに日光を浴びないせいでセロトニンが体内合成されない。
セロトニン不足のせいで精神が不安定になったりうつ病になりやすくなる。
髪の生長もとどこおるようになるから、このあたりが夜勤を続けるとハゲる原因となる。
そして、いったん壊れたバランスはそう簡単には回復しない。
自律神経失調症のせいで心身がボロボロになる。
恐い。
ニキビみたいな吹き出物が増えたり、肌が急激に老化したりする。
自分はこれから休みで、奴らはこれから会社で苦痛を味わう。
ただし、自分側の寿命は夜勤ダメージで減っている。
上級バージョン、それが夜勤。
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「夜勤」という働き方の仕組み
「夜勤」とは、夜22時から翌日の朝5時にかけての労働を指します。
労働基準法第37条3項により、上記の時間帯の労働をした者には普段よりも25%以上割り増しした賃金を支払うことが雇用側に義務づけられています。
二交代制
勤務先の労働時間帯が
- 朝から夕方まで(日勤)
- 夕方から翌日の朝方まで(夜勤)
の2つに分かれていて、上記の「夕方から翌日の朝方まで」の間に働くことが二交代制の夜勤になります。
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勤務時間が10時間~16時間になる場合もあり、夜勤手当のおかげで時給は良いものの、なかなかの負担となります。
三交代制
勤務先の労働時間帯が
- 朝から夕方まで(日勤)
- 夕方から深夜まで(準夜勤)
- 深夜から翌日の朝方まで(夜勤)
の3種類に分かれているパターンです。
二交代制の夜勤よりは連続勤務時間が短いものの、少しの休憩時間をはさんでまた勤務、という場合があります(たとえば、夜勤を終えた後、日勤の間は帰宅して睡眠を取り、その後に出社して準夜勤を始める、など)。
休憩時間が短く、その日が終わらないうちにまた出社ということになってしまうので、心身への負担は相当なものになります。
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夜勤という勤務形態が発生しやすい業界
発生しやすい業界
- 病院
- 介護
- ホテルや旅館のような宿泊施設
- コンビニ
- 飲食店
- 工場
- 警察や自衛隊や消防のような、緊急時の出動が必要になる一部の公務員
夜勤を長期間続けることで発生する、主な4種類の健康被害
1.慢性的な強い眠気
いくら昼間に睡眠を取るといっても、それは夜の睡眠と比較すれば質も量も劣っています。
睡眠が浅く時間が短いせいで、夜勤中は常に眠気が頭に漂っている状況になります。
2.薄毛
夜間の22時から2時にかけて分泌される成長ホルモンは、その間に眠っていないと適切に分泌されません。
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夜勤を続けていると夜は起きていることが多いので、成長ホルモンによる髪の生長効果が激減し、不規則な生活であることも加わって、薄毛が進行しやすくなります。
3.生活習慣病にかかりやすくなる
不規則な生活のせいで、高血圧と、それによる心臓の病気、肥満、糖尿病などの発病リスクが高くなります。
4.精神的に不安定になって、うつ病などを発症しやすくなる
朝に日光を浴びることがトリガーとなり、重要な神経伝達物質・セロトニン(精神を安定させる効果がある)が分泌されます。
夜勤を続けていると日光を浴びる機会が激減するのでセロトニンが正常に合成されなくなり、うつ病のような精神疾患を発症しやすくなります。
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