一般的に成功者というと、年収が2000万円を超えているとか、企業の社長とか、目指すにはあまりにもハードルが高すぎるイメージがあります。
そこで、本ページでは成功者のハードルをもっと下げて、成功者=人生が上手くいっている人と定義し、そのようなプチ成功者になる人の特徴を解説します。
プチ成功者=人生が上手くいっている人
書店で売られている成功法則の本やお金持ちになるための本では、成功者の定義が「年収2000万円以上」とか、「企業の社長」とか、「巨額の資産のおかげで働かずに暮らせる人」のような、あまりにもハードルが高いものばかり。
この高すぎるハードルのせいで「成功者になんかなれっこない…」と最初から諦めてしまう人が多い。
本ページでは、もう少し成功者のハードルを下げて、成功者を「割と良い仕事に就いていたりやりたいことができていて、人生が上手くいっている人」と定義して、そのような人になるための方法を解説していく。
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人生が成功している人の6つの行動的特徴
1「自分の欲求に素直で正直」
同調圧力の強い日本社会では、他人とは違う道に進んだり、素直に自分の気持ちに従うことに恥と罪悪感を感じてしまう人がとても多い。
そんな人が大多数の状況で、少数ながら、勇気を出してやりたいことをやったり、あるいは勇気を出すまでもなく完全に自然体で進みたい道へと踏み出す人がいる。
やりたいからやる。欲しいから手に入れる。他人に馬鹿にされて怒ったら即座に言い返す。自身の欲求に忠実な人は成功しやすい。
2「実際に行動を起こしている」
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上記の「自分の欲求に素直で正直」と相互補完する項目。実際に行動を起こしているか、いないかは、とても大きい。
自分にはできるはずがない、周りの目が…、どうせみんなも自分も結局はサラリーマンになるんだし…と、自縄自縛のまま一生を終えてしまう人がほとんど。
分野によってはそれほど競争率が高くないものもあるので、挑戦した人の大部分が上手くいくということもある。
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問題は能力があるかないかではなく、「実際に行動を起こしたか起こしていないか」、「自分を最初から最後まで信じ切れるか疑ってしまうか」、というポイントが人生の成否を分けることは多い。
3「体力があって、色々な意味でタフ」
成功者というと頭脳面ばかりが注目されがちだが、頭脳以前に、体力に優れている人が成功しやすい。
疲れにくく、長時間働ける・作業ができるという長所は、ただそれだけで他人よりも行動の総量が増えてかなり成功しやすくなる。単純に他人よりもたくさんの仕事をこなしたから優れた地位にいる、と語る人は多い。
肉体面に加えて、多少の失敗や不調にも動じないように精神面でもタフだとなお好ましい。
4「自分に向いている分野を熟知している」
自分に向いている分野で生き生きと趣味や仕事を楽しんでいる人は、ただそれだけで人生が成功しているといえる。なので、一刻も早く自分に最適な分野を見つけ出そう。
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中高生のころから好きな分野に没頭し、10年程度の経験を積んでいたのでプロとしてお金を稼げるようになった、という成功者は非常に多い。
5年、10年、15年…と、長く続けるだけ、自分と同じ時にスタートを切ったライバル達は勝手にどんどん脱落していく。ただ長く続けるだけで、その分野で稀少で強い人物となれる。そしてそれを実現するには、自分に向いている分野を見つけてそれを始めるのが一番。
5「選択の後に、時間と労力を一点集中」
上記の「自分に向いている分野を熟知している」と相互補完する項目。自分に適した分野を見つけた後、長期戦略を組み立てて、何年もかけてゴールに向かって黙々と進んでいる。
個人でやっていくにせよ、会社組織でやっていくにせよ、そのどちらの場合でも、他人がうらやむようなゴールにたどり着くには年単位の時間をかけたステップアップが不可欠だ。
ゴールにたどり着くために段階的な目標を設定し、あとは時間と労力を一点集中して段階的な目標を1つ1つクリアしていこう。成功しない人は、明確なゴールとルートを設定できず、余計な選択肢を持ちすぎてエネルギーが分散してしまっている傾向が極めて強い。
6「良い仲間に恵まれる」
成功の方法は、個人の腕勝負でのやり方もあれば、仲間・友達に助けられて上手くいくやり方もある。
他人に好かれるような行動を取り、身だしなみも整えれば、自然と人が集まってきて数々の助力を得られるようになり、有用な人脈や情報も手に入るようになる。
人とのつながりも大事な財産。成功したかったら、自分の力だけにこだわらず、仲間の力も借りよう。
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良い人生を形作る3大要素
心が満足感に満ちている
良い人生には不可欠の要素。なので、優先度は3つの要素の中で最高。
何をすれば自分が満足するのかは、偶然手を出したモノが自分の嗜好と運良くマッチしていたという強運か、これまでの人生経験・人生傾向を振り返って自分の嗜好を分析できる研究者的能力が必要になる。
