自己肯定感が高い人と低い人の各種の違いについて調査したので分かったことを報告します。
「自己肯定感が高い人」と「自己肯定感が低い人」の5つの違い
1「物事への挑戦」に対する違い
自己肯定感が高い人の特徴
- 「きっと上手く行く」「きっと何とかなる」といった考え方をする
- 「とりあえず、できるところから始めてみよう」と考え、挑戦をすることへの心理的ハードルが低い
- 「自分にとっての目標」「自分が抱いている欲求」をはっきりと自覚しているため、
いちいち悩まずに、目標達成・欲求充足のための行動を開始しようとする - 挑戦に限らず、物事全般についてプラス思考
自己肯定感が低い人の特徴
- 挑戦する前の段階から、失敗した結末が脳裏に浮かんできて、そのせいで挑戦することが困難になる
- 大局にはほぼ影響しない些細なミスでも、強く落ち込んでしまう
自己肯定感が高い人が挑戦について前向きである理由は、
彼らがそれまでに「努力して、物事を達成できた」「困難な問題にも、くじけなかった」といった経験を多く積み、無意識のうちに自分で自分の能力・精神を信頼しているから、
という部分が大きいと考えられます。
2「他者と自身の比較」についての違い
自己肯定感が高い人の特徴
- 「自分は自分、他人は他人」という考え方をしている場合が多く、自分と他人をあまり比較しない
- あまり他者に嫉妬しない
自己肯定感が低い人の特徴
- 「自分は、多くの他者達よりも劣っている」という確信めいた考えをもっている
- 他者に嫉妬したり、他者が持っている道具・容姿・能力と自分のそれらを比較して落ち込んでしまうことが多い
3「他者への接し方」についての違い
自己肯定感が高い人の特徴
- 心に余裕があるため、他者を褒め称えることができる
- 評価の基準が「その成果について、自分がどう思うか」という自分本位なもの
- 他者に心理的に依存していないため、他者と必要以上にベタベタと付き合わない
- 他者を小馬鹿にしたり誹謗中傷する言動が、非常に少ない
自己肯定感が低い人の特徴
- 評価の基準が「その成果について、他人がどう思うか」「その成果を他人が褒めてくれるか、それともけなしてくるか」などの他人本位なもの
- そのせいで、常に他人の顔色をうかがうような言動になってしまう
- 他者との接触において自身が傷ついてしまうことを、過度に恐れている
- 他者に対して、自己主張をすることが非常に苦手
- 他者からの褒め言葉や肯定の言葉を、「どうせ嘘だったりただのお世辞に決まっている」ととらえて、言葉を素直に受け取ることができない
- 自分の心を保つために、他者の言動や行為を叩いてマウントを取ろうとすることがある
4「自身の性格・考え方」の違い
自己肯定感が高い人の特徴
- 主体的に行動しようとする性格
- 心に余裕があるため、他人の幸せを心から祝福することができる
- 「自分にはまだまだ可能性があること」「自分にはまだまだ伸びしろがあること」を信じている傾向がある
自己肯定感が低い人の特徴
- 「自信」が明確に欠如している
- 主体性に欠ける
- 「イライラ感」「不安感」といった負の感情が心の大部分を占めている
- 意志薄弱という状態になっている傾向がある
- 卑屈な考え方をするようになっている
- 承認欲求が強い
- 人格の芯を成すような、信念・目標・自慢のスキルが無い
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5「自己の人生についての感覚」の違い
自己肯定感が高い人の特徴
- 自分の生き方・自分の人生に、満足していたり納得している
- 「今の自分よりも、もっと優れた自分」「今の自分とは大きく違っている、別の自分」にあこがれず、今現在の等身大の自分を愛している
自己肯定感が低い人の特徴
- 常に自分で自分を否定しているせいで、「自分で自分の人生を認める」という行為がまず不可能
自己肯定感を高めるための、主な2つの方法
1「課題をクリアすること(成功体験を積むこと)で、自分で自分を肯定する」
- 学校での宿題をきちんとこなして提出できた
- 仕事で顧客を満足させることができたり、顧客から感謝の言葉をもらった
- 予定していた複数の用事を1日のうちにとどこおりなく済ませ、ミスが非常に少ない1日を送ることができた
- 資格試験に合格し、資格を取得することができた
- ダイエットを続けて、目標の○kgの減量を達成できた
- 目標にしていた「1年間で○○万円を貯金すること」を達成できた
などが、自己肯定感を高めるための課題のクリア例
小さな成功体験・大きな成功体験を積み重ねることは、自己肯定感を高めるための王道の方法です。
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2「他者から承認されることで、自分が肯定される」
- 秀逸な成果を挙げることで、他者達から注目されたり賞賛される
- 幼少期に、母親・父親から繰り返し褒められたり認められる
- 友達や教師から、能力の高さや人柄の良さを賞賛される
- ネット上へ公表した自身の作品(文章・解説図・絵・動画など)が、ネット上で拡散されて高評価を得る
- 恋人・結婚相手に愛される
などが、他者からの承認で自己肯定感が高まる例
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上記の二つ以外に、
「他者を軽蔑して見下すことで自尊心を保ち、自己肯定感を高める」という第三の方法もありますが、この方法は本当におすすめできません。
この方法は、努力してコツコツと成功体験を積んだり他者から承認されるような偉業を達成する必要が無い、手っ取り早くて楽な手段なので、
世の中の非常に多くの人達が他者や社会問題を叩くことで自己肯定感を高めようとしています。
(ネットユーザーがその傾向が特に顕著)
しかし、この方法には
- 他者や世の中の物事を否定し続けることで、「否定グセ」が染みつき、自身が物事に挑戦することさえも「どうせ失敗するだろ」と無意識に否定するようになり、何も挑戦・行動できなくなってしまう
- 他者を否定するので他者との喧嘩が起こりやすくなり、不毛な争いを続けることで貴重なエネルギー・時間のリソースを損失してしまう
といった深刻なデメリットが存在しています。
他者や世の中の物事を見下して叩くことで自己肯定感を高めようとする行為は、「人を呪わば穴二つ」ということわざの通りになる可能性が極めて高いので、やめましょう。
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