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勉強して取得しても、無駄・無意味だった資格や検定集

 

「取得しても無駄・無意味だった資格」として、よく名前が挙がる資格・検定の種類について調査したので分かったことを報告します。

 

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よく言われる、「取得しても無駄・無意味だった資格」

 

 

「ITパスポート」

ITパスポートという資格の効果

ITを活用するうえでの、ITの基礎的な知識を備えていることの証明となる国家資格。

 

ITパスポートが、無駄・無意味とよく言われる理由

専門性が低いため、資格を取得しても、職場で有り難がられたり資格の優位性を発揮できる場面がほとんど無いから。




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IT系企業の就職についても、ITパスポートでは初級すぎるという理由から、資格によって採用されやすくなることもほぼ起こらない。

 

 

 

 

「英語検定」「漢字検定」

英語検定・漢字検定という資格の効果

検定試験に合格すると、1級、2級などの級に応じた英語力あるいは漢字の知識があることの証明となる。

 

英語検定・漢字検定が、無駄・無意味とよく言われる理由

検定試験に合格したことを履歴書に書いても、採用されやすくなるなどのメリットがほぼ無いから。

(ただし、TOEICで高得点を取っていると、就職や昇進に有利に働く場合が多くなる)

 

 

 

 

「介護福祉士」

介護福祉士という資格の効果




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介護についての専門的知識・技能を有していることの証明となる、国家資格。

 

介護福祉士が、無駄・無意味とよく言われる理由

「何となく取っておく」「ついでに取っておく」という動機で資格を取得する人達が多く、資格取得後は介護士とは別の職種に就く人達が非常に多い傾向があるから。




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また、介護士という職種自体がかなりのブラック職であり、介護士に就くことのきっかけとなった介護福祉士資格の取得を後悔する人が多い。

介護福祉士とほぼ同じ理由で、以下の2つの資格も無駄・無意味だと言われやすい。

  • 介護職員初任者研修資格
  • 社会福祉士

 

 

 

 

「危険物取扱者乙4種」

危険物取扱者乙4種という資格の効果

可燃性液体(ガソリン、軽油、灯油、重油など)を職務上で取り扱うことができるようになる。

 

危険物取扱者乙4種が、無駄・無意味とよく言われる理由

ガソリンスタンドや自動車整備工場や化学メーカーなどに勤務する場合でしか、資格の効果が無いから。

 

 

 

 

そのほか、取得しても無駄・無意味な資格の例

  • パソコン整備士
  • 第1級総合無線通信士
  • 図書館司書
  • 学芸員資格
  • 社会保険労務士
  • 教員免許
  • MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
  • ファイナンシャルプランナー2級
  • マンション管理士
  • アマチュア無線技士
  • 大型二種運転免許
  • 大型自動二輪車免許
  • 自動車整備士
  • 調理師免許
  • 医療事務
  • カラーコーディネーター
  • フードコーディネーター
  • 鍼灸師
  • 博士号
    • 博士号を活かした研究職に就けなかったり、学位が仕事での昇給などに結びつかない場合

そのほか、

「製菓衛生師」「アロマテラピーインストラクター」「チャイルドマインダー」「フラワーアレンジメント」「お墓ディレクター」「家電製品アドバイザー」「ニュース時事能力検定」




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といった、聞いたこともないようなマイナーな資格や検定試験全般。

上記の取得しても無駄・無意味な資格は、本記事の「役に立たない資格」の特徴に当てはまっているものが多いです。

 




「役に立つ資格」として、よく名前が挙がる資格

 

よく名前が挙がる、役に立つ資格

  • 運転免許
  • 普通二種免許
  • 大卒資格(4年制大学を卒業した、大卒という事実)
  • 新卒資格
    • 大学4年次に就職活動をして内定を取り、大学卒業と同時に企業で働くことが、新卒資格の活かし方
  • フォークリフト免許
  • 玉掛作業者
  • 簿記二級
  • 宅建士
  • 看護師資格
  • 薬剤師資格
  • 医師免許
  • 歯科衛生士
  • 税理士資格
  • 弁護士資格

 

 

 

「役に立つ資格」の特徴

  1. その資格を取得していないと、法律上の問題からその業務ができないので、仕事をするうえで必ず必要な資格
  2. 国家資格(国家から、その人の能力・技能・知識が一定水準以上であることが認められた者に与えられる公認の資格のこと)
  3. 2級以上の資格・検定の合格(3級以下は効力が期待できない)
  4. 資格試験の受験条件が「実務経験○年以上」「4年制大学の特定の学科を修了していること」などの、受験のハードルがかなり高い資格

 

 

「役に立たない資格」の特徴

  1. 民間資格
  2. 3級以下の資格・検定の合格
  3. 数年ごとに資格の失効を防ぐための更新料金が必要な資格
    (たとえば運転免許のように役に立つ資格が数年ごとに更新料金が必要な場合もあるが、役に立たない資格が数年ごとに更新料金が必要な場合も多々ある)
  4. 「何となく、という動機で取得した資格」や「念のため、という動機で取得した資格」
  5. 資格試験の合格率が高くて、誰でも取得できる資格
    (通信講座を受ければ簡単に資格が取れたり、所定の時間分だけ講義を受けるだけで資格が取れる、などが代表例)
  6. 資格試験の受験条件が無い(誰でも受験できる)、もしくは条件をクリアするハードルが非常に低い資格
  7. その資格を取得しても、資格が必要になる場面が非常に少ない
  8. その資格を取得しても、企業側の採用募集人数が少なすぎたり、めったに募集がかからない

 

上記の「役に立たない資格」は、たしかに収入や待遇の向上に結びつきにくい傾向があります。

しかし、資格を取得することには

  • 資格試験合格を目指して勉強を続けるうえで、多くの知識を獲得し、そのことが自身のスキルアップ&スキルアップによる優位性の確保に繋がる
  • 資格試験合格を目指して勉強を続けるうえで、獲得した知識によって知見が広がったり、社会人になっても勉強を継続する習慣が身につくので、自身の人生が豊かなものになる
  • 資格を持っていることは「その分野での一定水準以上の知識・技能を持っていることの証明」となるため、面接官や取引相手から信用を得やすくなる

といった複数の恩恵があります。

したがって、その意味では「取得しても、全く、完全に無意味な資格」というものは存在しません。

 

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