女性が、いつか理想の男性が自分を見つけ出してくれると思い込んでしまう「シンデレラコンプレックス」の症状と、克服方法について調査したので分かったことを報告します。
シンデレラコンプレックスの、主な3つの症状
「理想の異性に、自分を幸せにしてもらいたい」といった、他者に強く依存する考えをもっている心理的な症候群のこと。
童話のシンデレラが魔法使いの力で大変身して王子と結婚できたように、何者かが自身を幸せにしてくれるのを女性が待ち続けていることから、シンデレラコンプレックスと名付けられた。
1「素晴らしい条件の男性が、きっと自身の前に現れる」という根拠のない思い込み
本項目が、シンデレラコンプレックスの根幹的な症状です。
物語の中で、貧しい暮らしをしていた可哀想なシンデレラが、王子にすくい上げられて結婚できた、ということが、
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自分の身にもきっと起こるだろうといつまでも思い込んでしまいます。
2「より良い条件の男性を求めて、次々と恋人を別の人へと交換していく」
- 現在の恋人が、自身の高すぎる要求条件を満たしていないと、すぐに恋人を振ってしまう
- 現在の恋人へ、次々と無茶な要求を突きつけるせいで、相手から振られてしまうことも多くなる
3「他者への依存心が非常に強い」
シンデレラコンプレックスを抱えている女性達に共通している事柄が、
「自分を幸せにするのは、自分ではなくて恋人や結婚相手」
という考えです。
「自分自身の力と努力で、幸せになろう」という考えが欠落していることが多く、そのせいでシンデレラコンプレックスを抱えている女性達は不幸になりがちです。
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シンデレラコンプレックスはその潜在的願望が、わかりやすい形で表の意識に出てきたものだと考えられています。
シンデレラコンプレックスを抱えやすい人の特徴
- 結婚相手(もしくは交際相手)の理想の条件(ルックスや年収や性格など)が高すぎる
- 「裕福な家庭で、過保護気味に育てられた」という場合が多い
- 「他者に甘えたい」「他者に依存したい」「他者に何から何までやって欲しい」という気持ちを強く持っている
- 高学歴であり、プライドが高い
- 「無力感」「自己を否定する気持ち」を強くもっている
- 「漫画」「アニメ」など、ストーリー性が備わっている創作物が好きであり、空想に浸りがち
- 小さな頃から、「童話のお姫様」に憧れを抱いている
- 自分に自信が持てない性格であり、良い条件の異性に自身の状況を良くしてもらいたいと考えている
- つまり、シンデレラコンプレックスを抱えている人達は、精神的に自立できていない傾向が強い
シンデレラコンプレックスを克服する方法
- 女性が男性に支えてもらいたいと思っているのと同様に、男性側も女性に支えてもらいたいと思っているという事実を受け入れる
- 小さな成功体験を積み重ねることで自信を身につけ、男性への依存心を薄めていく
- 「ただ待っているだけでは、理想の王子様は自分の前には現れない」という事実を受け入れる
- 「自身の理想通りの男性を見つけて結婚できる可能性は、限りなくゼロに近い」と受け入れ、現実と折り合いをつけるように心がける
自身が希望する結婚相手のプロフィールの特徴をはっきりさせると、婚活で非常に有利に動けるようになります。
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シンデレラコンプレックスのせいで女性の婚活が失敗しやすい理由
「結婚相手に望む条件が、シンデレラコンプレックスのせいで高くなりすぎるから」
- 高年収であること
- 高学歴であること
- 高身長であること
- イケメンであること
- 結婚後に、女性が専業主婦になることを容認してくれること
などが、シンデレラコンプレックスによって高望みしがちな主な例
シンデレラコンプレックスの主な症状は、「王子様のような素敵な男性」が自身の前に現れてくれることを待ち望んでしまうことです。
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『婚活における高望み』は、婚活が失敗する原因の筆頭に挙がるほどに危険な行為です。
自身の年齢が高くなって、結局結婚できずじまい、という結果になりやすくなります。
「婚活において、女性側の態度が受け身なものになってしまうから」
- 「いつか、理想の王子様が自分の前に現れて、自分を幸せにしてくれる」という思い込みのせいで、ただ待っているだけで、積極的な婚活をしないようになってしまう
- 「女性は、シンデレラのように王子側(男性側)にエスコートされるもの」という思い込みのせいで、婚活で自分側から交際を申し込むことをしないようになってしまう
- 「恋愛においては、女性は常に男性にエスコートされるもの」という高慢な考えが根付いてしまうことも多く、
その考えと態度のせいで男性側に嫌われてしまうことが多くなる
- 「恋愛においては、女性は常に男性にエスコートされるもの」という高慢な考えが根付いてしまうことも多く、
過去の社会での結婚と、現代の社会での結婚の違い
過去の結婚と現在の結婚の違い
過去の社会での結婚 | 現代の社会での結婚 | |
---|---|---|
結婚の必要性 | 結婚はなかば義務だった | 結婚は義務ではなくなっている |
結婚する方法 | 「お見合い」で、男女双方の両親によって縁談が進められることが主流 | 「自由恋愛」を経て、男女がそれぞれ自分の結婚相手を決めることが主流 |
結婚における女性側の選択権 | お見合いや縁談で結婚が決まるため、選択権はほぼ無かった | 女性側にも選択権があり、自身の希望する条件を設定できる |
結婚達成の難易度 | 低い (お見合いなどで、なかば自動で結婚できるため) | 高い (結婚の必要性が低下しているうえに、高望みで婚活が失敗しやすいから) |
現代の社会における結婚は、男女が自分の意思と行動で進めるものへと変化しています。
そのせいで、
- 結婚相手に望む条件が、かなり高くなる傾向がある
- 「婚活」という行為を行うことがなかば必須となり、婚活で上手く立ち回れない者は結婚できない
といった弊害が生じるようになっています。
もともと、結婚を含む「恋愛分野」では、男性よりも女性の方が大幅に優位であるため、
シンデレラコンプレックスに歯止めが掛からない女性が続出することも自然なことと言えます。
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しかし、現代の結婚は、
結婚の必要性自体が低下しているせいで、前述した女性の優位さをもってしても苦戦するパターンが非常に多くなっています。
したがって、現代の結婚では「シンデレラコンプレックスを解消できない状況」は深刻なハンディキャップを負っていることと同義であり、
シンデレラコンプレックスを早急に解消することが推奨されます。
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