過去に死んでしまった少女達がゾンビとして現代に復活し、ご当地アイドルとして佐賀県を盛り上げる、
というカオスな内容で面白いアイドルアニメ「ゾンビランドサガ」の魅力を調査しました。
ゾンビランドサガの、魅力的なゾンビィアイドル達
源さくら(みなもと さくら)
- 本作の主人公キャラクター
- 真面目で前向きな性格なので、我が強いアイドルメンバー達のまとめ役
- 本人は自覚していないが、胸のサイズがFカップもあったり、アイドルとしてのスタンダードな観客パフォーマンスができたりと、アイドルの資質がある
アニメ第一話の冒頭で、いきなりトラックにはねられてあっけなく死亡。
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その10年後、ゾンビィとして蘇り、佐賀を救うアイドルグループ「フランシュシュ」の一員として活躍することになった。
フランシュシュでの通り名は「1号」。(生前の名前をそのまま使うと、世間にゾンビィバレしてマズいため)
他のゾンビィアイドル達が生前の記憶を取り戻している中、唯一、さくらだけが記憶を取り戻せず、彼女の生前の記憶をめぐる問題が、物語終盤のテーマになる。
源さくらのゾンビィとしての素顔
水野愛(みずの あい)
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- 国民的アイドルグループ「アイアンフリル」の不動のセンターポジションを務めていたのが水野愛であり、
現代的アイドルとしてのスペックは、おそらくフランシュシュの中でトップ - フランシュシュメンバーの中でもひときわ可愛い容姿であり、作中でのキャラクターの扱いもかなり優遇されている
「伝説の平成のアイドル」が水野愛であり、その偉業と才能を買われて、ゾンビィアイドルとして現代に蘇った。
アイアンフリルの主力アイドルとしての絶頂期に、とある不運な事故のせいで死亡してしまったため、ゾンビィになった今でもトップアイドルの座に強い未練がある様子。
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フランシュシュでの通り名は「3号」。
水野愛のゾンビィとしての素顔
星川リリィ(ほしかわ リリィ)
- 生前は芸能界で子役として活躍し、ゴールデンタイムにおける全チャンネル番組での主演を星川リリィが成し遂げた、伝説的な天才子役だった
- フランシュシュメンバーの中で最年少で、飛び抜けて小柄な体型のため、メンバー中ではっきりとした個性がある
「伝説の天才子役」が星川リリィであり、フランシュシュメンバーの中での唯一の子どもアイドルとして、フランシュシュというアイドルグループのアクセント役になっている。
ゾンビィアイドル達の中で最も肉体の損傷が少なくてほぼ無傷であり、作中では一度も身体が損壊する描写(手足や首が外れたりすること)が無かった。
フランシュシュでの通り名は「6号」。
星川リリィのゾンビィとしての素顔
紺野純子(こんの じゅんこ)
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- 1980年代に起こったアイドルブームの、ブームの火付け役になった大人気アイドルが紺野純子
- 生前はプロの大物アイドルであったことから、前述した水野愛と並んで、作中で扱いがかなり優遇されている
「伝説の昭和のアイドル」として一世を風靡したのが紺野純子。
歌唱力や、凡人とは一線を画すスター性で勝負をしていた昭和時代のアイドルらしく、フランシュシュのメンバーの中で最も人気と歌の実力がある。視聴者からの人気も特に高い。
その一方で、ファンとの写真撮影会などの「ファンとのなれあい」のような交流が一般的になっている現代のアイドル事情を心情的に受け入れられず、上手くアイドル活動をこなせない一面がある。
フランシュシュでの通り名は「4号」。
紺野純子のゾンビィとしての素顔
ゆうぎり
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- 日本の幕末~明治維新という激動の時代の裏側で、大きな影響力をもっていたとされる伝説の花魁(おいらん)
- 100年以上昔の時代から蘇ったゾンビィアイドルなので、フランシュシュのメンバーの中で最も異質な存在
- 美貌をもち、スタイルがばつぐん
「伝説の花魁(花魁とは、遊郭における上位の遊女のこと)」であり、
花魁らしく常にくるわことば(「○○○でありんす」「○○○しておくんなんし」のような言い方)で話し、妖艶な雰囲気を放つ、フランシュシュの中でも異彩を放つアイドルメンバー。
生前の職業柄、ゆうぎりは芸事に長けていたため、現代での歌とダンスのアイドル活動にもすんなり馴染んでいる。
フランシュシュでの通り名は「5号」。
ゆうぎりのゾンビィとしての素顔
二階堂サキ(にかいどう さき)
- 1990年代に、九州制覇という偉業を成し遂げた伝説のレディース(女性だけで構成された暴走族のこと)の、特攻隊長が二階堂サキ
- アイドルグループ・フランシュシュのリーダーを担っており、イベントではサキがメンバー代表としてファン達への挨拶をすることが多い
アイドルに似つかわしくない「伝説の特攻隊長」という肩書きと雰囲気が、逆にフランシュシュに特異性を付加しているのが二階堂サキ。
ライバルのレディースグループとの、プライドを賭けたチキンレース勝負(崖などに向かって相手と同時にバイクや自動車を走らせ、先にブレーキを踏んで停止した方の負けという勝負)で、
崖からバイクごと飛び出して墜落して死亡したという壮絶な最期を遂げた後、ゾンビィアイドルとして現代に蘇った。
