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昔のライトノベル黄金期を味わった人達が現代のラノベを批判

 

最近のライトノベルはなぜこれほどまでに忌み嫌われるのか?

調べてみるとどうも、昔のライトノベル黄金期を味わった古参のラノベファン達が、昔を懐かしみ、現代のラノベを叩いている側面があるようです。

 

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ライトノベルって昔の方が良かったんじゃ?というネット意見

 

昔のライトノベルは、直木賞を受賞するような小説家が中高生向けに書いた小説。
今のライトノベルは、ライトノベルを読んで育ったオタク小説家が書いたオタク向け小説。
昔と今じゃ、ライトノベルの質とレベルがそれぞれ全然違う。

 

「ゼロの使い魔」「ドクロちゃん」のヒットのあたりで
ライトノベル分野で「萌え」がウケ、そこからギャルゲーみたいな内容のラノベが一気に増えた。

 

今のラノベは萌えオタに媚びすぎ。
そして、内容が不健全・下品なエ口で汚染されすぎ。

 

ストーリーや物語設定など、内容を凝ったものにしたりしても売上UPにつながらない。
萌え豚向けの美少女キャラクター・過激なエ口・読者の欲望をひたすら満たす内容にすると売上が上がる。
こういう構図だから、ライトノベルがより陳腐化していくのは必然のなりゆき。

 

2010年くらいからのラノベ読者は、
苦戦NG・努力NG・敗北NGで、萌えやハーレム・主人公の無双・圧倒的快勝みたいな要素を求めている。

そういう、ダメ人間の現実逃避用みたいな内容のライトノベルばかりが売れているんだから、
昔のライトノベルファンからすれば劣化したと感じられるだろうよ。

 

90年代のライトノベルは、
「文章がしっかりしている」「萌えのような気持ちの悪い要素がほとんど含まれていない」
という特徴があったから、ちゃんと小説のていをなしていたと思う。
それらの特徴を失った現代のラノベは、劣化したと評価されても仕方がない。

 

昔は「はるか先の未来世界」とか「地球の外の星系」とか「文明の成り立ちが現実のそれとは根本的に異なる不思議世界」
みたいな、多種多様な物語世界のライトノベルがいろいろと用意されていた。そのおかげで、物語のバリエーションも豊富。
今じゃ、「現代の、日常に則した学園物」「有名RPGからそのまま持ってきたようなゲーム世界風ファンタジー物」ばかり。
物語世界の種類が圧倒的に少ないから、必然的にストーリーがどれも似たり寄ったり。
ラノベ編集者が言うには、「読み手の想像力が無くなり、身近なものしか理解できないので、学園物以外は売れない」そうだ。
要は、現代は読者がアホになりすぎた。

 

現代のラノベが終わっているわけじゃない。
読者層が終わっているだけ。
その読者層の需要に応える内容のラノベが大量供給された結果、ライトノベル業界そのものもダメになっているけれど。

 

乙一とか有川浩みたいな、ライトノベル寄りの一般小説を書いていた実力者は
そのほとんどがライトノベル分野に見切りをつけて、今は一般小説家としてやっている。
ライトノベル分野は、実力のある小説家達から見捨てられたんだよ。

 

昔のライトノベル→学生が読みやすいように書かれた軽い小説
今のライトノベル→オタクだけをターゲットに絞った小説

 




ラノベ黄金期を体験した今の30代が「凋落した現代ラノベ」の主要購入層

 

ライトノベル編集者からのリーク情報

 

(同一人物によると、ラノベの年代別購読層は「ものすごいざっくり出すと10~20% 10代、20~35% 20代、20~35% 30代というレンジで、だいたいの作品はおさまる感覚」)

 

 

ライトノベル読者の平均年齢は31.8歳という調査結果

 

  • 電子書籍ストア「BOOK☆WALKER」がサイトユーザーの中のライトノベル読者の平均年齢を調べたところ、「31.8歳」という結果が出た。男女比は9:1で、男性が9割。
  • この調査で「ライトノベル読者」だと定義された読者とは「BOOK☆WALKERで10冊以上の電子書籍を所持しており、所持してるものの50%以上がライトノベル、というユーザー」
  • 2015年8月末時点の登録者データを利用して、ライトノベル読者の平均年齢の調査をした

 




もっと洗練されたラノベが読みたい!となげく古参ファン

 

30代の古株のラノベファンが現代のラノベに不満を抱きがちなポイント

  1. ストーリーにシリアスさ・重厚さが足りない
  2. いくらなんでも「萌え」「エロ」の比重が大きすぎる
  3. ハーレム・主人公の無双・チート能力といった、ダメ人間を慰撫して願望を充足させるような内容が多すぎる

 

 




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古参のライトノベルファン達が、現代のラノベとの比較で引き合いに出すライトノベル作品は「スレイヤーズ」「十二国記」「フルメタル・パニック!」「ロードス島戦記」「魔術士オーフェン」「ブギーポップシリーズ」「Missing」「キノの旅」「イリヤの空、UFOの夏」などです。

 

 

これらよりも近年の作品で名前が挙がりやすいのは「涼宮ハルヒシリーズ」「狼と香辛料」「ゼロの使い魔」など。

古参のライトノベルファン達が、現代のライトノベルを軽蔑したり叩いたりする理由は、主に以下の理由だと考えられます。

 

  1. 自分たちが子どもの頃に愛したライトノベルが、現代に復活して欲しい
  2. 「自分たちは、こんなに良い小説を読んで育った。読者としては、今のライトノベル読者達よりも、自分たちの方がずっと格上」という自慢

 

願望と、マウンティング行為の2つがないまぜになって、現代で流行しているライトノベル作品を叩く行為に走っていると推測されます。

 

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