肉を積極的に食べると、筋肉が育つことでエネルギー消費量が上がってダイエット効果が高くなったり、肉に含まれるアミノ酸のおかげで精神安定効果が高くなったりと、心身の健康効果が高いです。
肉を食べる事での各種メリットを調査したので、分かったことを報告します。
肉を食べて筋肉を身につけることはダイエット効果が高い
- 筋肉は、脂肪よりも3倍も多くカロリー消費するので、発達した筋肉を身につけているだけでダイエット効果がある
- 「安静時基礎代謝」の量が上がり、平常時でもどんどんエネルギーを消費して痩せていくことができる
筋肉をつけると「安静時基礎代謝」の量が上がるので、何もしていない安静時でもどんどんエネルギーを消費し、脂肪が減っていきます。
筋肉を育てるには「赤身肉」が最適
- 赤身肉には「L-カルニチン」が豊富に含まれている
- 「L-カルニチン」は「タンパク質を材料にして筋肉を作る」「脂肪の燃焼を促進させる」といった大きなメリット効果がある
肉に含まれるトリプトファンの効果で精神が安定する
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必須アミノ酸・トリプトファンは、神経伝達物質・セロトニンの合成材料として必ず必要となる。
神経伝達物質・セロトニンは、精神の安定・幸福感の増大・うつ病の予防といった心の健康維持に重大な働きをする。
トリプトファンは体内合成ができないので、トリプトファンを含む食品を積極的に食べる以外に摂取の方法がありません。
肉をほとんど食べずにジャンクフードばかり食べていたり、生活リズムが狂っているとセロトニン等の神経伝達物質が正常に合成されなくなり、いわゆるメンヘラになりやすくなります。
100gあたりに含まれるトリプトファンが特に多い食品
- 肉類 150~250mg/100g
- 赤身魚 200~250mg/100g
- 糸引納豆 242mg/100g
- そば 192mg/100g
価格が安くて、100gという量を手軽に食べられる食品は以上です。
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「プロセスチーズ」や「ひまわりの種」「すじこ」「たらこ」などもトリプトファンを多く含みますが、これらを100g食べるのは、価格面でも量の面でもなかなか難しいと考えられます。
「トリプトファン」は、それ専用のサプリメント↓を飲むことで、低価格で効率的に摂取することも可能です。
肉はタンパク質原料「アミノ酸」を大量に含む高栄養食品
必須アミノ酸・トリプトファン以外にも、「バリン」「ロイシン」「イソロイシン」「フェニルアラニン」など肉には多くの種類のアミノ酸が含まれています。
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アミノ酸には、以下のような健康・美容効果があります。
- 記憶力が向上する
- 集中力が向上する
- 美肌効果
- スタミナが向上する
- リラックス効果
- 免疫力が向上する
- 皮膚の再生が促進される
特に、アミノ酸を十分に摂取することによる「血管の補修効果」が健康効果が高く、血管が丈夫に作り直されることで「脳卒中」「動脈硬化」「糖尿病」「心臓病」「貧血」など血管がらみの深刻な病気を予防することができるようになります。
「肉の摂りすぎ」は健康面での害もあるので注意
- 動物性タンパク質を取りすぎると「結石」ができやすくなる
- ハムやベーコンのような加工肉の食べ過ぎは「大腸ガン」のリスクを高める
- 動物性脂肪の取りすぎは「血中コレステロール値」を上げてしまう
肉の健康効果の総評としては、肉は摂りすぎなければむしろ肉体面・精神面での健康効果がかなり高いということになります。
肉の健康リスクが恐ければ大豆や魚で代用という手もある
100:あじ・いわし・さば・さけ
100:牛乳・卵
100:大豆
100:牛肉・豚肉・鶏肉
80:小麦胚芽
65:精白米
(「アミノ酸スコア」とは、その食品に含まれる「必須アミノ酸」がどのくらい満たされているかの評価で、100に近いほど理想的とされる)
大豆から作られている納豆は高タンパクで、しかもセロトニンの材料のトリプトファンも大量に含み、美容効果や血栓防止効果やハゲ防止効果も高いので、日常的に食べていきたい超おすすめの健康食品です。
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