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東京大学の入学試験に合格する事はどれくらい難しいのか?

 

一般に、日本最高の入試難易度であると評価されている「東京大学の入学試験」に合格することはどのくらい難しいのか?

という疑問への答えを調査したので分かったことを報告します。

 

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「東大入試に合格って、どのくらい難しいの?」という疑問へのネット意見

 

教科書の、
最初の1ページ目の内容と、最後のページ内容をリンクさせたような独特な問題が出題される。
教科書内容の非常に高度な理解が求められている。
ただの暗記バカではまるで問題を解けず、
思考の柔軟性や発想力や思考の速さなどが要求されるタイプの入試。

 

ずば抜けた勉強の才能を持つ子どもが、
東大合格用の特殊な参考書と問題集・専用の予備校コースを何年も活用し続けて、
ようやく合格できる、という世界。

 

上位国公立大・上位私立大に合格できるほどの者が、
ようやく
「あっ、これ絶対無理やわ…」
と肌で実感できるくらいに東大の入試問題は難しい。
それほどまでに遠くはるか彼方にある存在。
並の者では、自分と東大の具体的距離すら分からないほどに遠い。
このことが、
低能のニートやフリーターが「東大に受かって人生一発逆転!」という行動を取らせてしまう原因になっている。

 

センター試験9割程度の得点率

最高レベルに難しい二次試験問題を6割程度正答する
ことが東大の合格ライン。
文章に起こしただけでも精神的プレッシャーが凄い。

 

私立大トップである慶応や早稲田に合格するよりも、
東大に合格することは数段難しい。
慶応に余裕で合格する学力レベルであっても、
東大合格にはほど遠い、という事態が多発している。

 

理系科目の試験問題では、
・解くために与えられた時間が少なすぎること
・大学入試での典型問題が全然無く、初見のような奇怪な問題を解かざるを得ない
・「テスト中のその場で初めて浮かぶ、高度なひらめき」が必要になる
このあたりが解答の難易度を引き上げまくっている。

 

医学科みたいな例外を除いて、
東大は日本最難関とされているから、
学力が日本最高レベルの受験生達と戦わなければならないのが最高に辛い。こいつらに、東大入試の得点数で自身が下位に押しやられて不合格にされる。
京大とか一橋みたいな準最難関大学の、
「非常に難関だけれど、受験生の上限レベルは全国偏差値68~70くらいでおさまっている」
のとは違い、
東大入試はライバルのレベルが青天井。

 

東大の入試問題の傾向を総括すると、
「教科書・参考書の標準レベルの知識を完璧におさえたうえで、
その正確な知識を縦横無尽に駆使することを前提にして、
高度な思考力と論理性、かなりの問題処理速度の速さをもってして解答することが求められる、
という特徴をもつ入試問題」。

 

東大に合格する人達は、
なんだか人間の質・人生の傾向が凡人とはまるっきり別格、という印象。
学力もコミュ力も生まれつき規格外で、家も裕福で、これまでの人生でずっと負け知らず。
過去の失敗体験は、底辺学生から嫌がらせを受けたことみたいな、犬に噛まれたと思って忘れるべきもののみ。
東大入試対策にも別段苦労せず、すんなり東大に合格しても
「あー、はいはい合格ね。今まで通りね」
みたいな感想しか無い。
そもそも、負けるという事態がほぼ起こらないという特殊な人種。

 

どの分野でも、上位層へ行けるのは
「生まれつきの才能をもつ者」のみ。
東大入試は大学受験という分野での最上位層だから、まぎれもなく才能の世界。
周りみんなから「あの人は天才」と実際に畏怖され、
自身も生来「自分は(勉強の)天才」という自負に満ちているような者でないと東大に入れない。

 




東京大学の入試で、特に難しいと評判の科目

 

