会社での仕事や学校での勉強がまた始まる月曜日に対して非常に憂うつになる「ブルーマンデー」の症状と原因と対策について調査したので分かったことを報告します。
「ブルーマンデー」による心身の症状と、ブルーマンデーの原因
「ブルーマンデー」とは
休日あけで、仕事や学校に行くのが億劫(おっくう)な月曜日のこと。
また、日曜日の夜に、明日の月曜日のことを思って憂うつになっていることもブルーマンデーと呼ぶことが多い。
ブルーマンデーは、ブルー(憂うつなさま)とマンデー(月曜日)を組み合わせた造語。
ブルーマンデーによる心身の症状
気分の症状
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- 非常に強い、憂うつ感
- 「明日の月曜日に、会社に行きたくない・仕事をしたくない」という強い思い
- 「職場に存在する、嫌な人間関係」についての考えが止まらなくなり、非常に嫌な気分になる
- 心のオアシスになっている日曜日が終わってしまうことと、明日の月曜日からまた仕事が始まることへの、それぞれの恐怖
身体の症状
- 全身に、強い倦怠感(ダルさ)を覚える
- 吐き気を催す場合がある
- 頭痛
- 腹痛
- お腹を下す
- 風邪を発症したかのように、微熱を感じる
ブルーマンデーの原因
「自身が辛いと感じている仕事」を、また月曜日から一週間続けなければならないことについて、嫌な気持ちになっているから。
仕事を辛いと感じることの、主な原因
- 自分が就いている仕事に、やりがいや、やる意味を見いだせない
(仕事内容に興味を抱けないことや、業務内容がマンネリ化していて飽きていることが原因) - 職場での上司・同僚・部下との人間関係が、大きなストレス源になっている
- 業務上で過酷なノルマが課されていたり、肉体への負荷が大きかったり、詐欺まがいの業務内容なので良心が痛むなどが理由で、その仕事をすることがもの凄く辛い
- すでに心身が疲労困憊状態であり、月曜日からまた一週間仕事を続けることが辛い
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「ブルーマンデー」への対策方法
「具体的な行動」でできる、ブルーマンデー対策
- 月曜日に、「仕事帰りや学校帰りの時に美味しいものを買って食べる」といった、慰労のための特別なイベントを入れる
- 土曜日の夜には、深酒(酔いのせいで睡眠が浅くなったり、二日酔いで日曜日に悪影響が出やすい)を避ける
- 日曜日の朝早くに起きて、日中にジョギング・ウォーキングなどの軽い運動をして、夜は早めに眠る
- 健康的な生活を送って体力を回復させると、体力の回復にともなってメンタルも回復するため
- 「日曜日に行う、明確な趣味(食べ歩きや、料理や、小旅行など)」を持つようにして、趣味に没頭することでしっかりとメンタルを回復させる
- 無趣味状態で漫然と日曜日を過ごしていると、ブルーマンデーの症状が起こりやすくなるため
- 月曜日の朝食用に、少し値段が高めの美味しいものや、自身にとっての好物の食べ物を用意しておく
- 「少し値段が高い物を買う」「ノートやコピー用紙に悪口を殴り書きして、書いた紙を燃やす」などの、能動的なストレス解消行動
- スマートフォンやPCなどで、会社から届くメールを読み返さないようにする
- 「自分が興味を持てて、やりがいを感じることができる仕事」に転職する
- この方法が、ブルーマンデーを解消するための根本的な方法
「食事」でできる、ブルーマンデー対策
- 「チーズ」「バナナ」などを積極的に食べる
- これらの食べ物には、『トリプトファン(精神安定をもたらす神経伝達物質・セロトニンの重要な合成材料)』が豊富に含まれている
- 「ビターチョコレート(カカオマスが40%以上のチョコレート)」を積極的に食べる
- 精神を安定させる作用がある『ポリフェノール』『トリプトファン(セロトニンの合成材料)』『フェニルエチルアミン』『テオブロミン』が豊富に含まれている
- 「緑茶」を積極的に飲む
- ストレスと不安を大きく緩和する『L-テアニン』が豊富に含まれている
- ケーキのような、甘くて美味しい食べ物を積極的に食べる
- 好物を食べることは、ストレス解消のための明確な効果がある
「ただのブルーマンデー」と、「本物のうつ病」との違い
ブルーマンデーとうつ病の違い
ブルーマンデー | うつ病 | |
---|---|---|
平常時 | 特に異変は無い | 心身に何らかの異変を覚える (たとえば、勝手に涙があふれ出てくるなど) |
週末の土曜日~日曜日前半 | メンタルが大きく回復する | ずっと抑うつ的な気分のまま |
睡眠の状況 | 特に異変は無い | なかなか寝付けない |
感情の状況 | 日曜夜~月曜日以外は異変は無い | 常に憂うつ状態で、感情が鈍磨化している |
食欲や物欲の状況 | 特に異変は無い | これらの欲求が失われる |
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社会人が「自分はうつ病にかかったのではないか?」と誤解する原因は、そのほとんどが、「その人が慢性的な睡眠不足状態だから」です。
- 睡眠不足だと、抑うつ的で悲観的な気分を呈しやすくなる
- 睡眠不足だと、意欲・やる気が低下しやすくなる
- 睡眠不足だと、記憶力と思考力が損なわれやすくなる
上記の睡眠不足による悪影響は、うつ病の症状と酷似しているため、ただの睡眠不足状態をうつ病だと勘違いする人が続出しています。
うつ病を疑って精神科を受診する前に、まずは十分に睡眠を取ってみて心身の不調が回復するかしないかを確かめましょう。
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