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バブル時代とは状況が変化した現代の、若者の消費離れの原因

 

「若者の○○離れ」がありとあらゆる商品分野・サービス業界へと広がっています。

「若者の○○離れ」が各方面へ広がっている原因と、現代の若者の消費傾向について調査したので分かったことを報告します。

 

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若者の○○離れの根本的原因は「時代が変わったから」

 

そもそもなぜ、各方面で「若者の○○離れが激しい!これは大変だ」と騒がれるのか?

答えは、「消費量がものすごかったバブル経済時期前後と、消費量が少なくなった現代とを比較しているから」だ。

戦後に焼け野原になってゼロになり、国が右肩上がりの復興期から絶頂期にかけてのバブルまでと、経済成長が低迷して消費が冷え込んだ現代を比較すれば、それぞれの時代での若者の消費についての考え方が全然違ってくるに決まっている。




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不安が多いこれからの社会では消費を抑えるのは当たり前

 

少子高齢化、それに伴う日本の国際競争力の低下、非正規雇用枠が増えて雇用の不安定化、年金支給年齢の引き上げなどなど、なにかと社会不安が多い今のご時世。

民間企業を信用できなくなって公務員人気が上昇したりと、若者の間で「挑戦と失敗を忌避する、安定志向」が常識となりつつある。将来が不安なのだから消費を抑え、貯蓄に励むのが当然の思考だ。

結局、大量生産・大量消費を経験した年輩世代と、今の若者では、経験の種類と、経験によって形作られる精神の成り立ち自体がそれぞれ違っている。

「若者の○○離れ!今どきの若者はけしからん」という怒りの言葉は、両者の経験と精神が根本的に違っていることを理解できない人の発言ということになってしまう。

バブル経済期とはまったく変化した、若者の消費についての思考傾向を、以下のページで解説していく。




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2010年代現在の、若者の消費傾向

若者の金離れによって「そもそも買いたくても買えない」

 

若者の各種価値観が変容したこと以上に、根源的な買わない理由が「若者の金離れ」。

国内に存在する派遣会社の数は、日本が世界の中でだんとつのトップであり、低年収&不安定な雇用状態で生きていくことを強いられる非正規雇用者の若者は多い。




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年収が低くてお金が手元に無いのだから、そもそも買いたくても買えない。

 

 

 

若者のコスパ信仰によって「見栄を張って高いモノを買う気にならない」

 

バブル経済を経験した年輩の方が特に気にしているのが、「どうして今どきの若者は、高級車や腕時計やマイホームを買わないのか」という点。

現代は、技術向上によって値段が安くてもかなり性能・品質が良いうえに、バブル時期のように高い収入を持て余して車や腕時計にお金をつぎ込んで見栄を張ることは若者の収入面からできない。

手元のスマホでネットを閲覧すれば、各種の商品レビューサイトや、売れ筋商品ランキングサイトで、「どの商品が、安くて性能の良い、コストパフォーマンスに優れたものなのか」という情報がすぐに手に入る。低収入×情報化社会の恩恵、の合わせ技で、昔のようにハデな高級品を買うことがない。

 

 

 

価値観が多様化して「高いモノを買えば幸せになるという時代ではない」

 

労働観1つとってみても、バブル期の「24時間働けますか」といった考え方と、現代はまったく違っている。ブラック企業の増大によって、企業への不信感や、厭労働観、ニートでいることの受容など。




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音楽プレーヤー・デジカメ・デジカム・ゲーム機などなど、それらの機能がスマホ1つに集約されるようになり、スマホで遊べるソーシャルゲームや各種課金制コンテンツなどが充実していて、車や外食に使われるはずだったお金がスマホ1つに使われているという現実がある。前の時代とは、商売の在り方が根本的に違ってきている。

若者の価値観が多様化し、お金の使い道であるコンテンツも細分化したため、バブル期に活気があった車や不動産の業界に回ってくるお金が減った。

 

 

 

自己完結型の人が増えて「モテなくても恋愛しなくてもいい」

 

「モテたい!」「恋愛したい!」となると、とにかくお金がかかる。

服代・美容院代・飲食店代・車のガソリン代・映画館や水族館のようなレジャー代・プレゼント代、そして、恋愛の先にあるブライダル関係…と、若者男女がそろって恋愛にいそしんでくれれば経済全体が活性化しやすくなる。

しかし、現代では、他人とべたべたなれ合いをしたくない、恋愛にも興味が薄い「自己完結型の人間」増えてきているので、必然的に少子化が進むし、消費も冷え込む。

 




では、これからの時代に若者にウケる商売とは何なのか

 

将来的にヒットするであろう商品・サービスを見つけ出すのは、優秀な社員を多数抱える大企業のマーケティング・リサーチでも難しいし、簡単に見つかるのなら世の起業家達は苦労しない。

ブログ管理人の素人考えなのであてにはならないが、何となくいくつか予想してみると、

 

  • 日本の国際競争力の低下で、国民がだんだん貧しくなっていくのはほぼ確定なので、低所得者向けの廉価商品・サービス
  • ニートになりそうな若者の適職を診断して、社会復帰・就職支援するサービス
  • 社会にあふれすぎている情報をすっきりと整理して、その人が求めているモノをピンポイントで解説する、個人向けの安価なコンサルタントサービス
  • 低所得・経済格差で苦しい人達を創作物や講談会で徹底的に慰撫する、現実逃避系サービス
  • 格差によって形成された、少数の上流層向けの高品質で高額の商品・サービス
  • 個人の絵や文章や意見を大々的に公表してその人の承認欲求を満たせる、現在の個人出版の発展系のようなサービス
  • 婚姻関係や家庭に縛られない「事実婚」という形態で作った子どもを子育て支援するサービス

 

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