相手の話や世の中の物事をやたらと否定したり叩く「否定癖(ひていぐせ)」が、非常に高い確率でその人の人生を壊してしまうことについて調査したので分かったことを報告します。
否定癖が超高確率でその人を破滅させる、4つの理由
1「話相手や、集団の人々の気分を害し、敵視されるようになるから」
- 自身の主張内容を否定されたり、いちいち話の腰を折られると、誰でも不快になる
- 否定的意見や否定的態度のせいで集団の雰囲気が悪化するため、集団内の人々が不快になる
- 「気軽に雑談したいだけの人達」と「相手の意見を否定して議論をしたい人」という、会話の目的の違いが原因で、
否定癖がある人は「面倒くさい人」と思われて避けられるようになる
周りの人達から敵視され続けた結果、集団の中で高確率で孤立してしまうようになります。
2「『否定するための材料』を探すだけという、最悪的な人生になりやすいから」
- 叩きやすい社会問題
- 叩きやすい流行物
- 叩きやすい映画や漫画やアニメなどの創作物
- 叩きやすい政治家・芸能人・スポーツ選手などの著名人
否定癖がある人達は、これらを意識的に探そうとする傾向がある
否定癖のせいで「自分が不快・つまらないと感じ、否定できる物事」ばかりに目を向けるようになり、
そのせいで、自身が面白い・楽しいと感じる物事に目を向ける機会が激減し、
必然的に「不快なこと」「つまらないこと」で埋め尽くされた最悪の人生が実現しやすくなります。
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3「否定の意識や言葉は、脳の特性により自分自身を否定して傷つけることになるから」
- 脳の深層にある大脳旧皮質(一例として、好き嫌いの感情や敵味方の判別などの処理を担当している)は、言葉の主語が認識できないという特性がある
- 「これはダメだ」「これは下らない」「これは上手く行かない」と話相手や物事を否定する発言や否定する意識をすると、
話相手や物事を否定するのと同時に、
「これはダメだ」「これは下らない」「これは上手く行かない」と好き嫌い・敵味方の判断を担当した大脳旧皮質の特性(言葉の主語が認識できない)のせいで、「ダメだ」「下らない」「上手く行かない」という評価が自分自身にも向けられる - 大脳旧皮質由来のこの現象のせいで、否定的発言や否定的意識を持ち出せば持ち出すほど、自分自身の精神を傷つけることになり、
自身の精神を傷つけすぎたせいでメンタルを病むということが高確率で起こる
「自分が発した言葉は、めぐりめぐって自分に返ってくる」
「言霊(ことだま、言葉に宿っている不思議な霊威のこと)の効果で、悪い念がこもった言葉は相手だけでなく自分自身も不幸にする」
という俗説が昔から語り継がれていますが、
大脳旧皮質の特性をかんがみると、この俗説は当たっています。
否定的発言や否定的思考を日常的に繰り返している人達は、日常的に自身の精神を傷つけているため、
そう遠くないうちに精神を病んだり、精神に不調をきたしているせいで「ネット掲示板やSNSを荒らすこと」などの不健全な行動を取りやすくなります。
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4「『否定』は世の中の流れに反しているので、どうしても上手くいかないから」
- 世の中の人々は常に「快」を追い求めている
- 世の中の人々は経済活動で常に「発展」「向上」を追い求めている
- 世の中の人々は社会に対して常に「安全」「秩序の維持」を追い求めている
- 否定的言動によって常に人々を不快にさせようとしている
- 発展と向上を否定するせいで、世の中の人々が先へ先へと進む中、否定癖がある人はおいてけぼり状態になる
- 今の社会を否定し、安全や秩序をかき乱す言動を取る場合がある
基本的に、流れに反した行為を取ると、非常に高い確率で失敗し、結果的に不幸になります。
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否定癖がある人達は、「世の中の人々は、良い気持ちや良い状態を目指す方向の流れで動いている」という大きな流れにまっこうから逆らっているため、
そのせいであらゆる局面で失敗しやすくなり、不幸になる確率が極めて高いと言えます。
参考:否定癖がある人達の、性格的特徴
- 相手よりも、自身の知識量や考察する能力が上だと思っている
- 自分の考えや意見が常に正しいと盲信している
- このせいで、決して自身の非を認めなかったり、謝罪をしようとしない
- 「自分は、物事をよく分かっている高尚な人間」ということを常に周囲にアピールしたい
- 「否定することはかっこいい」と思い込んでいる
なぜ否定・批判は楽しいと感じるのか?の解答
「話相手や物事を否定すると、脳から快感物質が分泌されるから」
- 「嫉妬心を覚える相手や物事を否定する」という条件下で、「オキシトシン」というホルモンが脳内に分泌される
- オキシトシンは「ストレスの緩和」「多幸感」「安心感」「不安感や恐怖心の緩和」などの効果をもたらす
「社会問題や特定の人物を叩くことで、正義の味方気分を味わえるから」
- 話題の社会問題や、不謹慎な行為によって炎上している著名人を否定して叩くと、「ドーパミン」という神経伝達物質が脳内に分泌される
- ドーパミンは「意識の覚醒」「やる気や意欲の増進」「ドキドキワクワク感を覚える」などの効果をもたらす
- 叩くことで社会的制裁を下し、それによって正義の味方気分を味わうことで快感を得られる
- 「特定の対象を、集団で一致団結して叩くこと」は、「強い団結感」「非日常的なお祭り感」を味わえるため、よりいっそう強い快感を得る事ができる
「話相手や物事を否定すると、自身が偉くなったような錯覚を覚えて快感を得られるから」
- 上から目線で相手や物事を否定すると、自分の方が立場が上のような感覚を覚え、気分が良くなる
- 上記に加えて、「対象を攻撃して破壊する」という行為には、ほとんどの場合で快感がともなう
日頃から「劣等感」「嫉妬心」「現状への不満」を蓄積させている人達ほど、それらを優越感でごまかすために物事を否定し続けるようになります。
このように、否定・批判には快感がともなう場合があるので、否定・批判が病みつきとなって否定癖が染みついてしまう人達が続出します。
しかし、本記事で解説したように否定癖は超高確率で身を滅ぼす危険な悪癖なので、他者や物事を否定しすぎないようにしましょう。
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