名前の読み方や名前の漢字構成が特殊である「キラキラネーム」を親に付けられた人達の苦労について調査したので分かったことを報告します。
キラキラネームを付けられた子ども達の、4つの苦労
1「初対面の相手と、名前のことでトラブルが非常に起きやすい」
- 自身の名前が記載された名刺を初対面の相手に渡しても、キラキラネームであるせいで名前を正しく読んでもらえない
- 日本人であるにもかかわらず英語圏での人名のような名前や、漫画キャラやゲームキャラのような名前に、初対面の相手がぎょっとする
などが初対面の相手とのトラブル例
初対面の相手に名前を聞き返されるたびに名前の説明をしなければならないので、その繰り返しにうんざりすることになります。
2「名前が壮大であるせいで、完全に名前負けしていて恥ずかしい」
- 世界
- 銀河
- 宇宙(こすも)
- 珠瑛琉(じゅえる)
- エース
- 女子の名前に「姫」「妃(ひ)」といった漢字が含まれている
- 男子の名前に「王」「神」といった漢字が含まれている
などが、名前負けを引き起こしやすい名前の例
3「年齢が上がるとともに、自身の子どもじみた名前がキツくなっていく」
- てぃあら
- ここあ
- もか
- じゅにあ
- みるく
- きらら
- どれみ
- みにぃ
- ぽえむ
- らむね
などが一例
これらの名前は、子どもが5歳程度ならば微笑ましく感じられますが、
10代、20代、30代と年齢が上がっていくごとに自身の名前が恥ずかしくなっていくようです。
4「その他、いろいろな理由で自分の名前に嫌気が差す」
- 「漢字の無理矢理な読ませ方で、自分の名前の構成に大きな違和感がある」
- 「碧海(あお)」「木綿(ゆう)」「心人(はあと)」「愛深(あいみ)」「貴愛(きら)」「夢彩(ゆい)」「恋文(れもん)」「奏愛多(そなた)」「永久恋愛(えくれあ)」「礼(ぺこ)」「笑琉(にこる)」「爽来(そら)」など
- 「単純に、その名前の読み方が第三者には全く分からない」
- 「海虹(まりこ)」「瞳茜(みゆ)」「月和子(きなこ)」など
- 「その名前や名前に使われている漢字から、マイナスイメージが強い事柄を連想してしまう」
- 「手洗(てぃあら)」「麻倫(まりん)」「崇子(たくこ、祟は「祟り(たたり)」という言葉に使われることが多い)」など
- 「名前に使われている漢字や名前の読ませ方から、中二病感を強く覚えるので恥ずかしい」
- 「聖夜(いぶ)」「騎士(ないと)」「愛(らぶ)」「浪漫(ろまん)」など
- 「名前の読ませ方に対して、明らかに不要な漢字が名前に含まれている」
- 「友愛季(ゆき)」「雅姫(みやび)」など
- 「夜の仕事をしている女性が使う源氏名みたいな名前で、イメージが悪い」
- 「璃莉愛(りりあ)」「寧音(ねおん)」「愛姫(あいき)」「姫蘭(ひめか)」など
親が子どもにキラキラネームをつけてしまう原因
- その親自身に確固たる意思や考えが無いせいで、周囲のキラキラネームブームに思考停止したまま乗ってしまったから
- 「キラキラネームを背負った子どもが、どのような思いをしたり、生涯を通してどのような実害を受けるか」を想定するための想像力が足りないから
- 「マタニティハイ(妊婦が出産の前後にかけて、異常に精神が高揚してしまうこと)」の影響で子どもにキラキラネームを付けてしまったり、
マタニティハイ状態でキラキラネームを付けようとしている妻を、夫や親族が止めることができなかったから - 「人格と人権をもつ一人の人間、という概念」と「犬や猫のような可愛いペット、という概念」が親の脳内で癒着しているから
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キラキラネームを子どもに付ける大きな動機の1つに、「子どもに個性的な名前を付けることで、子どもに個性を付与し、他の子ども達との差別化を図りたい」というものがあります。
プロの音楽家や画家や造形作家が作品上で個性を演出する場合、
その分野での基礎技術や基礎の型や「お約束」や「みんなにウケるポイント」を十分に心得ているからこそ、個性を強く出した作品でも『大衆に受け入れられる良さ』がきっちり備わっています。
そのようなことができない素人の両親がいたずらに名前に個性を付与しようとすると、
いわゆる「独りよがりで痛いキラキラネーム」を子どもに付けてしまうことになります。
キラキラネームによって、子どもと周囲の人達が受ける被害
- キラキラネームが付けられた子どもが自己紹介をする際に「名前が読みにくい」「名前が読めない」といったトラブルが起こりやすく、
しかもそのことが自己紹介のたびに起こってしまう - キラキラネームが付けられた子どもと、名付け親に対する、他者が抱く印象が悪化することがひんぱんに起こる
(いわゆる「親の顔が見てみたい」という状況が頻発する) - 「書類上のキラキラネームが読めない」など、役所や病院での手続きのトラブルが起こりやすくなり、そのせいで受付人や子どもが実害を受けやすくなる
- もしも世間でのキラキラネームブームが去ってしまった場合、キラキラネームが付けられた子どもがずっと恥ずかしい思いをする
- 上記の事柄により、子どもが不幸になりやすかったり、子どもが親を強く恨むことが多発する
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たとえば、
就職活動において、その就活生がキラキラネームであった場合は、
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「キラキラネームを付けるような親は非常識である可能性が高く、そのような両親に育てられた子どもも常識が無かったり能力が低いかもしれない」
という企業側の判断から、採用を見送られることが多い、と言われています。
子どもが40代や50代になっても、年齢と名前の違和感が無い名前を付けてあげることを推奨します。
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