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現代の若者が努力をダサいととらえる傾向の現象と、その原因

 

近年、若者世代の間で「努力することはダサい・かっこ悪い」という考え方が広まりつつある現象について調査したので分かったことを報告します。

 

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若者が「努力=ダサい」と考えるに至った3つの原因仮説

 

1.ずっと日本経済が停滞しているせい仮説

生まれてからずっと、日本の経済成長が停滞し、陰気な時代の中で生きていれば、やる気も努力する気も必然的に失われてしまう。

「努力して、賃金がアップした!」「努力して、正社員になれて、良い暮らしができるようになった!」などの「成功体験」が欠如しているので、努力の有効性を信じようがない。

 

 

 

2.「結果」ばかりを重視して、「過程」を軽視しているせい仮説




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情報化社会のせいで、「羨ましい結果である、仕事・年収・生活」がいやおうなしに目に入ってくるようになった。

「結果」ばかりに注目して、「過程」の大事さには目が向かない。「最短ルート」「コストパフォーマンスが最も高い方法」といった「効率」ばかりを重視し、効率の良い方法をネットで検索し続けるが、良い結果を手に入れようとすれば、効率とは無縁なほどの圧倒的物量がどうしても必要なので、「効率が悪い!」と判断し、努力を放棄してしまう。

「結果が得られるかどうか分からない努力を続けるなんて、それまで投入した労力が無駄になるリスクが高すぎてコスパが悪すぎ。そんな努力をやっている奴は頭が悪くてダサい」といった考え方が若者間で支配的になってしまっている。

 

 

 

3.努力しなくてもそこそこの生活で満足するライフスタイルを定着させてしまったため仮説

低収入・低賃金でも満足するような、「清貧」を肯定する価値観とライフスタイルをすでに定着させてしまったため、そもそも努力は不要、努力してまで上へと昇ろうとする必要はない、と考えている若者が多い。




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参考:若者の3割が「努力は報われない」という考えをもつ

若者の3割が「努力は報われない」という考え

  • 20代~30代の若者の回答で、「努力しても報われない」が約3割に上った
  • 日本の将来・経済には楽観的な考えをもっているが、その反面、自分自身の生活は変わらず努力も報われない、
    という若者心理が本調査で浮き彫りになった

2013年10月から12月にかけて回答調査し、情報・システム研究機構「統計数理研究所」が発表した「日本人の国民性調査」より

 




最近の若者の、3つの特徴的性格

 

3つの特徴的性格

  1. 努力はしたくないけれど、幸福はつかみたい
  2. ありのままの性格・髪型・服装の自分を他人に受け入れてもらいたい。他人や会社に合わせて自分を曲げることをしたくない
  3. 自信はもっていないが、自信の無さを「強い承認欲求」によって補おうとしている

 

 




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「努力すること・頑張ることはめんどうなので回避する」「努力している姿を見られるのは恥ずかしい」「頑張ったところで、どうせ報われない」、といった考えが、現代の若者の間で多く見られます。

生まれてからずっと経済成長が停滞している日本社会の中で育ち、努力の有効性や、未来の可能性を信じることが、生まれの境遇からして無理になっていると考えられます。

 




若者ウケを狙った創作物のせいで、ますます努力嫌いが加速

 

「努力描写を避ける、近年の創作物」を危険視するネットの声

「無気力で、頑張っている人を見てやれやれって態度の主人公」は
マジで子どもに悪影響が大きすぎる。

そういう冷めていて頭でっかちのキャラに憧れてしまうと、
子どもは難しそうな事には「できない」って最初から線引きして、自らの可能性を狭めてしまう。

 

努力も何も無しに、
「覚醒」「異世界転生をする時に、神様にチート能力を授けてもらえる」「もともと持っている才能で無双する」
ってラノベ・漫画が現代は多すぎる。

 

「普段はダメ人間だけれど、いざ本気を出せば最強」って設定は危険。
能力が低いからこそ普段から頑張るべき人が、自分がそういう設定の人間だと願望から思い込んで、努力しなくなって人生がどんどん悪化してゆく。

 

努力描写一切無しで、「才能のみで活躍する」って展開が多すぎて、
子どもが努力と才能の関係を勘違いしてしまいそう。
才能なんて、ある程度努力して初めて開花するものなのに、
「(まだ努力を始めていないので)才能が未発達な自分=才能が無いので成功する可能性は全く無い」って思い込んで、
努力と挑戦をする前に勝手に潰れてしまう。


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