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森薫…絵の描き込みや女性の心理描写が凄い、乙嫁語り作者

 

あまりにも丁寧な描き込みと繊細で美しい絵柄、そして女性の心理を細やかに描いた作品内容。

正統派本格メイド漫画「エマ」&「シャーリー」や、異国の情緒が香る「乙嫁語り」で大人気を博している、異能の女性漫画家・森薫(もり かおる)の紹介です。

 

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異国の民族衣装や、生活感が楽しい「乙嫁語り」

 

漫画「乙嫁語り」は、2017年現在、森薫が連載中の長編漫画です。極めて細かく描き込まれた絵と秀逸なストーリーで、各方面から高い評価を得ています。

 

 

「乙嫁語り」のあらすじ

 

物語舞台は19世紀後半の中央アジア、カスピ海周辺の地域。




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「乙嫁(おとよめ、作中では『美しいお嫁さん』という意味)」をキーワードにして、当時の文化・生活・結婚の様子を精緻に描く。

まだ12歳の花婿「カルルク」のもとに嫁いできた女性は、20歳の「アミル」。年が離れていても、2人は夫婦としての絆を強めていく。

 

 

 

「乙嫁語り」の注目ポイント

 

  • 異文化とその歴史を知ることが楽しい
  • 王道の恋愛ストーリー
  • 漫画家・森薫ならではの超画力による、美しい絵に引き込まれる
  • 作中で次々と登場する、魅力的な乙嫁達

 

 

 

「乙嫁語り」の華々しい受賞実績

 

  • 「マンガ大賞2011」の2位受賞
  • 2012年に「第39回アングレーム国際漫画祭世代間賞」を受賞
  • 2012年に「アメリカ・全米図書館協会、10代向けグラフィックノベル・ベスト10」に乙嫁語りが選出
  • 「マンガ大賞2013」の2位受賞
  • 「マンガ大賞2014」の大賞受賞

 

 

 

「乙嫁語り」の魅力

 

異常に細かく描き込まれた民族衣装や、その時代・その民族の背景事情を丁寧に作品に反映している作風、森薫の「日常をとても面白く描く」という作者の技術があいまって、他に類を見ない突き抜けた完成度になっているお嫁さん漫画です。




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旅行者のスミスの視点に合わせて、色々な地域の色々な種類の乙嫁の生活が描かれるのが本作の特徴。

猟をして獲物を料理をして食べているだけの日常シーンでも、非常に面白くて作中世界へ引きずり込まれます。

不器用な性格のパリヤさんと、じゃじゃ馬な褐色肌双子娘「ライラ」「レイリ」がブログ管理人のお気に入り。




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パリヤさん

 

 

双子の「ライラ」「レイリ」

 

 

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少女メイドと気さくな女主人の物語「シャーリー」

 

漫画「シャーリー」は、元は森薫が同人誌でやっていたメイド漫画。人気を博し、現在は商業誌で不定期連載されています。

 

 

「シャーリー」のあらすじ

 

物語舞台は20世紀初頭のロンドン。

カフェ「モナ・リザ」を営む女店主「ベネット」は、お店が忙しくて、自宅の家事・手入れができずに人手不足に悩んでいた。




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そんな時に、募集に出していた自宅用メイドにただ1人応募してきたのが、13歳の少女「シャーリー」だった。

自分が雇うことを断ってしまったら他に行く当てが無さそうな雰囲気のシャーリーを心配し、ベネットは彼女をメイドとして雇用する。

思っていたよりもはるかに有能で働き者だったシャーリーと、ベネットの、メイドと女主人としての共同生活が始まる。

 

 

 

シャーリー

 

まだ13歳という若さながら、料理も家事も上手な有能メイド。真面目で仕事熱心な性格をしている。

 

 

普段は寡黙で、表情や感情表現にとぼしいが、人形遊びが好きだったりと年相応の子どもらしさをもっている。

 

ベネット

 

シャーリーの雇い主で、カフェ「モナ・リザ」を営む女店主。性格は気さくで、少しドジなところがある。近所では美人と評判。

大きな屋敷に住んでいることや、カフェを経営していることから、資産家の娘であるらしいことがうかがえる。シャーリーが来てくれてにぎやかになった生活に満足し、そんな日々を好ましく思っている。

 

 

 

「漫画・シャーリー」の魅力

 

ハデな事件や恋愛沙汰やファンタジー要素が無いと、普通、漫画はつまらないです。




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このメイド漫画もそういった「ないない尽くしの日常漫画」なのですが、何度でも読みたくなる不思議な吸引力と面白さがあり、驚愕の一語。

シャーリーとベネットの、あるいは家族とも受け取れるような平穏な主従関係は、見ていて気持ちがなごみます。

 

 

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萌え用ではなく、職業人としてのメイド漫画「エマ」

 

漫画「エマ」は、森薫の初の長編連載漫画。歴史の史実を細かに反映した作風は評価が高く、19世紀当時のイギリスの文化・階級社会を理解するための本としても読むことができます。

漫画「エマ」は平成17年(2005年)度文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞しています。

 

 

「エマ」のあらすじ

物語舞台は19世紀末のイギリス。

主人公の「エマ」は、隠居生活を送る老婦人のメイドとして過ごしていた。

ある日、老婦人の知り合いで、有力な貿易商ジョーンズ家の跡取り息子「ウィリアム」が老婦人宅を訪れる。

ウィリアムは、そつなく対応するメイドのエマの器量の良さに惹かれ、そこから2人の交流が始まっていく。

 

 

 

漫画「エマ」の魅力




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「働く女性は美しい…」としみじみ感じさせてくれる正統派メイド漫画です。

使用人と上流階級の、身分を越えた恋の物語にハラハラドキドキ。物語当時のイギリスの時代背景なども詳しく知ることができるインテリ風漫画です。

エマの7巻くらいから、すでに作画力が凡百の漫画家のそれとは一線を画していました。

仕事に生きる知的でクールなメイド長・アデーレがかっこいい。

 

クールなメイド長・アデーレ

 

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森薫は短編漫画も上手いなあ…「森薫拾遺集」

 

「森薫拾遺集」は、森薫が雑誌に掲載した1話完結の短編漫画集です。

実験作的な斬新なストーリーや展開の短編が多く、「やはり絵が上手い」と思わせる綺麗な作画。

初めての眼鏡や、サイズが合わないブカブカの制服、教師と不倫をする友達との奇妙な友情関係など、青春の1ページを鮮やかに切り取った作品が印象的。

 

漫画家・森薫の作風と画風

 

森薫の作風・画風

  • 「メイド」が大好きで、メイドが主人公の漫画を多く描いている
  • 作画スピードが異常に高く、小学館の編集長の市原武法氏いわく「これまで見た100人を超える漫画家さんの中でぶっちぎり」に速い
  • 漫画の絵を異常に細かく描き込むことで知られ、上記の高速作画スピードをもってまずおおまかにキャラクター絵を描き、締め切り時間まで細部を描き込んでいる
  • その物語舞台の時代・文化の史実を、忠実に漫画へ反映させる
  • 「画力の高い漫画家は誰か?」というネット上の議論では、必ずと言って良いほど「森薫」の名前が挙がる

 




漫画家・森薫の画力のすごさが分かる、参考画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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