日本のオタク方面で言えば、漫画やアニメや特撮のようなオタク文化、それ以外にはゴシックホラーや、人前で口に出すのははばかられるようなエグいアンダーグラウンド趣味など、絵画やクラシック音楽のような主流の文化からはズレたサブの文化を「サブカルチャー」と呼びます。
サブカルチャーの特徴や成り立ちについて調査したので、分かったことを報告します。
サブカルチャーの具体例
「サブカルチャー」の例
- インディーズ系のマイナーな音楽
- 特撮
- プラモデルやフィギュア
- コスプレ
- ファッション
- 漫画
- ライトノベル
- アニメ
- ゲーム
- 動画配信サイトを使って自分が出演した動画を公開したり、そういう動画を視聴する
- 現代アート
- 単館上映系の映画
- カフェめぐり
- 占いやスピリチュアル系の、オカルト
サブカルチャーに対する、「ハイカルチャー」の例
- 絵画
- 彫刻
- クラシック音楽
- 純文学
- 古典演劇
「ハイカルチャー」とは、長い歴史をもつ伝統的・正統的な文化であり、社会の中で多くの人達に支持される文化を意味しています。
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それに対して、「サブカルチャー」とは、独自の価値観・信条をもつ少数の人達によって支持されるマニアックな文化を意味しています。
ハイカルチャーが少々堅苦しくて味わうために教養が必要であるのに対し、サブカルチャーは娯楽性を優先し若者向けという特徴があります。
サブカルチャーが発祥の由来と、サブカルの存在意義
その社会にサブカルチャーの文化が発祥する原因は、
- 絵画や純文学といったメインカルチャーの進化が行き詰まっていて、社会の人々が退屈している
- 「大きな戦争」「革命の成功」「政権の交代」といった大規模な変化が社会に起こり、その変化に応じた新しい文化が誕生する
- 若者世代の新しい価値観を表現するためや、新しい価値観が求める新文化が必要とされるから
- 「閉塞した社会を打開したい」という願望によって、既存の文化とは異なる新文化が誕生する
サブカルチャーの魅力と存在理由は
- 既存の王道的なメインカルチャーでは満たせないようなニッチな需要に応えるモノとしてサブの細々とした文化群が創出される
- 多数派とは違った、少数派の感性にマッチするサブカルチャーは、少数派の受け皿として機能し、多数派と少数派の住み分けが可能となる
- 知名度がほとんどない、アンダーグラウンドなサブカルチャーを、同好の人間達で発展させて成熟させて、メインカルチャーにも匹敵する位に大きく成長させていく楽しみがある
サブカル好きな人の特徴&ありがちなこと
特徴&ありがちなこと
- 「変わっているモノ」が好きな自分が大好き
- 世間一般で流行している作品や商品に対する、強い拒絶反応
- 量産型のスタイルの嗜好・生活の人達を見下す
- 自身の審美眼に自信がある
- 「奇抜」「マイナー」のような要素を好む
- 漫画やアイドルやバンドがマイナーだった頃はひそかに応援していたが、メジャーになりだすと、見向きもしなくなったり、「昔から知ってたんだよね」と他者へマウントを取るための材料として使う
- 他者から「変わっている人」と評価されることを誇らしく思う
- アンティークや、アンティーク要素を含むモノが好き
- 外出する際はカメラ(しかも一眼レフ)を携帯する
- SNSでひたすら自分語りをしたり、ひんぱんに自作のポエムを投下する
- メンヘラ気質を有することがままある
日本におけるサブカルの聖地「中野ブロードウェイ」
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「中野ブロードウェイ」は、ビル内に複数の店舗が出店している商業施設です。
東京都中野区、中野駅北口に中野ブロードウェイは存在しています。
サブカルチャー系のアイテムを取り扱う店舗ばかりで構成されているのが際だった特徴で、中野ブロードウェイは「サブカルチャーの聖地」と呼ばれています。
中野ブロードウェイで買うことができるサブカルアイテム例
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- 漫画
- 希少価値の高い古本
- 同人誌
- 自費出版本
- フィギュア
- アニメ作品のグッズ全般
- 活動写真の台本
- コスプレ用の衣装や、コスプレ用衣装を作るための素材
- フィギュア
- ドール
- ゲーム
- CD
- 楽器
- 雑貨
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