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個人主義や恋愛至上主義の浸透で結婚制度が崩壊寸前の問題

 

現代の価値観に結婚がまったく合わず、現代では結婚制度が崩壊しつつある状況を調査したので、分かったことを報告します。

 

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結婚制度を崩壊させた「恋愛至上主義」と「個人主義」

 

「恋愛至上主義」が結婚制度を崩壊させる理由

  • 「結婚とは、恋愛感情の延長上にあるもの」という恋愛至上主義の考え方は、「結婚は、恋愛感情が無ければする必要が無い」という考え方を招き、恋愛行為が苦手な人達にとって結婚のハードルをいちじるしく上げる結果をもたらしてしまう
  • 「結婚には、まず恋愛感情ありき」という恋愛至上主義の考え方は、結婚生活を続けるうちに恋愛感情が消えれば、「恋愛感情が消えたんだから、当然離婚するべき」という考え方を招き、結婚を容易に破綻させてしまう
  • 「結婚とは、自由恋愛の後にするべき」という恋愛至上主義の考え方は、結婚したい当人同士が堅実に結婚ができる「お見合い」という制度をどんどん廃れさせてしまう原因となる

 

 

 

「個人主義」が結婚制度を崩壊させる理由

  • 「自分個人の人生・考え方・独立性が重要」だと考える個人主義は、「結婚をして家族を築くことが無意味・不必要」だという考えを招きやすくなってしまう

 




減り続ける婚姻数と増え続ける離婚数

 

日本における婚姻数の推移

  • 婚姻数のピーク時は、1972年の109万9984件
  • 2014年では、64万3740件にまで落ち込んでいる

 

 

日本における離婚数の推移

  • 離婚数は、1974年では11万3622件
  • 2014年では、22万2104件と急増している

 

もはや結婚が時代遅れになった理由を指摘するネットの声

 

インターネットが国民的普及したせいで、
各家庭内でせき止められていた結婚の負の側面が全部暴露された。
結婚しても損ばかり、という事実が明るみに出てしまったから、みんな結婚したがらない。

 

スマホを使ったソーシャルゲーム・電子書籍・音楽・SNSみたいに、
娯楽が多様化して、しかも娯楽のメインが「情報系」になりつつある。
自宅の布団の中でいくらでも楽しめる娯楽が充実している現代じゃ、いまだにハードルが高いままの恋愛と結婚は、娯楽としては時代遅れすぎる。

 

現代の若者世代は、物事を、メリット・デメリットでドライに計る傾向が強い。
なので、結婚のメリットを強調したり、メリットを付加する政策をしていかないと、若者は結婚しない。
心意気・情熱・粋な人生、みたいなモノに振り回される時代は、とっくに終焉している。

 

結婚は、法律面で、
女側に有利すぎ。男側に不利すぎで、男を冷遇しすぎ。
まず、この過度な不平等さを何とかしろ。
しかも、この不平等さがネットを介して知れ渡っている。
早急に結婚制度を改善しなければ、男は結婚という制度からずっと逃げ続けるだけ。




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結婚生活を継続するためには、
男女共に「相手を許す」「自己犠牲」の精神が必須。
自分本位な人ばかりの現代社会では、結婚は現代人にそぐわないんじゃない?

 

男も、女も、
テレビドラマや漫画・アニメに毒されすぎて、性格が良くて美男美女以外の相手とは結婚したくないと思っている。
理想が上がりすぎたのは、社会が情報化してネットで高レベルの男女が身近になりすぎたことの弊害。

 

非正規の派遣・契約社員が増大し、
大企業でさえも不手際・不祥事で次々と没落する現代。
もう、1つの会社で終身雇用される安定的人生なんて、過去のものになっている。
身軽な方が何かと生きやすい現代で、あれこれ縛られてしまう結婚は何かと重い。

 

昔は、結婚は社会人の義務、という意識が根付いていた。
現代は、結婚とは恋愛に適性をもつ一部の人がやる趣味、という共通認識になっている。

 

テレビドラマやテレビ番組とかで、妻が不倫をすることをドラマチックに演出する始末。
不倫を許容・推奨するような社会で、安心できる結婚生活なんて無理無理。

 

旦那への愚痴を書き連ねた「旦那デスノート」が大売れして、
「世の中の旦那はなっていない!もっともっと妻をあがめたてまつれ!」
みたいな女性側の風潮。
そのくせ、旦那側から妻への要求は「女性差別だ!!」とはねのける。
そりゃあ結婚したがらない男性も増加するよ。
女は、自滅行為を繰り返している事に気づいてないのか?

 

そもそも、男と女は分かり合うようにはできていない。
なので、永遠に分かり合えない。
継続することがそもそも無理な結婚生活を強引に続けようとするよりも、
結婚してさっさと子どもを作り、その子どもがある程度育ったら、さっさと離婚、
というやり方の方がずっと理にかなっている。

 

結婚は磁石のN極同士を無理矢理近づけているような状態

 

  • 原則的に動物のオス(人間の男を含む)はメスと長期関係を続けるようには出来ていない
  • 恋愛開始後3年程度で「恋愛感情を引き起こす脳内物質PEA」の分泌が一気に降下し、男も女も脳が覚めて相手のことを何とも思わないようになる
  • 「自分の思い通りに物事が運ばないとストレスが発生する」という原理上、自分以外の人間である配偶者(相手は自分の操り人形ではないので思い通りには動かない)との共同生活は絶対的にストレスを生む

 

 

上記のようなルールがあるにも関わらず、無理に(というより自然の原則に反して)男女を長期的に婚姻関係で縛っているので、容易に離婚へと転落する事になります。

磁石のS極同士を近づけても、反発してお互いが離れて吹き飛ぶのが自然の成り行きでしょう。

 




これからの時代は「事実婚」が主流になる可能性大

 




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「事実婚」のメリット

  • 法的な婚姻関係に縛られることなく、結婚生活と子育てができる
  • 子どもを作って育てることの心理的・経済的ハードルが低い
  • 姓を変更する必要や、別れると戸籍に×が付く、ということがない
  • お金と手間がかかる結婚式や、新居の用意、離婚にまつわるあれこれの手続きが、全て不要

 

 

先進国の中でも少子化対策に成功しているフランスでは、「事実婚」を社会的に容認することで出生率を向上させています。

結婚することで法的にがちがちに束縛されてしまうことが若者が結婚を避けている大きな原因であり、その問題をクリアした「事実婚」がこれから先進国で普及していくのではないかと推察されます。

 

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