この世の実態に即した、「これを子どもに教えておかないと、世間で強く生きていけない!」という教育の重要要素を調査したので分かったことを報告します。
重要度大「最も優先して子どもに理解させるべき事」
1「自立心の重要性」
高校・大学を出たら、仕事をして自活できるようにならなければ、親も子ども自身も困ります。
しかし、現代は子どもを過保護に育てることが多いため、学生時代までずっとレールを敷かれた人生を歩み続け、学生時代が終わった先はどうしたら良いのか分からなくなり、
ニート化や無職化のような悲惨な結末を迎えることも多々。
小さな頃から、自分の頭で考えて自分の意見をもつようにしたり、アルバイトを経験させて社会に出る練習を積ませるようにしましょう(アルバイトに慣れていれば就職への抵抗感がずっと小さくなります)。
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過度の放任主義は問題ですが、放任主義以上に子どもを台無しにする最悪の方法は、手取り足取り行動を指示して、自分では何もできない人形のように育て上げてしまう事です。
2「競争心の重要性」
綺麗事やたてまえを全部とっぱらうと、つまりこの世は「勝った者が良い目を見られる」。
ここまで露骨に子どもに教える必要はありませんが、日々の教育でそれとなく理解させる事は極めて重要です。
社会に出れば、同僚・同業者との競争は当然、足を引っ張ってきたり、手柄を横取りしようとしてくる人も多々。
こんな当たり前の事は、社会で働いている両親なら当然実感していますよね?そういう社会の実態を無視して、子どもを優しく優しく育ててしまうと、結果的に、競争に勝てない無力な子どもに仕上がってしまいます。子どものニート化の大きな原因にもなります。
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ぜひ、戦って勝ち取る事、誰かにやられたら黙っていないでやり返す事を、教えてあげて下さい。突然降ってかかる他者の悪意や害意への対抗手段がないままだと、将来的に子どもが他人に潰されます。
3「子どもの適性を子どもと一緒に協力して調べる」
積極的に子どもの才能を見極め、その才能が発揮できるような教育環境を整えて下さい。
もしも特別な才能が無いようなら、次善の策である、早めにたくさん勉強させて高学歴化→良い就職先、という道を示してあげて下さい。
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これといった特別な教育を施さず、とりあえず義務教育終了までは育ててあげたから、さあ後は自分で何とかしろ!という育て方はちょっと無責任です。
社会で生きていけないニート達も親のこういう「手抜きの育て方をしてきたくせに子どもにはきっちり期待をかける」やり方を恨んでいる人が多いようです。
子どもとたくさん対話をして、色々な事を経験させて、好きなことや、他人よりも上手くできることを、人生の先輩である親が見極めてあげましょう。子どもは「これが私の才能!」なんていちいち考えながら取り組んでいないので、客観的に見極める役目の人がどうしても必要です。
才能といっても、別に芸術やスポーツやカリスマ性といった大げさなものとは限りません。
物事に熱意があるとか、規律を重視し公正な性格である、というのも立派な才能です。そういう良い個性が活かせる道を示してあげましょう。
重要度中「子がより良い人生を送れるように教えたい事」
4「お金の重要生」
「お金に汚い人間にはなるな。お金を持ちすぎるとろくな事にはならない」と清貧の尊さを教える親もいるようですが、
ブログ管理人からすれば「はあ!?」と呆れて物が言えない馬鹿げた教育だと思います。
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日本のみならず、先進国のほとんどは資本主義によって回っていて、つまりお金の運用が社会の根幹となっているという厳然とした事実があります。
そういった世界的事実を前にして、お金を軽視するように教育すると言うことは、言うなればバスケットボールの試合に勝つために一生懸命柔道の練習をさせるような、あまりに的外れな教育といえます。
国民みんながバスケットで勝とうと努力しているのに、一人だけ柔道をしているのはマヌケ以外の何者でもありません。
資本主義社会でうまくやっていくためには、お金の扱いに長ける事が必要。あまりにも当たり前の事です。
もしも子どもに幸せな人生を送らせたかったら、バスケットボールの試合(ここで言う、お金が大事な資本主義社会)に勝てるように、バスケットのルールと、バスケで活躍できる練習方法をきちんと教えましょう。
分かっていない方のために念のために言っておきますが、貧困は人をほぼ確実に不幸にします。
5「夢や理想や努力には限界があることも教えなければならない」
子どもが小さいうちは、夢や努力を賛美して教育するのも良いでしょう。
男児向け・女児向けのアニメ作品はそういう趣旨のものばかりですし、子どもが楽しんでいる作品と違った事を教えては混乱を招いてしまいます。
ただし、ある程度大きく育ったら、理想主義や、努力で何でもできる!という考え方は改めさせるべきです。
なぜなら、理想にふけっていてはいつまでも地に足が付きませんし、努力が万能というのは事実に反した間違った考え方なので(努力すれば何でもできる、というのが間違いだと言うことは、社会に出た大人の両親なら分かりますよね?)、事実に即した現実的な考え方と妥協の方法を教育するべきです。
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働けないニートに共通して見られる大きな特徴が、理想主義で完璧主義、だということです。0か100か、白か黒かでしか判断できず、非現実的な理想ばかりを追い求めて自縄自縛で働けないようです。
理想の結果以外は認めない!などという考え方は子どものニート化を招くので、数ある選択肢の中から、理想的でやりたいことの選択肢ではなく、自分の実力で出来る事を選ぶという考え方を教えてあげましょう。
6「親自らが先導しなければ子どももその後ろを歩こうとしない」
子どもに勉強させたかったら、親も勉強し直して子どもといっしょに問題集に取り組む事。子どもに読書をさせたかったら、家にたくさん本を置き、親が本を読む姿を見せて育てること。
親自らがそれなりの労力を割いて身をもって手本を指し示してあげなければ、子どもが動くわけがありません。
最も無意味かつ悪影響を与えるのは、親がぐうたらしつつ「勉強しなさい!」と口だけは達者な場合。
労働に否定的な意見がネットにあふれ、スマートホンを使う子どもがそれに毒されがちな現代では、ただ「ちゃんと仕事をしなさい!」と成人後に怒鳴っても、手を打つのが遅すぎます。
よく言われる有効な方法は、父親が同僚や、他の業界で働く友人を家に招待し、彼らの口から仕事の楽しさや大変な事といった生の意見を子どもに聞かせて、仕事へのわくわく感を実感させることです。
日本人は仕事人間が多く、人生全てが仕事で埋め尽くされてしまう事も多々あるので、子どもがそうならないように趣味や娯楽の楽しみ方も、どんどん率先して教えてあげて下さい。
親自身が日々しっかりと考え、情報収集をし、高品質な教育を施せるように努力する事が大事です。
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