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ネット上に悪意コメントをまき散らす人の、4つの心理的理由

 

ネット上で、やたらと他者を叩いたり誹謗中傷する人達の、そのような問題行動を取る心理的理由について調査したので分かったことを報告します。

 

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ネット上に悪意をまき散らす人達の、4つの心理的理由

 

 

1「他者を叩くことで、溜まっているストレスを発散しているから」

  • ネット上においては、自身の本名・顔・住所・職業・所属している学校名や会社名などは、注意していればまず間違いなくバレない
  • ネット上で叩いた相手から、直接的な暴力を振るわれる可能性はゼロだし、起訴などの報復行為もまずされない
  • ネットを介して遠隔地に居る相手を叩いても、相手の表情や感情はこちらに伝わってこないため、あまり罪悪感を覚えずに叩くことができる

これらの事から、ネット上で匿名で他者を叩く人が続出する

上記の通り、ネットには「罪悪感をあまり覚えずに、匿名で相手を攻撃できる環境」が整っています。

ネット上で、ストレス解消などを目的にして叩き行為が横行しやすい原因は『ネット上が他者を誹謗中傷しやすい環境だから』という部分が大きいです。

 

 

 

 

2「他者を叩くことで、優越感にひたることができるから」

ネット上で、他者にマウントを取る(本文の場合、上から目線で相手の言動を批判すること)と、

本人の中では「相手よりも、自分の方が立場が上で自分の方が偉い・強い!」と優越感を覚えることが多くなります。




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この優越感・自尊心の維持効果を求めて、ネット上で他者(芸能人やスポーツ選手や政治家などの著名人は格好のターゲットになる)を叩き続けている人達が大勢います。

  • 著名人達に覚えている「嫉妬心」
  • 著名人を炎上させて失脚させて引きずり下ろしたことで感じる「してやったり感」
  • 相手をコメントで攻撃することで感じる「嗜虐心(しぎゃくしん、残虐なことを好む感情)」
  • 正義という大儀のもとに、問題行動を起こした人物を集団で大炎上させる「非日常的なお祭り感」
優越感以外に、主にこれらの感情・感覚がネット上の煽り行為の理由になっています。

 

 

 

 

3「現実世界での自身の身辺状況が悪すぎて、他者を攻撃せずにはいられないから」

  • 自身が無職やニートであったり、「自分の夢を叶えられなかった」などの不本意な状況に置かれていて、
    ひどく鬱憤が溜まっているが、その状況を努力して変えるという行為が取れない↓
  • 自身の境遇の原因を政府に責任転嫁してネット上で政府を叩いたり、ネット上で他者達に無差別攻撃して多数の人々を不快な気持ちにさせることで、自尊心を保つことを繰り返すようになる

本記事の1「他者を叩くことで、溜まっているストレスを発散している」が日常で受けたストレスを気軽に解消するためのものであることに対し、

本項目はより深刻なパターンです。

身辺状況が悪すぎて現実世界に居場所を見出せずに、ネット世界にどっぷりと依存し、ひたすら政府や不特定多数の人達を攻撃している人物は、それなりに多いと考えられます。




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4「その人の人格に重大な問題があるから」

  • 人格障害の一種「自己愛性人格障害」を抱えている
  • 人格障害の一種「反社会性人格障害」を抱えている
  • 医師に人格障害者と診断されるまではいかないものの、「かなり思い込みが激しい性格」「かなり他罰的な性格」「かなり義憤に駆られやすい性格」などの、問題がある人格

 

 

一例として、

自己愛性人格障害は「露骨に他者を見下したり誹謗中傷する」という症状を呈し、自己愛性人格障害の有病率は一般人口の約1%であると考えられています。

(つまり、ネットを利用する人達が1000万人いたとしたら、約10万人の自己愛性人格障害者がネット上で暴れ回っている計算になる)

人格障害(いちじるしくかたよった考え方・行動をしてしまうために、人々や社会との関わりに支障をきたす人格面での障害)を抱えている人達や、問題的な人格を抱えている人達は、