「数学」

  • 試験中にその問題を前にしても、解法が思いつかない、という印象・感覚を覚える問題ばかりが出題される
    • 有名なところでは「円周率が3.05より大きいことを証明せよ」など
    • 他大学の入試では当たり前に存在している「完答まで導くための救済措置である、誘導問題」が東大数学には存在せず、
      いきなり最後まで完答を要求されることが「解法が思いつかない」という事態を引き起こしている
  • 解法が思いつかないので焦燥感にかられて全問が全く解けずに、数学という科目そのものを落としてしまったり、悲惨な得点数という結果になりやすい
  • 東大入試の数学は「解法が思いつかない問題に対し、手を動かしながらあれこれ突破口をさぐりつつ、その場で解法をひらめかせる・思いつく」という行為が必須であり、
    そのような性質の問題が大問6問もあるので、どうしてもいちじるしい時間不足になりがち

 

 

 

「化学」

  • 問題の分量が多すぎるせいで全問に手が回らず、そのせいで化学の得点が低くなりがちで、東大入試合格という目標の足を引っ張りがちになる
  • 東大化学では計算問題が多く、解くために時間がかかるうえに、計算ミスとそのことによる失点を誘発しやすい
  • 2つや3つの公式を同時に運用しないと解けない問題が、理論化学の設問で頻出する
  • 有機化学分野での、構造決定の設問の難易度がかなり高い
  • 大学受験対策をしていただけではまず知らないであろう化合物についての設問や、高校化学までの学習範囲では習わない公式を導出させる設問が登場する。
    そのせいで、その設問自体が非常に取っつきにくい。
    無機化学と理論化学の両方の知識を駆使することで上記の設問を解かせるなど、複数の分野をまたぐ特殊な設問がある。

 

 

 

「英語」

  • 出題される問題の形式が多く、(要旨要約・読解・文法・リスニング・英作文記述・和訳・空欄問題など)苦手な問題形式があると英語の得点率が大きく下落してしまう
    • 「リスニング」のように得意不得意がはっきり分かれる分野もきっちり出題されるのできつい
  • 設問量が多く、しかも設問の英文が近年では長文化しているため、解くスピードを引き上げる訓練や英文速読の能力が要求される
  • 読解問題において、抽象的な内容の話の英語長文の要旨を短文で的確に要約させるなど、東大入試ならではの出題傾向もしっかり反映されていて難しい

 

ここでは解説していない「国語」「日本史」「世界史」「地理」「物理」「生物」「地学」についても、
東大入試では決して簡単ではなく、難しい科目です。
広範な知識・その物事への正確な理解・高い思考力・問題処理速度の高さ・高度な要約能力がそれぞれの科目で求められます。

 

 

 

参考:東大入試ならではの難しさ

 

  1. 制限時間に対して明らかに問題量が多く、時間が足りなくなるという事態が頻発してしまう
  2. 理系の学生であっても国語や英語の二次試験科目があり、文系の学生であっても数学の二次試験科目があり、そのせいで苦手な科目から逃げる事が許されない。
    センター試験でも上記と同様に、理系であっても国語や英語が必須・文系であっても数学と理科二科目が必須となっている。
  3. センター試験の得点では、東大受験者達の中である程度以上の順位(合格予定人数の2.5~4.0倍以内の順位)に入らないと、東大入試では足切りに遭って受験不可になってしまう。
    上記の事柄から、東大入試の得点比率は「センター試験:二次試験=1:4」でありセンター試験の得点比重は小さいものの、センター試験の受験では十分な注意が必要である。
    センター試験で85%~90%程度の得点率を出すことが望ましい。
  4. 二次試験での科目が文理共通して5科目(国語や英語や数学や、化学や日本史などの選択科目を合わせて5科目)もあり、それを網羅しなければならない受験生側の負担が非常に大きい
  5. 選択問題ではなく、記述式で解答する問題ばかりであり、そのせいで解答の難易度が高いうえに、
    自分独りでは対策がしにくく、予備校の講師などによる解答文章の添削指導を必要とする
  6. ほとんどの科目で解答欄が狭い・小さいことが共通していて、
    「複雑な事柄を、短く、的確に、シンプルに要約して答えること」が求められていて、
    他の大学の入試問題にはない特別な能力が要求される

 

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