昔のような親同士が縁談を進めるお見合い制度がすたれ、代わりに主流になったのが、男女が自由に恋愛できる「自由恋愛」。
自由恋愛の歴史や、自由恋愛が広まったことによる社会への影響を調査したので、分かったことを報告します。
自由恋愛の社会浸透と、そのことによる社会の変化
自由恋愛が浸透する前の社会
- 親同士が取り決めた「許婚(いいなずけ、お互いの子どもが将来大人になったら結婚させるという取り決め)」、「お見合い」で結婚するパターンがほとんどを占めていた
- 「片方の家の借金返済のため」「会社の事業拡大のため」といった事情によって許嫁やお見合いの話が進む政略結婚の場合も多々あった
- 異性に対して奥手なことが多い日本人には、親同士が勝手に縁談を進めてくれる許嫁・お見合いは好都合な場合が多かった
自由恋愛が浸透した後の社会
- 結婚するために、就職活動のような「結婚活動(婚活)」をしなければならないようになった
- 恋愛には得手不得手の個人差が大きいので、男女ともに「モテる人間」と「モテない人間」の二極化が進んでいる
日本と、自由恋愛の歴史
江戸時代まで
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男女の親や親族が、見合いをさせることで男女を結婚させ、子孫を残させていた。この頃では恋愛と結婚が結びつく例は少なかった。
明治・大正、昭和初期
西洋文化の1つである「ロマンチックな恋愛」という概念が日本へ入ってきたので、恋愛に憧れる若者男女が増えた。
しかし、この頃はまたお見合いが主流であり、戦後になっても、お見合いと恋愛の折衷案のような職場の上司の紹介や親族の紹介によるお見合い結婚ばかりで、結婚と恋愛は別物ととらえられることがほとんどだった。
1990年代以降
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自由恋愛が社会的に肯定され、旧時代的なお見合い結婚や許嫁制度は否定されてすたれていくようになる。
しかし、その後はインターネットやスマートフォンの国民的普及が起こり、娯楽が多様化したので、恋愛は数ある趣味の1つという認識になるようになり、恋愛だけが特別視されることはなくなりつつある。
自由恋愛のメリット・デメリット
- 親・親族・家柄のような存在にとらわれることなく、好きになり合った男女同士で自由に恋愛ができる
- 自由恋愛には結婚の義務が無いので、気軽に恋愛行為を楽しむことができる
- つきあい始めることと別れることが無制限にできるので、恋愛する相手を次々と変えることで結婚したい相手を見定めることができる
- 自由恋愛がもてはやされることで「お見合い」がすたれてしまい、効率的に結婚できた制度が失われていく
- 恋愛行為に長けた一部の者達が大量の異性を独占し、恋愛が上手くない人達には全然異性が回ってこないという状況になりがち
- 自由恋愛には結婚の義務や確約がともなわないので、30歳を越えた後に恋愛関係が破局を迎えて、もう年齢的に新しい恋愛を始めたり結婚することが難しくなる、という事態が多発する
- 恋愛がただの趣味の一種類という印象が広まることで、恋愛をしない人が増え、国の少子化を引き起こす
自由恋愛に不向きな文化の日本では、逆に恋愛離れが加速
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- 「いつも綺麗だね」「君は神が創った素晴らしい存在だ!」「君はなんて美しいんだ」「素敵な服だね」といった具合にイタリア人男性が日常的に女性を口説く
- 上記のように口説くのは、恋愛目的である場合以外は、イタリアの文化における「礼儀」に相当し、女性を褒め称えるのが男性の美徳という価値観が根付いている
恋愛を謳歌する国民的気質をもつイタリア人ならば自由恋愛は大きくプラスに働きますが、謙虚で内向的な傾向が強い日本人にとっては、自由恋愛はハードルが高すぎることが多数。
必然的に、恋愛に積極的な人と消極敵な人の二極化現象を引き起こします。現実として男女の恋愛離れが進行し、非婚化・少子化時代を迎えています。
また、交際後の結婚が保証されない自由恋愛では、交際を始めて女性が30歳を越えてから捨てられて最も重要な若さを失い途方に暮れる、自由恋愛主義だから浮気もオッケー♪といった困った事態も招くという弊害があります。
自由恋愛で有利な、「女子力が高い女の子」の特徴
- 笑顔を絶やさず、そのことで他人へ好印象を与える
- 他人へ差し入れをしたり、役立とうと自ら率先して行動するなど、気遣いができる
- 化粧や服装などに気を使っていて、小綺麗な身だしなみができている
- 恩を受けた相手にお返しのプレゼントができるなど、感謝の気持ちと行動を忘れない
- 「料理ができる」「縫い物ができる」といった女性のたしなみを押さえている
「女子力」とは、輝いている女性がもっている、独特の力のこと。
- 優れたセンスによって、服装やメイクをレベルの高いものにしている
- 素敵なものへと手を伸ばし続け、人生を楽しんでいる
- 男性にちやほやされる
上記のような特徴をもつ女性が、「女子力がある」と評価されます。
この反対に、「女子力が低い女性」の特徴
髪・肌・爪などが荒れている
- 髪の毛がぼさぼさだったり、髪が傷んでいる
- 肌荒れが目立つ
- 手足・わきのむだ毛を処理していない
見た目・第一印象が悪いと、男性から「女子力が低すぎる」と評価を下されてしまいます。
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ずぼらさが出てしまっている生活態度
- 部屋が整理されておらず、ぐちゃぐちゃ状態
- カバンや財布が、物が押し込まれすぎていてぱんぱん状態
- お風呂に入らない日がけっこうある
- 部屋着が、よれたTシャツやジャージ
- 下着のゴムが伸びてしまっていたり、下着の上下の色合いやデザインがバラバラ
- 画面がバキバキに割れたスマフォを使っている
- 料理がまったくできず、食事はコンビニ弁当ばかり
女性がもつべき恥じらいが、無い
- 笑うときに、手を叩いて大笑いする
- 酒癖が悪すぎる
- 男言葉を多用するなど、言葉遣いが汚い
- 人前で躊躇無く着替えをする
- 座る時に、脚が開いてしまっている
女子力の高め方
- 人前ではなるべく笑顔をたくさん見せるようにする
- 人前へ出る時はきちんとメイクをする
- 早寝早起き、十分な時間の睡眠時間という生活を送って、健康になり、肌や髪を改善する
- 言葉遣いは丁寧なものにする
- 「裁縫ができる」「料理ができる」といった女性的な技術を身につける
- 外出時には「ハンカチ」「リップクリーム」といった小物を常備する
- 「可愛いもの」「お菓子(特に、洋菓子)」へのアンテナを高くする
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