もはや国民的漫画として不動の地位を築いている「ドラゴンボール」の作者にして、国民的RPGドラゴンクエストシリーズのキャラクター・モンスターデザインを担当している、
超有名漫画家にして超人気イラストレーターの「鳥山明」。
ドラゴンボールの作者としての功績ばかりが語られますが、当ブログではイラストレーターとしての鳥山明の魅力を紹介したいと思います。
鳥山明の絵の最大の魅力は「わくわく感」
鳥山明のイラストで全盛期とよく言われる「クロノトリガー」
ストーリー性を感じさせる鳥山明の絵は、見ているだけで童心に返るわくわく感が込められています。
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わくわくする冒険を演出したいドラゴンクエストの開発陣が鳥山明をキャラクターデザイナーとして採用したのも、鳥山明の絵のわくわくさが理由の1つでしょう。
鳥山明キャラの中で、デザインが特に秀逸なキャラ
アラレちゃん
フリーザの最終形態
スライム
ドラゴン・龍のデザイン
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セル完全体
クロノトリガーのロボ
鳥山明が描く「メカ全般」
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純粋魔人ブウ
鳥山明作の女の子キャラで特に可愛いとネットで評判の子
人造人間18号
悟空が連れてきた人魚のお姉さん
チチ(若い頃限定)
ビーデル
摘 鶴燐
アリーナ
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バーバラ
デボラ
ターニア
セティア
ネット上での鳥山明の評価はもはや「信仰レベル」
ワクワク感
なんだよな。
他の漫画家にはマネできない特性が鳥山の絵にはある。
見やすさと迫力を兼ね備えている。
「ものすごく動いてる!」
ってのが伝わってくる。
静止画の連続なのに、あの異常な躍動感は、もはや魔法みたいなもの。
アラレちゃんやドラゴンボールを描いてたんだもんな。
画力や量産能力が異常すぎる。
って話題で出てくる候補は「宮崎駿」とか「手塚治虫」とかそういう方々ばかり。
鳥山明が、凡百の漫画家とは別の世界に住んでいるのがわかるよね。
「この世に天才はいるんだ」
と信じざるをえないよね。
何でも可愛く描ける。
デフォルメのセンスが凄すぎる。
ドラクエキャラっぽい顔・ワイルドでセンスのある服装・ツンデレ的性格。
もう最高。
キャラクターの服装とか持っている小物なんかのデザインも上手い。
「あっ、この絵、鳥山明だ!」
って分かってしまうのがすごい。唯一無二の個性がある。
良い意味で単純明快。
誰でも理解できるわかりやすさがあるから、これほどまでにみんなに受け入れられたと思う。
作者の変な主張や思想を漫画キャラに代弁させることもなく、ただただエンタメ作りに徹している。
普通の漫画なら、作品からにじみ出る作者の主張が鼻につくことも多い。
鳥山明は性格も良いんだなと感じる。
静止した一枚画なのに、これまでの過程と、これからの未来がにじんでいる。
姿だけで性格とか、強さ・不気味さがしっかり伝わってくる。
物語序盤ですぐさま地球を踏破して、その後に宇宙・あの世・人造人間のせいで荒廃している未来世界・界王神界まで進出して、
それらを過不足なく描写するのにたったの40巻前後しか使わない。
世界のスケールが大きすぎる。
地球って狭いなあ、なんて感じる作品なんて、ドラゴンボール以外にそうそう無い。
「本人が、仕事するのが嫌い」
だってところ。
編集者に連載続行を強要され続けて、最後に描かされた魔人ブウ編は、明らかに絵の描き方が適当で、鳥山のモチベーションがだだ下がりなのが伝わってくる。
日本人向けに描かれたアメコミ、って感じの内容。
キャラクターのデザインやストーリーが、日本の漫画とは一線を画している気がする。
天からの授かり物であるかのようにみんなから有り難がられる。
ドラゴンボールは、全ページ・全コマが鳥山明が描いた絵。
冷静に考えてみて、ドラゴンボールで魅力や人気が出ないはずがないよな。
見やすさと躍動感に加えて、さらに速さ・打撃の重さ・ダメージまで読者に鮮明に伝わる
漫画の神様・手塚治虫さえも認める鳥山明の実力
「ちょっと上手すぎるよね」「彼は僕の後継者」
「鳥山先生の絵は、漫画家からするとちょっとした発明のようなもの」
「鳥山先生の絵は漫画家からすると魅力的すぎるんですよね。マネしたくなる気持ちもわかります」
「嫉妬するほど上手い」
「漫画としての絵という意味で言えば、鳥山以上に上手い漫画家はいない」
「漫画界には大友・鳥山以前と大友・鳥山以後が存在する」
「神様。ディズニーより上手い」
「デフォルメが上手い漫画家は、わし以外には鳥山明くらいかな」
「鳥山先生みたいに絵が上手くなりたいです」
「彼のイラストを見た時は驚いたよ。素晴らしい。本当に日本人が描いた絵なのかと思った」
「鳥山明のファンなんだ。彼の絵を見るとワクワクするんだ」
「鳥山のセンスは素晴らしい。世界中探してもこれだけのデフォルメセンスを持つイラストレーターはいない」
「鳥山の何が一番凄いのかと言えば、あの色彩センスと画材選択の素晴らしさだ」
「ドラゴンボールの作者に俺のアルバムジャケットを手がけてほしい」
「日本に言った時に欲しかったドラゴンボールの画集を買ったんだ。満員電車にも乗りたかった」
「彼の絵に関して「基本的な絵の勉強を漫画ではなく、デザイン画などから学んでいるため、バランス感覚が優れている」
「トーンを使わないので、白と黒のバランスを取るのが非常に上手い」
「背景などを描かなくても画面が持つだけの構成力とデッサン力を持っている」
鳥山明の画風
- 背景絵はシンプル
- わざわざ背景絵を描かなくてもキャラクター単体の絵で漫画のコマや画面がもつほど、キャラ絵の構成力が優れている
- スクリーントーンは最小限しか使わず、ペン画による白と黒の単純な色彩で迫力のある絵を描き出すことができる
- 人間・機械・怪物を「可愛くデフォルメ」するセンスが突き抜けている
- 「尾を引いて飛ぶエネルギー弾」や「キャラが力を解放したことの影響で周囲の岩が浮き上がる」などの鳥山明の戦闘描写が、多くの後続漫画家達に模倣されている
- 鳥山明自身がメカが大好きなこともあって、メカの絵のデザイン・構造は非常に凝っており、鳥山明作のメカ絵のファンが大勢いる
- イラストの鑑賞者の童心を呼び覚ますような「見ていてワクワクする絵」が鳥山明の絵の最大の長所
鳥山明の真骨頂は「デフォルメ」のセンス
複雑なメカを漫画チックに、恐ろしいモンスターを親しみやすく可愛らしいぬいぐるみのようなデザインに、人間を独特の漫画的絵柄に変換するセンスが無二の天才。
鳥山明がデザインしたドラゴンクエストのモンスターが、もしもただのリアルでグロテスクな怪物だったら、ドラゴンクエストがあれほど国民に親しまれることはなかったでしょう。
その他、鳥山明の画力のすごさが伝わる画像
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