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自衛官…体を張って国民と国土を守る、キツい国家公務員

 

国民と国土を守る国家公務員である「自衛官」の年収や仕事内容について調査したので分かったことを報告します。

 

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「自衛隊の仕事ってどうなの?」へのネット意見集

 

自衛隊はとにかく深刻な人手不足状態だから、
昔と違って、入隊にそれほど体力は求められない。
だいたいの志望者が歓迎される。
仕事が無くて困っているなら、自衛隊はいちおうおすすめ。

 

「いざという時には、命懸けで戦う義務がある」
というのが、自衛隊は嫌すぎる。
いざという時はほとんど来ないけれど、
無視できない確率で実戦をすることがある、
という時点で、
職業の選択肢のうちには入れられない。

 

現代の若者達は、
危険で汚くてキツい仕事なんかもってのほか、という考え方。
ソルジャー(たとえば自衛隊)ではなく、
オフィサーになりたい!という完全なホワイトカラー志向。

 

体力が無くても、
入隊後に訓練で鍛えて問題をクリアすることができるし、
現代では人手不足のせいで仲間を過度にふるい落とすことがNGだから、
それほど体力・運動能力は求められない。
問題は、
・閉鎖した人間関係の内側でのあれこれ
・軍隊独特の規律や歯車精神
これらに耐えられるかどうか。

 

大地震や津波のような自然災害が起きた時に、
災害救助用にまっさきに駆り出されるのが自衛隊。
被災地で、人生で最も見たくないもの(大勢の死体とか、人生で積み上げた物が全壊した人々の絶望顔とか)
をたびたび直視するから、メンタルを病みやすい仕事が自衛隊。

 

・本物の軍隊に所属できる
・実弾を撃つことができる
・戦車や戦闘機などが身近にある
・公務員なので雇用や福利厚生が安定的
自衛隊の良いところはこれくらい。

 

少子化の進行で、自衛隊員になれる若者の数がどんどん減っている。
他の業種と違って、国防上の理由から外国人労働者を安易に自衛隊に迎え入れることもできない。
そういうわけで、自衛隊は慢性的で深刻な人手不足状態におちいっている。

 

「職務上、死ぬことがある」
という事実がある時点で、自衛官は普通の仕事じゃないよね。
よっぽどの変人か奇特な人、よほど職業選択の余地が無いタイプの人しか
自衛隊に入ろうとはしない。

 

・公務員になることに執着している人が、後が無くなってなりふり構わず選ぶ公職
・体力だけがとりえで、リスクや損益の勘定がよく分からない
こういう人達がなるのが、自衛隊、というイメージが強い。

 

無職状態・ニート状態で、
かつ、
愛国心が強かったり軍事オタクだったりする人は、
職がないまま自宅で不安でいるより、
自衛隊で働く方が断然マシ。

 

国民の誰かが自衛隊員になってくれなければ
国の安全は諸外国の手で簡単におびやかされる。
自衛隊員に志願してくれる人は本当に立派だし、感謝しかないよ。
いつも国を守ってくれてありがとう。




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自衛官の平均年収と、自衛官の仕事内容

 

平均年収

約640万円

「自衛官俸給表」をもとに算出

 

 

 

自衛官の仕事内容




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  • 防衛出動活動
    • 外国から武力攻撃を受けた場合・受ける可能性が高い場合に、自国の防衛のために自衛隊が出動すること
  • 救助支援活動
    • 自然災害やテロ被害が発生した場合に、その対処を本来行う消防士達の数が不足していれば、自衛隊員がいっしょに救助活動を行うこと
  • 治安維持活動
    • 国内で大規模なデモや反乱行為が勃発した場合、その対処を本来行う警察機関の補佐役として自衛隊が活動すること
  • 海外の国で、平和維持をするために復興支援活動や災害派遣活動を行う
  • 敵襲や災害発生のような有事の際以外は、
    所定の任務をこなすための種種の訓練と、体力作りのためのトレーニングを繰り返す

 

自衛隊の3つの種類

 

「陸上自衛隊」

  • 3種類の自衛隊のなかで最大規模(約14万人で陸上自衛隊が構成されている)
  • 国民と国土を守ることが最大の仕事
  • 歩兵部隊や戦車隊が存在している
  • その他、国防のための情報収集や、海外の国賓の警護など、さまざまな仕事を行う

 

 

「海上自衛隊」

  • 国の領海の監視と、不審船の発見が最大の仕事
  • 領海内でのもめ事に本来対処する「海上保安庁」では対応しきれない場合に、海上自衛隊がサポートを行う
  • 船舶の海上交通がスムーズに進むように安全確保を行う

 

 

「航空自衛隊」

  • 国の領空の監視と、不審な航空機への警告・退去の誘導が最大の仕事
  • 自衛官達のなかでも、ごく一部のエリートしか戦闘機のパイロットになれない
  • 巡航ミサイルの監視業務を行う

 




自衛官になるための方法

 

 

一般的な自衛官になる方法

「一般曹候補生」になる

陸上・海上・航空自衛隊において将来的に「曹(小部隊のリーダーを担う職)」になる者が一般曹候補生であり、自衛隊員の主要な構成員です。




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自衛官になる最もメジャーな方法が、一般曹候補生になる方法だと言えます。

一般曹候補生の採用試験(高校卒業程度)の概要

  • 受験資格を有する者は18歳以上33歳未満の者
  • 一次試験は、「選択問題式の学力試験(国語・英語・数学の三科目)」「作文」「適性検査」
  • 二次試験は、「口述試験」「身体検査(身長や肺活量や健康状態が規定の数値を上回っているかの確認)」
  • 合格倍率は、
    陸が4.5倍(男女平均)
    海が3.1倍(男女平均)
    空が9.1倍(男女平均)
    (平成28年度のデータ)

 

 

 

「陸上自衛隊高等工科学校」へ入学する




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中学校を卒業した者が入学する学校であり、在学中は給与が支給されます。

卒業後は原則的に、陸上自衛隊へ配属されます。

 

 

 

「自衛官候補生」になる

採用試験に合格後、

陸上自衛官は2年、海上・航空自衛官は3年を一任期として、任期満了ごとに退職の機会と満了金が与えられます。

自衛隊における派遣社員・契約社員のようなポジションの職種が自衛官候補生です。

 

 

 

 

自衛隊幹部になる方法

「防衛大学校」へ入学する




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入学試験に合格すると、

通常の大学での教育課程に加えて、自衛隊幹部になるための特別な訓練や座学を行います。

在学中は給与が支給され、学費も無料です。

卒業後は幹部になることが約束されているため高人気であり、入試倍率は非常に高くなります。

 

 

 

「自衛隊幹部候補生」になる

大学あるいは大学院を卒業した者を対象にした採用試験に合格すると、

自衛隊入隊後、約1年で3等陸・海・空尉になることができます。(大学院修了者の場合は、約1年で2等陸・海・空尉になることができる)

試験に合格さえすれば幹部候補生になることができますが、試験の競争倍率が20倍程度あるので合格は非常に困難です。

 

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