「離婚には、結婚の3倍のエネルギーが必要」と世間でよく言われます。
離婚という行為が非常に大変である理由を調査したので、分かったことを報告します。
「離婚には、結婚の3倍のエネルギーが必要」と言われる4つの理由
1.結婚相手と意見が噛み合わない場合が非常に多い
「自分は今すぐにでも離婚したいのに、結婚相手は世間体などの理由で離婚したくないと言っている」、
「自分は離婚なんかしたくないのに、結婚相手は離婚しろと執拗に迫ってくる」、
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といった具合に、2人の意見が噛み合わないので、離婚の話がいっこうに進展しないという事態が多発します。
2.子どもへの悪影響が不安
夫婦の間に子どもがいる場合、離婚することで子どもの心に傷が残ったり将来の進路の幅が狭まる可能性が高くなります。
そのことが不安で、なかなか離婚に踏み切れない既婚者が多いと言われています。
3.周囲との人間関係が、離婚のせいでこじれてしまう
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- 義理の両親に、離婚することをとがめられる
- 友人や職場の同僚に、興味本位で離婚のあれこれを聞かれたり、白い目で見られてしまうことも多い
4.離婚は法的手続きが非常に面倒だから
次の項目で詳しく解説します。
離婚に必要な複雑な法的手続きが、エネルギーを消耗させすぎる
「裁判」を経て離婚する場合
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家庭裁判所で、主に以下のことを正式に取り決める。
- 慰謝料
- 財産分与
- 親権が夫婦のどちらにあるか
- 養育費
- 面接交渉
調停離婚には、調停委員という第三者を介入させ(裁判に公平さ・客観性をもたらすため)、4~5ヶ月間かかることが多いと言われています。
調停離婚でも離婚の話がまとまらないという場合には、相手を訴訟するという「裁判離婚」に発展することもあり、さらに手続きが複雑化して長期化します。
弁護士を雇う必要性も出てくるため、そのための費用や手間も増加してしまいます。
「書面のみ」で簡単に離婚する場合
夫婦間の離婚の意思が統一されている場合、離婚届を市区町村役場の窓口に提出すれば離婚が成立します。
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上記の調停離婚よりもはるかに手軽・短期間で離婚できることがメリットですが、協議離婚では子どもの養育費についての話し合いが協議離婚組全体の30%程度しかなされないので、離婚後に継続的に養育費を受け取れるシングルマザーは少ないと言われています。
協議離婚は養育費支払いの法的義務が無いので、元夫から養育費の支払いを途中で放棄されるケースが多く、それを防ぐために調停離婚をすることをおすすめします。
離婚は無へと向かう道で、結婚は有へと向かう道
- 離婚のための色々な行動を起こす前のスタート時点から、荒廃した結婚生活のせいですでに疲れ切っている
- 義理の両親や、これまでにできたママ友・パパ友との関係が無になる
- 多くの場合で、財産や収入が離婚後に減少する
- 結婚式代の一部を負担してくれた両親や、結婚式でご祝儀を出してくれた親戚知人からの信用をいちじるしく損なうことになる
- 家から出て行く方は住む場所を失うことがある
- 「これまで相手が隠していた、自分を非難・罵倒する本音」「慰謝料を請求される」「お金や保身に執着する、相手のあさましい姿」など、離婚の段階で精神的ダメージを負うことが続出する
- 結婚式の段取りを組んでいる時点で、相手への愛情とこれから先の未来への明るい希望が満ちている
- 「子どもをもうけること」「愛する異性とずっといっしょに暮らせること」「新居を構えること」「これまでの人生とは違う、新しい種類の人生へと切り替わることへの期待」など、期待することがたくさんある
離婚はこれまでに築いてきたことを崩して無にしていく方向であり、結婚は未来に向けて築き上げていく方向であり、それをする当人の心情の種類が正反対となります。
「離婚したい…」と思うほど心と家庭がすさんでいる状況で、本ページで解説してきたような非常に面倒な手続きをしなくてはならないので、辛さがよりいっそう増幅されます。
この事情が、「離婚には、結婚の3倍のエネルギーが必要」とよく言われる理由です。
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