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コミュ障の自閉症スペクトラム障害者の内面で起きている事

 

発達障害の一種・自閉症スペクトラム障害(ASD、旧名はアスペルガー症候群)を抱えている人達が、対人コミュニケーションや柔軟に行動することが苦手である時、彼らの内面で何が起きているのか?について調査したので分かったことを報告します。

 

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自閉症スペクトラム障害を抱えている人の各問題とそれぞれの内面

 

対人コミュニケーションにおける問題

自閉症スペクトラム障害を抱えている人の、本項目の問題

  • 会話における「あのこと」「このこと」といった抽象的な表現が上手く理解できない
  • 相手との会話で、話が噛み合わない
  • 「その場の空気」が読めない
  • 「その場の暗黙の了解」を理解できない
  • 「相手の言葉の裏」を上手く理解できない
    • たとえば、皮肉を込めてわざとらしく相手を褒めるような言葉(実際は相手をけなしている)を、本物の褒め言葉として受け取ってしまう

 

自閉症スペクトラム障害を抱えている人の内面で起きていること

  • 障害のせいで情報の処理スピードが低いせいで、
    「あのこと」「このこと」といった抽象的な表現を瞬時に理解することや、相手の表情や声色から心中や場の空気を察することや、相手の言葉の裏を読むといったことを、
    会話時にリアルタイムで行うことが難しい
  • 興味・関心を向けている範囲がいちじるしく狭いせいで、
    興味関心がある範囲外の話題時では、いいかげんな返事や反応をしてしまう
  • 興味・関心を向けている範囲やマイルールに強く固執しているせいで、
    そもそも他人の感情や他人の事情にほとんど興味を向けていない場合が多く、そのせいで他人の感情や他人の事情に共感することなくそっけない態度を向けてしまうことが多々ある
  • 自身が興味関心がある範囲(範囲がいちじるしく狭く、そのせいで他者には興味が無い場合が多い)の話題を振るが、話相手にとっては急な話題の転換やニッチすぎる話題などの理由から話相手が困惑してしまう

 

 

 

 

特定の物事・ルールに強いこだわりを持っていることの問題


自閉症スペクトラム障害を抱えている人の、本項目の問題

  • 「非常に狭い範囲内の知識・創作物・趣味」に強い興味・関心をもっている
  • 興味と思考の幅がかなり狭いせいで、物事を決めつけることが多く、そのせいで周囲の人達から「偏屈な人」と思われてしまう
  • 「自分なりの理論」をもっていて、それを盲信していたり、自分なりの理論にもとづいて物事を決めつけようとしてしまう
  • マイルールを設定し、そのルール通りに行動することに強く執着する
    • マイルールを貫くことにこだわるせいで、学校での規則や会社での社則を無視して周囲が損害を受けることが多くなる
  • たとえば「スケジュール通りに規則正しく運行する電車」のような、はっきりとしたパターン・規則性をもつ物事を心地よく感じ、それに没頭する

 

自閉症スペクトラム障害を抱えている人の内面で起きていること

  • 興味がある「非常に狭い範囲内の知識・創作物・趣味」は繰り返し見返しても全然飽きない
  • 「非常に狭い範囲内の知識・創作物・趣味」以外の知識・創作物・趣味などについては、全然手を付ける気になれない(興味の幅がいつまで経っても広がらない)
  • 「自分なりの理論(いちじるしく狭い視野・思考から導き出された理論なので、間違っている可能性が非常に高い)」がまったくもって正しいことを確信していて、
    「多様性」「例外の存在」「世の中の物事や人間関係は、必ずしも理論や理屈通りに動いているわけではない」ということを考えついたり受け入れることが困難
  • 設定したマイルールについて「このルールの通りにすれば上手く行く」と確信していて、
    他人から「そのルール通りに行動することを、やめろ」と言われると、いちじるしく不愉快になったり頭から拒絶する

 




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自閉症スペクトラム障害を抱えている人達は、「物事が予定通り・規則通りに進むこと」に強い安心感と心地よさを覚えます。

(このことを裏返すと、自閉症スペクトラム障害を抱えている人達は予定外・規則外の事が起こることを強く嫌う)

そのため、マイルールを作って規則正しく行動しようとしたり、ダイヤグラムの通りに運行する電車などに、強く執着します。

参考:自閉症スペクトラム障害を抱える人がやりたいことに固執する事の解説図

 

 

 

 

社会へ出た後、仕事でミスを連発してしまう問題

自閉症スペクトラム障害を抱えている人の、本項目の問題

  • 「その作業のやり方の基本的手順は定まっているが、状況の変化に応じてやり方を変化させる必要がある」という業務で、
    状況の変化が起こると対処できなくなってしまう
  • マルチタスク(たとえば電話をしながら伝達内容をメモに取るなど)ができない
  • 上司からの指示内容を上手く理解できず、そのせいで業務でミスが多発する
  • 「大局にはほとんど影響しない、どうでもいい部分」に強くこだわり、その部分に多くの時間を割いてしまうせいで、仕事の出来がダメなものになる

 

自閉症スペクトラム障害を抱えている人の内面で起きていること

  • 障害のせいで情報の処理スピードが低いせいで、
    複数の作業を並行するマルチタスクができなかったり、状況の変化に素早く対応したり上司の指示の言葉をリアルタイムで理解することが困難
  • 仕事の指示の会話における「さっきのように」「あの件とは別で」「いつもよりちょっと多めに」といったあいまいな表現が、
    障害のせいで情報の処理スピードが低いので会話中に理解が追いつかず、指示通りに業務をこなせずにミスが多発してしまう
  • 「マイルールを貫くこと」に固執してしまうせいで、社則を守ったり周囲の上司・同僚と協調することが難しい

 

学生時代では基本的に、知識を暗記するだけで学校側から良い評価を受けることができたので、学生時代はなんとか上手くやれていた方も多いと思われます。




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しかし、

社会人になった後の会社の業務では、「上司の指示内容を上手く聞き取ること」「臨機応変に対応すること」「周囲の社員達と上手くコミュニケーションを取ること」などが求められ、

自閉症スペクトラム障害を抱えている方達は苦戦を強いられることが増えてきます。

 

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