自分が賢い人間なのかどうかを確かめるために、「問題への向き合い方」や「人間関係」といった各種項目での賢い人の特徴を列挙しました。
自分に当てはまっている項目が多ければ多いほど、その人は頭が良くて賢い人間である可能性が高くなります。
「問題への向き合い方」での賢愚の判定
- 問題から目をそらしたり現実逃避せず、問題を直視する(つまり、事実を事実として受け入れる)
- 問題を細かく分割して、1つ1つ片付けて、順々にステップを踏むように問題解決へと近づいていく
- 自身の能力を過大評価も過小評価もせずに正確に把握しているので、自分では手に負えそうもない問題については早めに他者の助力を得ようとしたり、最初から引き受けずに辞退する
- 他人とのののしり合いは時間とエネルギーの浪費だとわきまえている
- 他人から不当に押しつけられた問題や、手に余る問題であり関わっていると大損害を受けるものは、要領良くさっさと逃げてしまうこともよくある
「ありのままの現実と向き合い、そうした後に、冷静に解決策を模索する」というのは、賢い人達以外にはなかなか難しいようです。
「感情面」での賢愚の判定
- 感情の浮き沈みがあまり起こらない
- 常に、感情が平坦に近い
- 「感情的になっている自分」「感情的になっている他人」を嫌悪している
- 精神力が強くて、少々のトラブルにはほぼ動じないことが多い
賢い人は、そもそもあまり感情が上下しなかったり、不快な出来事のせいで一時的に感情が高ぶってしまっても自己を冷却する思考法を身につけていることが多いようです。
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「MBTI」という歴史と権威ある性格診断では、「その人間は、全16種類の性格型のうちのいずれか1つに必ず分類できる」としています。
全16種類の性格型の中の、「NT型」というジャンルに分類される「INTP」「INTJ」「ENTP」「ENTJ」の4種類の性格型は、賢いと評価される場合が多いようです。
自然を理解し、コントロールする力を持ちたいと願う。知性を愛し、自己分析する。能力を向上させるという欲望が激しい。行動すること自体ではなく、向上することに関心がある。自分にも他人にも厳しい。総人口の12%。
「知的能力」での賢愚の判定
- 知的好奇心が強く、知識欲がおう盛。知ること・考えることがほとんど苦にならない。
- 呼吸をするように常に考え事をしているし、考えることを止める事が難しい
- 物事の本質・規則性を見抜くことが得意
- 先見性が優れ、未来の状況を見越して今のうちから準備をしておく
- 「記憶力」「創造性」「事務処理能力」といったいずれかの能力が高かったり、複数の能力が高い場合が多い
- 「忍耐力がある」という傾向が見られる
「学歴」での賢愚の判定
- 大卒である場合が多々
- しかも、それなりに名前が知られた大学卒だったり、誰でも知っている有名大学卒であることも少なくない
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「だいたいの場合において、賢さと学歴は比例関係にある。中卒や高卒でも賢い人はいるが、それは少数の例外だと認識した方が良い」
というのがブログ管理人の結論です。
世界的に有名なIT企業の創始者や、研究者や、小説家といった「頭脳労働の分野の上位者達」は、ほぼ高学歴の人達で占められています。
「人間関係」での賢愚の判定
- 孤独でいることが多い
- 無駄ななれ合いを嫌っていたり、価値観や考えている内容が普通の人達とは大幅に違っているから
- 恋愛も結婚もしていない場合が多い
- 賢いからといって、集団のリーダーを務めているとは限らない(リーダーになる者は、人気と活力と声の大きさがあるという人がみんなから選ばれやすいから)
- 他人の存在や主張を、いたずらに否定したりしない
- 少数の、心を許した親友達には深い情を抱いている
あえて自分から孤独であることを選択したり、優秀すぎるがゆえに周囲から奇異の目で見られて疎外されてしまったりと、賢い人には多くの場合で孤独がつきまといます。
「自分という人間に対する認識」での賢愚の判定
- 「自分がやりたいこと」を正確に、しっかりと、理解できている
- 自分の実力を過小評価も過大評価もせず、実力の実態をほぼ把握している
- 自分という人間にとって勝算が高い挑戦事には積極的に手を付けるし、失敗する公算が大きい挑戦事は事前にきっちり避ける
- 生まれ持った性格が陽気なタイプか、それとも鬱の気があるかで大きく変わってくるが、賢い人はおおむね自己肯定感が高い傾向にある
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注意点:突き抜けて賢い人には各種特徴が当てはまらない事がある
生まれつき群を抜いて高知能であり、高知能から生じる能力の高さで余裕で人生を過ごしている人達には、本ページで解説している特徴が当てはまらないことが多くなってきます。
- 非常に頭が良いのに、激情家であり感情に流されやすい
- 非常に頭が良いのに、孤独ではなく、多くの友達に囲まれている
- 非常に頭が良いのに、勤勉ではなく、なまけ者気質
非常に頭が良い人達に特徴が当てはまらなくなりやすくなる理由は、生まれ持った能力の高さゆえに「我慢」「小細工」をする必要が無いから、だと考えられます。
能力が並か、並よりも多少上程度では、あれこれ我慢したり小細工をしないと周囲よりも優位に立てませんが、能力が上へ突き抜けていると、素の振る舞いで他者を圧倒してしまうのでわざわざ我慢・小細工をする意味が無くなります。
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コメント
記事の内容は概ねその通りだと思いましたが、一か所だけ…
>「頭脳労働の分野の上位者達」は、ほぼ高学歴の人達で占められています
雇用の際に不確定要素が多い人より、高学歴という目に見える実績があった方が
信頼しやすい(そこに至る時点でそれなりの能力を持つ可能性も高い)からでしょう。
ただ、上辺だけで実際に(潜在的に)賢い人を足切りしてしまうケースもあって、
学歴だけで判断するのは賢い人がするとは思えません。
実際に能力を見た結果、選択するのであれば別ですが。