ヤンキーらしく、気合いと根性とリーダーシップに優れているので、フランシュシュのリーダーとして活躍している。ファン達からの人気もまずまず。
フランシュシュでの通り名は「2号」。
二階堂サキのゾンビィとしての素顔
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山田たえ(やまだ たえ)
- フランシュシュのゾンビィ達の中で、唯一、人間らしい意識が戻らないまま、アイドルメンバーとして活動している
- 生前の情報は、作中でいっさい明かされなかった謎のゾンビィ
「伝説の山田たえ」という触れ込みでフランシュシュのメンバーでいるが、具体的に何が伝説なのかはまったく明かされなかった。
常にゾンビィそのものとして振る舞い、時にはライブの観客に襲いかかることもあるので、山田たえ一人で本作のカオス度を引き上げまくっている。
うめき声を発するだけで言葉は話せず歌うこともできないが、アイドルライブではかろうじてダンスを踊ることができ、
アニメの話数が進むにつれてだんだんダンスも上達していき、最終的に人間の1~2歳児程度の知能も獲得することができた。
たえの世話係を買って出ている源さくらに特になついている。
フランシュシュでの通り名は「0号」。
山田たえのゾンビィとしての素顔
フランシュシュのプロデューサー「巽幸太郎(たつみ こうたろう)」
過疎化が進み、危機的状況にある佐賀県を、ご当地アイドルグループ・フランシュシュのアイドル活動によって救おうと行動している男性。
フランシュシュのメンバー達をゾンビィとして現代に復活させた本人であり、メンバー達に住居やアイドルの仕事を提供している。
言動は常にぶっ飛んでいるものの、フランシュシュのライブ用の歌の作曲やダンスの振り付けを幸太郎が担当し、
TVCM出演の仕事や大型イベント出演の仕事をひっきりなしに持ってくることから、プロデューサーとしての実力は非常に優れている。
ロメロ
本作のマスコット的な存在である、巽幸太郎が飼っているゾンビ犬。
参考:ゾンビランドサガにおける、ゾンビィの特徴
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- ゾンビィ達の肌は青色で、身体につぎはぎ跡もあり、瞳もモンスター的に赤いため、そのままの状態ではとうてい社会生活は送れない
(アイドルライブをする際に、プロデューサーの巽幸太郎がゾンビィ達の身体に特殊メイクを施すことで、人間と見分けが付かない姿になる。
水や雨を身体に浴びるとメイクが落ちてゾンビィであることがバレるので、危険) - 身体に大きな負荷が掛かると、手足や首が外れる(さくらや愛やたえなどが特に顕著)
- 肉体的には死んでいるため、成長や老化はしない
(身体の腐敗などは起こさない) - ダンスによって汗をかいたり、照れると顔が紅潮したり、体温もあるらしく(ファンとの握手でもゾンビィだとバレないため)、生物の一面を残している
- ゾンビィ状態だとなかば不死身であり、二週間飲まず食わずでも平気であり、
頭を火かき棒が貫通したりトラックや大型車にはねられても大したダメージは受けない
アニメ作品「ゾンビランドサガ」の魅力
ゾンビィ達がご当地アイドルとして佐賀を救う、カオスすぎるストーリー
ゾンビィとして蘇った少女達が人間のふりをして、アイドル活動による地域振興効果で佐賀を救うという、あまりにも荒唐無稽なストーリーが本作「ゾンビランドサガ」の最大の特徴です。
アニメ第一話では、
主人公の源さくら以外は誰も人間の意識を取り戻していないのに、ゾンビィそのもののままで全員でデスメタルライブに飛び入り出演する、
というぶっ飛んだことを強行し、カオスすぎる内容のアニメ作品として一気に世間の注目を集めました。
一話のカオスなライブシーン
感動的なストーリーもきっちり用意されていて、作品に隙が無い
- 昭和の伝説のアイドル・紺野純子と、平成の伝説のアイドル・水野愛の、アイドルとしての在り方をめぐる意見の衝突
- すでに死んでいてゾンビィになった星川リリィに、リリィの父親が会いに来る
- 「もう死んでいて、運も何も持っていないゾンビィ達だって、必死にやれば佐賀を救える」という感動ストーリー
などなど
ただのギャグストーリーではなく、
アイドルモノとしてのお約束のストーリー展開や、魅力的なアイドルキャラクター達や、素敵なアイドルライブシーンや、各種の感動的なストーリーがきっちり用意されていることが、
世間でゾンビランドサガが大人気になった理由です。
地域密着型のアニメとして、ゾンビランドサガは今や佐賀県民の希望の星になった
- 佐賀県には「鹿島ガタリンピック」という大型イベントがある
- 嬉野温泉
- 「ドライブイン鳥」という佐賀のローカル飲食店
- 「嘉瀬川河川敷」での、佐賀ロックフェスティバル
- 「シシリアンライス」という佐賀のご当地グルメ
- 巨石パーク
- 唐津市ふるさと会館アルピノ
- 虹の松原
などが、ゾンビランドサガの作中での佐賀ネタの一部
ゾンビランドサガというタイトルの「サガ」は、
saga(物語)と、
佐賀県の佐賀がかかっています。
佐賀県は県ぐるみでアニメ「ゾンビランドサガ」とのコラボレーション企画を連発し、
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今やゾンビランドサガは佐賀県民にとって希望の存在になりました。
ゾンビランドサガが好評を博し、2期制作決定が発表されると、そのことが即座に佐賀新聞の号外で佐賀の方達に告知されたほどです。
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