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ゲームソフトができるまでの、企画立案から販売までの流れ

 

PlayStation4やPSVitaやNintendoSwitchのようなゲームハードで遊ぶゲームソフトが、ゲーム制作会社の中でどのような流れで開発されて、完成するのかという一連の流れについて調査したので分かったことを報告します。

 

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1「ゲームの企画を立案する」

 

ゲーム企画の立案の段階ですること

  • 「そのゲームのウリ」「そのゲームのコンセプト(企画・広告などで、全体を貫く統一的な視点や考え方)」をプレゼンテーションをして社員達に向けて解説する
    • 市場調査を行い、現在のニーズを満たすゲーム内容であったり、他の有名ゲーム作品と内容がかぶっていないこと・オリジナリティーがあること、という条件が必要になる
  • プレゼンテーションをするだけでなく、ゲームの企画を詳細に記述した「企画書」も同時に作成して、社員達が手元で参照するための資料にする

 

 

企画立案を主に行う「ゲームプランナー」

ゲームプランナーが主に行う仕事

ゲームの企画立案

上記の文章で解説した、「そのゲームのコンセプト」「そのゲームのウリ」を主に訴えかけることを目的にした企画書を作成します。




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この際、「ゲームプロデューサー(ゲーム開発の予算やスケジュール、販売促進のための計画、開発スタッフの選定、などを決定する職種)」と「ゲームディレクター(開発スタッフへの指示とアドバイス、スケジュール管理などを行う職種)」とゲームプランナーは協調し合いながら、ゲームの企画を作成していきます。

 

 

ゲームの仕様書の作成

詳しくは次の項目で解説します。

 




2「ゲームの仕様書を作成する」

 

ゲームの仕様書とは、「そのゲームの完成図はどのような物になるのか」を解説する、ゲームの設計図です。

仕様書を書くのは、上の項目で解説したゲームプランナーの仕事です。

 

仕様書の作成段階ですること




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  • 「タイトル画面の表示形式」「セーブ画面の表示形式」「ゲーム内クエストの出題形式」「シナリオの概要」「バトルの進行形式」「ステージクリアの条件」「なにをしたらゲームオーバーになってしまうのかという条件」などといった、ゲーム内でのあらゆる表示画面・挙動について、図と文章で細かく解説する
  • 企画の段階でおおざっぱに決まっていた各種仕様を、ゲームプログラマーやモーションデザイナーが開発で実装できるものまで具体的な詳細を決めるのが、仕様書を書く人の仕事

 

3「実装作業」

この段階では、そのゲームを構成するシナリオやBGMやゲームプログラムなどを作成していきます。

 

シナリオやCGやBGMの作成

 

シナリオを作成する「シナリオライター」




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  • そのゲームのシナリオ
  • シナリオのサブストーリー
  • キャラクターの会話文
  • キャラクターの性格付け

主にこれらを作成するのがシナリオライターの役割です。

ゲームプレイヤー達の中にはシナリオの出来やキャラクターの個性を重要視する人がかなり多いと言われているので、シナリオライターの腕がそのゲームの成否を左右する大きな要素です。

 

 

 

「3DCGデザイナー」

3DCGデザイナーはそれぞれ専門分野に分かれていて、

  • ゲーム画面上でのキャラクター・アイテム・背景などを、3DCGソフトを用いて立体的に表現する(この仕事を行う3DCGデザイナーを「モデラー」という)
  • ゲーム画面上でのキャラクターのアクション・動作を、3DCGソフトを用いて立体的に表現する(この仕事を行う3DCGデザイナーを「モーションデザイナー」という)
  • ゲーム画面上での、魔法での炎や氷や爆発や回復、打撃がヒットした瞬間、攻撃を防御した瞬間などといったグラフィック演出を3DCGソフトを用いて行う(この仕事を行う3DCGデザイナーを「エフェクトデザイナー」という)

 

 

 

「UIデザイナー」

  • アイテムの選択画面の表示仕様
  • キャラクターの選択画面の表示仕様
  • バトル時における、HPやMPのようなキャラクターのステータス情報の表示仕様

UIデザイナー(UI=User Interface、ユーザーインターフェース)は、一例として上記のような「表示の仕方」をデザインします。

ユーザーインターフェースのデザインが優れていて、ゲームプレイヤーが目的の場所や情報を直感的に見ること・選択することができると、プレイヤーはストレス無く快適にゲームを遊ぶことができます。

UIデザイナーのセンスと腕前が、そのゲームの操作性・プレイの快適さを大きく左右するため、目立たなくても重要な仕事です。

 

 




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ゲーム内BGMを作曲する「サウンドクリエイター」

  • そのゲームのメインテーマBGM
  • ゲーム内の各種BGM
  • 「項目を選択した際の効果音」「キャラクターがフィールド上の壁にぶつかった際の効果音」など、ゲーム内での効果音全般

ゲームプレイヤー達の中には、そのゲームのBGMを重要視するプレイヤーも多いようです。

BGMがそのゲーム内容にどれだけマッチしていてなおかつハイクオリティーかが、ゲームの盛り上がりや演出の効果を大きく左右します。

 

 

 

ゲームプログラムの作成

 

「ゲームプログラマー」

上記の「シナリオライター」や「3DCGデザイナー」などが作り上げたゲーム用データを利用し、ゲームの仕様書の通りに動くようにプログラミングを行うのがゲームプログラマーです。

