なぜアメリカ人は太りやすいのか?アメリカ人が太りやすい理由を調査したので、分かったことを報告します。
アメリカ人が太りやすい5つの理由
1.アメリカ人が好きな食べ物が太りやすい食べ物ばかり
「ピザ」「ハンバーガー」「パンケーキ」「マッシュポテト」「ラザニア」「アイスクリーム」「ホットドッグ」などのような高カロリーな食べ物を好むアメリカ人が非常に多いようです。
このような食べ物ばかりを好んで食べるので、アメリカ人は、ただ普通に生活をしているだけでも太りやすくなってしまいます。
2.野菜が嫌い
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アメリカの食文化では、野菜を好んで食べる、というものがほとんど無いようです。
アメリカの野菜は、日本のものと較べて鮮度が落ちていて乾燥していて味が悪く、野菜を使った料理もあまり無くて「野菜スティックにソースを付けて食べる」のような簡単な摂取方法なので、アメリカ人からも好まれません。
3.格差の底辺に置かれた人達は安いジャンクフードに依存している
レーガン政権以降の新自由主義政策により、国の経済力は向上しても、国民間の経済格差はいっそう大きくなってしまいました。
そのせいで、貧困層は「安価で高カロリーのジャンクフード」を主食にせざるを得なくなり、肥満化したアメリカ国民が増大しています。
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4.白人は「インシュリン」の分泌能力が高いので糖尿病になりにくい
白人は、膵臓からインシュリンを分泌する能力が高いです。たくさん食べて血糖値が急上昇しても、インシュリンの効果で摂取した糖質が脂肪細胞へと取り込まれて脂肪細胞が肥大化していきます。
つまり、白人は高カロリー食品を食べまくっても、多くの場合で死なずに、太るだけで済むのです。
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インシュリンの分泌能力が低い日本人が暴飲暴食をすると、ほどなくして糖尿病にかかって死亡するか治療して食生活を改めるので、日本人には異常に太った人はほとんど見かけません。
5.アメリカは食品が安い
本項目は、↓で詳しく解説します。
アメリカでは食べ物が安くて、大量購入しやすい
- 政府が農家へ多額の補助金を支払い、手厚く保護するおかげで、アメリカの農家はトウモロコシ(甘味料の原料や家畜の飼料になる)などの作物を大量生産できる
- 農家の収入の約半分は、政府から受け取った補助金
- 甘味料や家畜用飼料が大量生産できるおかげで、国民が食べ物を格安で大量に購入できるようになる
甘味が強く高カロリーの炭酸飲料や、ハンバーガーのようなジャンクフードが、農家の補助金保護のおかげで格安で購入できるため、アメリカ人は太りやすい購入環境に置かれています。
「アメリカ国民の成人」の約40%が肥満状態
- アメリカの成人の約40%が肥満と判定されている
- アメリカの児童の19%が肥満と判定されている
- 1999年頃から成人男女の肥満率は急上昇している。近年、児童は19%で横ばい状態にあるが、今後どうなるかは現時点のデータでは判断できない
2017年10月、全米保健医療統計センターの発表
「国民の多くが太っているのは、国が豊かな証拠」と笑って済ませられる問題ではなく、アメリカ国民の肥満問題は、
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「自己管理ができない国民が増大していること」
「安価で大容量で高カロリーのジャンクフードを主食にする、貧困層が増大していること」
を如実に反映しています。
アメリカの企業では、「太っている人間は自己管理ができない人間」とマイナス評価されて出世に悪影響を及ぼすなど、肥満はゆゆしき問題だととらえられています。
日本人の感覚を超越したアメリカの高カロリーな食べ物
フライド・オレオ(オレオをドーナツで包み揚げたもの)
揚げバター(バターのかたまりを油で揚げたもの)
シカゴスタイルピザ
ホットケーキ
トースト
ケーキ
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