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罪の意識が皆無のままSNSやネット掲示板上で他者を誹謗中傷し続け、ネット上ではそのような人達と遭遇しやすくなります。

参考:「ネット上で荒らし行為を行う人達は、悪の気質を強く持つ」という研究結果

 

  • 1200人を対象にした、「インターネット上でのコメント行為と、悪の気質の関係性」についての調査研究が行われた
  • 「荒らし(ネット上で誹謗中傷を繰り返すことが好きなグループ)」は、他のグループよりも、4つの悪の気質のスコアが群を抜いて高いことが判明した
    • マキャヴェリズム(道徳観に対する冷笑的無視、自己中心、搾取などが特徴)
    • ナルシシズム(誇大性、共感性の欠如などが特徴)
    • サイコパシー(継続的な反社会的行動、衝動性、利己主義、無反省などが特徴)
    • サディズム(対象に苦痛を与えることで快感を得ることが特徴)

2014年、カナダのマニトバ大学の、エリン・バックルスらの研究者達による実験結果

 




ネット上で悪意をまき散らす人達の、内面の感覚の例

 

内面の感覚の例

  • ネット上で他者を叩くことを「ただの暇つぶし」「ただの、気晴らしのための娯楽」と軽くとらえ、罪の意識や罪悪感が皆無
  • 「ネット上ではあれこれ議論がなされるべきなので、他者のコメントや言動をこちらが批評することは100%正当な権利であり、たとえ批評内容が中傷的であってもまったく問題無い」という確信をもっている
  • ネット上で相手とコメントで煽り合うことを、楽しいコミュニケーションだと解釈している
  • 直近の事件や、著名人の失態・失言などに対し、上手いことを言って小馬鹿にして他のネットユーザー達の注目や賞賛を集めようとする、ちょっとしたチャレンジ感覚・ゲーム感覚
  • 他者へ向ける悪意・害意・敵意が強すぎて、他人からの説得に聞く耳持たず状態
  • とにかく何でも良いから物事を叩いてストレスを発散したり自尊心を保ちたいので、叩ける社会問題や話題性が大きい事件を、常にネット上で探している

 

 

ネット上に横行する誹謗中傷のコメントに対し、

「多くの人達が迷惑するし、叩く人のためにもならないから、止めて欲しい」

と願う方は多いと思われますが、

ネット上で常習的に悪意をまき散らしている人達は、「罪悪感皆無のお遊び感覚」「変更不可の固定観念や、強烈なネガティブ感情に、完全支配されている」のどちらかであり、




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健全な倫理観を持っている方達とはそもそも精神構造が根本的に異なっていることが理解できます。

 

 

したがって、ネット上で常習的に悪意をまき散らしている人達を言葉で説得して考えを改めさせることは極めて困難であり、

ネット上にまん延する悪意のコメントに不快な思いをしている方達は、

「ネットはもともと悪意がはびこりやすい場であることを受け入れ、

受け入れた上で、

悪意のコメントが集まりやすい場(ネット掲示板や、SNSや、5chのまとめサイトのコメント欄などが代表例)を意識的に見ないように心がける

という方法が、現実的な解決方法です。

 

 

参考:悪口を発すると、脳は「自分が悪口を言われている」と解釈して自滅する

  1. その人が、「お前はダメなヤツだ」と悪口を発声したり、「お前はダメなヤツだ」と悪口のコメントを書く↓
  2. 脳の深層に存在する「大脳旧皮質(一例として、好き嫌いの感情や敵味方の判別などの処理を担当している)」は「言葉の主語を認識できない」という特性をもち、
    そのせいで、「○○はダメなヤツだ」と、否定的意識が自己へ向けられる
  3. 「お前は必ず失敗する」「お前は絶対に幸せになれない」といった悪口を発すれば発するほど、悪口で相手を傷つけるのと同時に大脳旧皮質の特性のせいで自分自身への認識・評価が無意識レベルでどんどん悪化していく↓
  4. 近いうちに、自身のメンタルが病むことになる

 

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