まだ社会を知らない大学生は、ついついその業界の華やかで高級そうなイメージや、就職四季報記載の年収の良し悪しのみで志望業界をしぼって就活を始めてしまいます。
就活生達が、高給かつ危険な業界に憧れやすい理由を調査したので、分かったことを報告します。
就活生が危険な業界に憧れてその業界へ進んでしまう理由
「金融業界」や「外資系」などの危険な仕事を選んでしまう理由
- これらの仕事につきものの「年収の高さ」に惹かれている
- 「お金をたくさん稼げる仕事」というかっこいいイメージに惚れ込んでいる
- 異性にモテる・みんなから尊敬される、という世間体の良さにとらわれている
- まだ社会へ出ていない学生なので、金融業界や外資系の過酷な内情については知らない・理解していない
銀行・証券・保険といった金融業界や、外資系企業は、たしかに高給でかっこいいイメージがあります。
しかし、それは表向きに見えている良い部分です。
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裏側のデメリットを簡単にまとめると、以下のようなものになります。
- 契約数や売上額で、異常な量のノルマを課せられる
- ノルマが達成できない場合は、上司にひどく罵倒されたり人格否定され続ける
- 周りが優秀な人達ばかりなので、出世レースは過酷を極める
- 業務で必要な資格が非常に多いので、資格試験合格のために常に勉強を強いられる
- 連日の長時間の残業で、毎日が激務
- 銀行や証券では、顧客相手に詐欺まがいの営業をしなくてはならない
- (外資系企業の場合は、業務成績が悪かったりすると、ある日突然解雇される)
激務による過労や、極度のストレスで、身体を壊したりうつ病を発症することがかなり高い仕事であると言われています。
金融業界や外資系が高給である理由は、高給をもらえるだけの難しい事を達成しなければならない、というからくりがあります。
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就活生に人気の業界には「金融業界」が多い
就活生に人気の企業TOP10
- 1位:みずほフィナンシャルグループ(金融業界)
- 2位:三菱東京UFJ銀行(金融業界)
- 3位:全日本空輸(ANA)
- 4位:日本航空(JAL)
- 5位:三井住友銀行(金融業界)
- 6位:サントリーグループ
- 7位:伊藤忠商事
- 8位:東京海上日動火災保険(金融業界)
- 9位:三菱商事
- 10位:JTBグループ
就職情報サイト「キャリタス就活2018」が2017年2月に調査
「金融業界」とは、銀行、証券会社、保険会社といった業種のことを指します。
「高給取りの社会人」が就活生にオススメしない業界
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高給取り社会人がお薦めしない業界
- 1位:銀行(28%)
- 2位:生保・損保(27%)
- 3位:証券(26%)
- 4位:信販・クレジットカード・リース(24%)
- 5位:百貨店・スーパー・コンビニ(21%)
ビズリーチによる、平均年収1060万円のビジネスパーソン1639人への調査
本調査で、高所得のビジネスパーソンは、商社やメーカーなど(海外勤務となっても、現地での市場開拓のようなグローバル市場で活躍できるため)を薦めていることも同時に判明しました。
よく言われる「入社後にやっと気づいた本当に大事な事」
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入社後にやっと気づいた本当に大事な事
- 背伸びをせずに身の丈に合ったレベルの企業に入るべき(身の丈以上の大企業は過酷な社内競争について行けずに結局脱落する)
- カネより、やりたいこと・職場(特に人間関係)が自分に合っているかがはるかに重要
- 全力のうちの5~7割の力で肩肘張らずにこなせる業務が最適。
限界ギリギリ、もしくは限界以上の力を出さざるを得ない職場はそう遠くないうちに自分が壊れて終わる。 - 業界や企業のイメージやブランドに踊らされてはいけない
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