 

 

家庭用ゲーム機でプレイするタイプのコンシューマーゲームでのゲームプログラミングにはC++、スマートフォンでプレイするタイプのソーシャルゲームでのゲームプログラミングではC#、というプログラミング言語を用いて開発することが多いようです。

 

4「ひとまず完成したα版の、テストプレイやデバッグ作業」

 

α版(アルファばん)とは、これまでの作業によりひとまず組み上がった試作版のゲームのことです。

 

バグを発見する仕事を行う「デバッガー」

  • ゲーム内のこの場所は、バグのせいでキャラクターが壁をすりぬけてしまう
  • ある特定の順序やある特定の条件下でコマンドを入力すると、ゲームがフリーズしたり表示がおかしくなるなど想定外の挙動が起こる

 

たとえば上記のような現象が、ゲームにおけるバグです。

α版はあくまで仮組みしただけのゲームプログラムなので、プログラマーが想定していなかったバグをたくさん内包しているのが普通であり、バグを除去する必要があります。




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デバッガーはゲームをプレイし、何通りもの動作を試してみて、発生したバグを記録し報告する仕事です。

記録されたバグは、ゲームプログラマー達がプログラムコードを修正していくことでバグを潰していきます。

 

 

また、テストプレイにおいて「ゲームのバランス調整」も行われることになります。

このバランス調整は、ゲーム開発の初期にもテスト版のゲームを作ってテストプレイしておおまかにバランスを調整しますが、この開発の最終段階でもふたたび行われることになります。

アルバイト募集などで、ゲームのテスト要員を募集することが多いようです。

  • ゲームが簡単すぎる、という感想が多いようなら、難易度を多少引き上げる
  • 敵が強すぎてステージクリアできない、という感想が多いようなら、敵を多少弱くする
  • 街が狭くて街の中を歩き回っていて息苦しい感じがする、という感想が多いようなら、街の構造を拡張する

たとえば上記のように、プレイした感想から得られた課題点を解決するように、ゲームのグラフィックやプログラムを変更していきます。

 

 

5「ゲームのマスターアップ&パッケージや取説の作成」

 

上記の4「ひとまず完成したα版の、テストプレイやデバッグ作業」でゲームのバグをほぼ全て除去し、ゲームのバランス調整も完了したら、いよいよそのゲームをマスターアップした(ソフトウェア業界用語で「ソフトウェアについては出荷できる状態になった」という意味)ことになります。

 

 

あとは、残りのゲームのパッケージや取扱説明書を作成します。

 

ゲームのパッケージの作り方

  • グラフィックデザイナーが、ゲームのタイトルロゴのデザインをする
  • イラストレーターにパッケージ用の新規イラストを描いてもらったり、既存のゲーム内イラストを流用する
  • ゲームの画面画像や、ゲームのストーリーやアピールポイントを簡潔に解説する文章を用意する

これらを組み合わせて1つにすることでゲームのパッケージになります。

 

 




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ゲームの取扱説明書の作り方

  • そのゲームの概要をゲーム画面の画像と文章でわかりやすく解説することが取扱説明書の役割
    • ストーリーの概要
    • キャラクターの紹介
    • キャラクターの操作方法
    • 冒険の進め方やステージの進み方
    • ゲームの始め方やセーブの仕方やセーブデータをロードする方法、など
  • ストーリー後半のネタバレや、隠しキャラの存在をバラすことなどは厳禁

ゲームの取扱説明書はそのゲームの制作会社が作成することもありますが、印刷会社や編集プロダクションが作成する場合もあります。

近年のゲームでは上記の取扱説明書のデータがゲーム内メニューで閲覧できるようになったり、ゲームハードも常時オンライン状態が当たり前になっているのでゲームハード上からそのゲームの公式サイトに掲載してある取扱説明書のデータを見られるようになっています。

そのため、紙媒体の取扱説明書は年々簡素化される傾向にあり、取扱説明書が紙1枚だけというパターンも珍しくありません。

 




6「ゲームの量産と、店頭販売」

 

出来上がったゲームを工場で量産します。

この際、Blu-rayのようなディスク型のゲームメディアは、専用機材を使ってデータ情報をメディアの記録面に一瞬でCDプレスして焼き付けることで、ゲームの製造時間が圧倒的に短くなり、大量生産が可能になります。

PSVitaやNintendo3DSやNintendoSwitchのようなソフトがロムカセット型であるタイプも、専用機材を使用することで記録面に高速でデータを次々と書き込むことができ、大量生産ができるようになります。

 

同じく量産したゲームのパッケージと取扱説明書を量産したゲームソフトと合わせて、ついにゲームが商品として市場へ出荷されます。

各種の家電量販店の店頭や各種のネット通販店のサイト上でゲームが販売され、消費者達がそれを購入し、新しく作られたゲームを遊ぶことが出来ます。

 

ゲーム制作を学べる、人気の専門学校

アミューズメントメディア総合学院

◎「ノベルス創作学科」
 「ゲームプランナー学科」
 「アニメ・ゲーム3DCG学科」
 「キャラクターデザイン学科」
 「アニメーション学科」
 「声優タレント学科」
 「マンガ学科」、など多数の学科がある
◎本学では、学校在籍中に作品を商品として売り出せる
○「資料請求」「体験入学の申込」は無料
○各種業界と直結した就職斡旋・デビューシステムがある



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