性格的・能力的に生まれつき努力ができない…という人のための、「努力しない人生も良い」という考え方を解説します。
努力しない人生を肯定するネットの言葉
身の丈に合わないモノを手に入れようとして、なまけてしまう人を叩いたり、「向上心が足りない!」って宗教じみた考え方でみんなを走らせ続けたり。
もっと自分の個性に合った生き方をしてもいいはず。
努力しない人生に反発する人が多いのは、「俺は苦労してきたのに、お前だけが楽をするのは許せない!」って感覚のせいなんじゃないの?
みんな、ちゃんとそれぞれの適性にあったことをするべき。
身の丈に合った人生を送ればいいだろう。
そういう生まれつきのものは事実としてどうしようもない。
仮に努力できない人間だったら、素直にそれを受け入れて努力しないで幸せになれる方法を模索するべき。
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脳を対象にした研究と実験で明らかになってきた。
ごく簡単に言うと、努力できる人は内なる苦痛の声に鈍感で、さらに成功する確証の無い事にも希望を見出しやすい、という脳の働き方をしている。
努力できない人はこの逆で苦痛の声に屈しやすく、努力が報われない可能性に不安を抱きやすい脳をしている。
才能が無いのに変に挑戦的な道へ進むと、人生が破壊される。
この真実から考えれば、才能の無い人は努力しても努力しなくてもどちらにせよ成功できない。
だから、才能が無いと思ったら努力放棄した方がお得。
今なら「努力しない人生」だって、1つの生き方として存在していい。
「人それぞれ」が原則である人生に、絶対的な正解なんて存在しない。
その人の性分に合った生き方をすればいいだけ。
そういう奴らは勝手に悩みまくって苦しんでいるし。
べつに、人生に意義なんて無くたっていいんだよ。だらだらして終わるだけの人生も良い。
「諦めること」が必要で重要な、3つの場面
1.現在の努力行動が結果につながらないと判明したとき
今まで費やした時間と労力が惜しくて、心情的に撤退できないことは多々ある。しかし、こういうときにどれだけすっぱりと諦めて、さっさと別の解決策を模索できるかがその後の命運を分けることも多い。
業績が悪化し続けているのに無駄な資金投入と設備投資を続けてそのあげくに倒産することは、企業が破綻する代表的原因の1つ。
諸外国と比較して、日本では非合理的な根性論が信奉されて「諦め=逃げ」と軽蔑する傾向が強いが、こんな考え方にいつまでも囚われているようではいずれ本当に、第二次世界大戦末期で日本軍が強行した「神風特攻」みたいな真似をするしかなくなる。
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2.何かを得ようと思うなら代わりに別の何かを諦めるべきとき
大学受験で成功したかったら、ある程度は青春を犠牲にして予備校に通ったり自宅勉強の時間を大量に確保しなければならない。
これを理解できずに「勉強も必要だけど、遊びも恋愛もしたい!」という甘っちょろい考えの学生は、だいたいが浪人したりFランク大学堕ちをする。二兎を追う者は一兎をも得ず、ということわざの通り。
「他のモノへの色気を捨てて、時間と労力を一点集中するべき」と完全に心がけている人ほど挑戦事で成功しやすい。
3.人生での満足感が欲しいとき
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人間には生まれつきの個性があり、個性によっておのずとその人にとっての向き不向きが生じてくる。
向き不向きによって、その人がたやすく手に入れられるものもあれば、相性が悪すぎてほとんど手に入らないものも出てくる。相性の悪いものをいくら欲しがっても入手困難なので不満ばかりが蓄積して、人生が辛くなってしまう。
人生は、ある程度のところで妥協して今持っているもので満足しないと、「あれもこれも全部欲しい!」と悪い意味で欲深い人は破滅しやすい。
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多くの大人は「人生の大半は運に左右される」と悟る
第1位 人生は努力と同じくらい「運」に左右される
(1位の投票数は198ptで、2位の「結局、家柄の良い奴はスタート地点が違いすぎるのでかなわない」の147ptと大差がついた)
アイリサーチによるアンケート調査
生まれた家庭の家柄や、性別や、才能の有無や、健康か病弱か、など、事実として人生は運に左右されることばかりです。
人生はほとんど運で決まるんだから、あえて努力はしない、ただただ自分が快適な風に生きる、というのも現実の性質をちゃんと見据えた良い生き方だと、ブログ管理人は思います。
ブログ管理人もあれこれ努力はしてきましたが、結局は運による成否が大きいこと、努力しても状況の大筋を変えることは不可能なこと、など、努力の限界は身に染みて理解しているので。
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本心を言うと、努力って万能でも、そう大したものでもないです。状況を根本から変える事が無理なのは最初から分かっているけれど、それでも一生懸命努力してみて、結果的に状況がちょっとでも良い方向へ好転したらそれだけでラッキー♪って程度のしろものです。
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