某大人向け漫画雑誌の表紙を飾る、爽やかで可愛らしい雰囲気のイラスト。萌え系に媚びすぎず、素朴で自然な感じのたかみちの画風は魅力にあふれています。
ブログ管理人もファンの有名イラストレーター・たかみちの絵の魅力について解説します。
たかみちの魅力的なイラスト絵
たかみちの絵の特徴と魅力
- たかみちが描く少女キャラは一般的な萌えキャラとは一線を画し、髪はほぼ黒髪で体型も現実の人間のそれと同じ
- 背景絵の上手さに定評があり、自然風景を好んで描くことで知られている
- 絵に独特の温かみがあり、牧歌的な雰囲気がある
- 「鮮やかな色彩&陰影を強調した色遣い」は「たかみち塗り」と呼ばれていて、アマチュアの絵描き達から魅力的な色彩手法だと捉えられ、研究されている
女の子の自然体・何気ない一瞬の表情を切り取った構図のイラストが多いのが、イラストレーター・たかみちの特徴です。
そして、自然風景を絶妙の構図と彩度で美しく描き、その風景の中で生き生きとしている少女キャラクターという牧歌的なスタイルには安心感・なつかしさがにじんでいて、それがたかみちの魅力と言えます。
たかみちの絵はネットの口コミでも好評
他のイラストレーターの絵とは、何かが違う。
雑誌の表紙絵にいっしょに載せられているキャッチコピーがまた良いんだよ。
中二病感・かっこよさ・共感できる・センスフル・切なさ・うざさ・ギャグ性、
いろいろないまぜになっている。
1つ言えるのは、キャッチコピーがあるとたかみち絵と雑誌そのものの魅力が増幅されるから無くなったら困る、ということ。
親しみやすさ・健全さがあるよね。
漫画系イラストが好きな一般人達の「ほぼ全員」が魅力的に感じる絵
かつ
LOの中身の漫画を目当てに購入するロリコンの人達(少女に対する要求が超シビア)が、だいたい93%くらいの高確率で満足・納得できる絵、
というところ。
こんな器用な芸当、普通の優秀なイラストレーター達にはとうていできない。
春の暖かさとか、冬の冷たくて澄んだ空気の感覚が伝わってくる。
懐かしくて、もうあの頃には戻れないと理解して、切なくなる。
パクリとかじゃなくて、日常系・牧歌的なイラストを突き止めていくと、おのずとよつばと的な絵に行き着くんだろうな。
海外の人々さえ魅了する、絵と雑誌デザインのセンス。
たかみちの絵は、宮崎駿のジブリ映画とか、新海誠のアニメ映画に通じる魅力がある。
そんな中身の超絶的負のオーラを、雑誌表紙の健全な一枚絵だけで消滅させて、
さらにその上で「センスがあって良い雑誌だよなw」と評判にさせる、たかみちの偉大さ。
たかみちにもっと感謝しないといけない。
たかみち絵と、四季
春
夏
秋
冬
フルカラーのたかみちの漫画は絵もお話も素晴らしい
「りとうのうみ」
離島で暮らす少女「海ちゃん」とその友達を描いた、たかみち作のフルカラー漫画です。
たかみちのフルカラー漫画では、ブログ管理人はこの「りとうのうみ」が一番好きです。
「ゆるゆる」
3巻構成の、日常系フルカラー漫画です。たかみちが得意とする、海や山といった自然風景を前面に押し出した、読んでいて心地良いおすすめ漫画です。
白黒のたかみち漫画「百万畳ラビリンス」
ゲームをするのが好きでバグ探しのバイトをしている女子大生・礼香が、ルームメイトといっしょに突然木造迷宮へ閉じ込められてしまう、という漫画です。
その他、魅力的なたかみちイラスト
LO画集 TAKAMICHI LOVE WORKS
第一集「LO画集 TAKAMICHI LOVE WORKS」
第二集「LO画集2 TAKAMICHI LOOP WORKS」
もちろん、ブログ管理人は2冊とも購入済みです。
たかみちさんのイラスト集として魅力があるのはもちろんのこと、
各方面で話題の「LOの表紙のキャッチコピー」の配置の試作図が1つのイラストごとに複数載っていて、キャッチコピーの制作に相当の労力と時間を費やしているのが判り、
作り手側の情熱がはっきりと伝わってきて楽しい画集です。
雑誌タイトルのロゴや、おしゃれなキャッチコピーの存在と組み合わさって、「漫画雑誌の表紙となって初めて栄える構図の絵」なんだと実感するたかみち絵。
画集内インタビューによると、たかみちさんは「少女の絵」よりも「美しい風景の中で生き生きしている人物」を重視して描こうとしているみたいです。
屋外でのロケハンのためのカメラ機材の質と数(たかみちさんの個人所有物)が圧倒的すぎる。目指している高さとポイントが他のイラストレーターとは根本的に違う。
非常に残念なことに、第1集の「LO画集 TAKAMICHI LOVE WORKS」は絶版状態にあるので中古販売サイト「駿河屋」で検索して購入しましょう。
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