生活に不満が無く満ち足りていて、自分自身にのみ興味が向かっているので、他人の事にいちいち干渉しない「人は人、自分は自分」という心境に至りやすい。
嫉妬や憎悪とは無縁の個人主義者へとなれたらベストといえる。
十分なお金がある
身も蓋もない要素だが、日本を含めた資本主義社会に生きている以上、お金が人生と生活に及ぼす影響力はあまりにも大きすぎるので、「そういうものだ」と受け入れるしかない。
お金という前提から成り立つ安定的生活・心の余裕があって初めて、もろもろの幸福が成立する。お金は基礎的な地盤と考えれば良い。お金が無いと、地盤はぐらぐらとなって、どのような建物を建ててもすぐに崩れ去ってしまう。
世のお金持ちの大半がそうであるように、最終的に、不動産や大企業の株式保有のような方法で資産が時間経過で自動的に増えるような状態へ到達できたらベストといえる。
やりたいことがあって、それができている
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「やりたいことがあって、それができている」と、人生に満足感がもたらされ、仕事ではお金を得やすくなる。つまり、上記の「心が満足感に満ちている」と「十分なお金がある」の2つの要素を達成するため前提要素であって、ひいては「良い人生を送るための根源的要素」といえる。
「幸せ」についての要注意事項
要注意事項
- 「幸せ」とは、その人自身の脳が感じ取る「感覚」である。
お金や衣服や家といった物質そのものが幸せにしてくれるわけではないのを、しっかりと心得るべき。 - 他人と優劣を競い合っているうちはどうやっても幸せにはなれない。
上には上がいるので終わりがない地獄めぐりレースを延々と続けるハメになるから。 - 世間の常識で良いとされている「恋愛」や「結婚」や「友達」や「会社就職」を自分の幸せだと勘違いしてはいけない。
「自分に真に適合した幸せ」とはズレている事が多々ある。 - お金があっても幸せになれるとは限らないが(年収750万円以上は幸福度の体感が頭打ちになるという調査結果がある)、お金が無い貧困状態だと人は確実に不幸になる
- 「無理をしている」人は幸せになれない。
幸せになるためのコツは自分に素直に正直になること、と各所で言われているのはそのため。 - 「幸せ」を実現するためには、ある程度以上の賢さが必要になる。
自分の幸せを知るための分析や、やるべき事、やってはいけない事・近寄ってはいけないものを的確に判断するための賢さがどうしても必要になる。 - 総じて言って、「人生は楽しんだ者勝ち」なので、どれだけ人生の早い段階で自分が楽しめるモノを見つけられるかがカギ
性格診断をすると自分用の幸福が判る
全ての人間は全16種類の性格型のいずれか1つに分類できるとされる性格診断・MBTI性格診断を受けると(ネット上で無料でできます)、自分の性格傾向・個人戦向きか団体戦向きか・何をすれば深い満足感を得られるかということがはっきりと判る。
「自分の好みと、独自の人生経験によって、己の自由意思でこの仕事を選んだ」と思っていることでも、MBTI性格診断を受けてみると「もともとあなたの性格はその仕事に向いている」と診断結果に表示されて驚くことが多い。
自分自身を幸福にしてくれる行動・仕事と、性格傾向を知ることで最適な人生プランを描きやすくなるので、とてもおすすめです。
幸せになれなかった人の末路
たいていの人は仕事で成功できない・自分自身の幸福の形が判らないといった理由から幸せになれないので、もやもやしたモノを胸に抱えて生きている。
しかし、問題は不満が増大して憎悪へ変わってしまった人達。人生観をこじらせてしまったこの人達は、他人を呪ったり、けなしたりして人生の時間を埋め続けることに終始するようになる。現実世界やネット上で、犯罪級の誹謗中傷を繰り返す人も珍しくない。
幸せに生きられるように能動的に考えて行動してきたか。幸せになるための思考と行動を怠ってただ不満をつのらせるだけの生き方だったか。それぞれの生き方を10数年続ければ、その差は歴然としたものになる。
もっともっと上の成功者を目指すために
- 成功者と、そうでない人の大きな違いが「自己肯定感の強さ」。
自己肯定感が強すぎてナルシストの領域にまで突入している成功者は珍しくない。
成功体験を積む→自己肯定感が高まる→自分に自信があるので挑戦してさらなる成功体験が積める→さらに自己肯定感が高まる→……のループをひたすら繰り返そう。 - 結局、細かな戦略よりも、「基礎能力」の大小が挑戦の成否を左右しやすい。
基礎的な知力・体力・精神力・知識量をたえず高めていこう。 - 時代の流れの方向と空気感、世間の需要が読める人が成功しやすい。
大衆が欲しがるモノ・大衆の悩みを常にさぐり、需要に合わせてサービスと商品を提供しよう。 - 合理的に考えて行動すること。
自分の目的にとって害になる人間関係や感情は、無情に切り捨てること。 - 自分の夢・理想・哲学にのっとった、自分だけの世界観を自分の内側に構築しよう。
その独自の世界観が、他人の邪魔な声と視線を遮断する機能を果たし、同時に、自身が目指すべき究極の到達点となってくれる。
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