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努力できない脳…努力後の報酬をイメージしにくい事が特徴

 

生まれつきの脳の特徴や、両親からの不適切な教育のせいで、努力が困難なタイプの脳である「努力できない脳」の特徴について調査したので分かったことを報告します。

 

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「努力できない脳」の6つの特徴

1「脳における『島皮質』という領域が活発になりやすい傾向がある」

  • 「島皮質(とうひしつ)」は大脳皮質の一領域
  • 島皮質の機能の1つに、「痛み」「精神的苦痛」「不快」などのネガティブな感覚への注意を喚起したり、そのネガティブな感覚を予期する、というものがある
  • 生まれつき、島皮質の働きが活発な人は、「努力行為につきまとう色々な苦痛」を過剰に警戒したり、色々な苦痛をはっきりと予想して、
    その結果、努力行為に対するやる気が失われる傾向が強くある
  • 島皮質には物事の損得勘定を行う機能があり、
    「努力の結果で得られる報酬の量よりも、努力につきまとう苦痛の方が明らかに大きい」
    と島皮質が判定を下すと、「こんなことを続けても意味が無い」「もうやめよう」というタイプの気持ちがわきあがってくる

島皮質の位置

 

 

 

 

2「脳における『左線条体』という領域が不活発になりやすい傾向がある」

  • 線条体(せんじょうたい)は、主に運動機能へ関与することのほかに、意志決定(依存や快楽などが代表例)にも関与すると考えられている
  • 線条体は「この努力を行うと、あの魅力的な報酬を得られる」という脳の報酬予測機能に関与すると考えられている
  • 「努力できない脳」では、線条体の活動が不活発であり、
    そのせいで「努力によって得られる報酬の価値・重要さ・報酬を得ることの必要性」などを上手くイメージしたり認識できずに、その結果として努力ができないという状態になっている

動画の、脳における赤い部分が線条体

 

 

 

 

3「脳における『前頭前皮質腹内側部』という領域が不活発になりやすい傾向がある」

  • 前頭前皮質腹内側部(ぜんとうぜんひしつふくないそくぶ)は、脳の前頭葉の前側にある「前頭前皮質」の領域の一部
  • 前頭前皮質腹内側部は、「情動」「動機付け」などから成る意志決定に関わっていると考えられている
  • 前頭前皮質腹内側部は、「努力行為を開始する前に、努力によって得られると期待される報酬・メリットを計算する処理」をしていることが研究で判明している
  • 「努力できない脳」では、前頭前皮質腹内側部の活動が不活発であり、
    そのせいで、努力行為によって得られると期待できる報酬・メリットのイメージ・認識が上手くできずに、その結果として努力ができないという状態になっている

 

 

 

 

4「生まれつき、神経伝達物質・ドーパミンの分泌量が少ない可能性が高い」

  • ドーパミンは「意識の覚醒」「やる気や意欲や集中力の増進」「ドキドキワクワク感を覚える」などの効果をもたらし、
    努力できない人は脳内でのドーパミンの分泌量が生まれつき少ない可能性が高い
    (ドーパミンの分泌量には、その人その人によって個人差がある)

 

 

 

 

5「発達障害の一種・ADHDを抱えている場合がある」

 

  • 発達障害の一種・ADHD(注意欠陥・多動性障害)を抱えていると、脳の神経細胞間のドーパミンが、神経細胞の表面にあるトランスポーターに過剰に再吸収され、そのせいで神経細胞間でのドーパミン濃度がいちじるしく低下する
    • ドーパミン濃度が低下しているせいで、「集中力の慢性的な低下」「意欲・やる気の慢性的な低下」「強い眠気が頻発すること」などが起こる
  • ADHDの主要な症状である「興味・関心の対象がめまぐるしく移り変わること」のせいで、努力行為に集中することが極めて困難になる
  • ADHDを抱えている人の脳では、脳の報酬系に障害があることが確認されており、
    「時間がかかる代わりに大きな報酬を得られること」を嫌い、「時間がほとんどかからない代わりに小さな報酬しか得られないこと」を優先してしまうせいで、大きな報酬を得るための先行投資としての努力行為が困難になる

 

 

 

 

6「幼少時に、両親の教育が不適切なものだった」

子どもが幼少期に、両親が育児放棄をしたり、不適切な教育をほどこすと、その子どもは努力が困難な性格に育つ場合があります。

  • 両親から「十分な愛情」「子どもの性格・考え・行動を肯定されること」を受けないと、「自分の行動はきっと上手く行く」という物事全般に対する基礎的な信頼感が子どもの心の中(=脳内)に上手く形成されず、
    そのせいで成長後に努力行為ができないようになってしまう
  • もしも両親が「育児放棄」「子どもの性格・考え・行動を否定し続けること」をすると、
    将来的に子どもは「境界性人格障害のような人格障害を発症する」「ニートやひきこもりになる」など、努力できないどころではない悲惨な事態になる可能性が高い

 




「努力できる脳」の2つの特徴

 

 

1「脳における『線条体』が活発に働いている」

 

 

 

 

2「脳における『前頭前皮質腹内側部』が活発に働いている」

 




「努力できる脳」と「努力できない脳」の大きな違い

 

 

「努力できる脳」

  • 脳における「線条体」が活発に働いている
  • 脳における「前頭前皮質腹内側部」が活発に働いている
    • 上記の2つの事が原因で、「努力行為をした結果、得られるであろう報酬」を強く意識することができ、
      そのおかげで「魅力的な報酬を得るためなら、辛い努力をしてもかまわない」という心理状態になりやすく、実際に努力行動を起こしやすい

 

 

「努力できない脳」

  • 脳における「島皮質」が活発に働いている
    • このことが原因で、努力行為を開始する前から「努力するのは辛そう」「努力が報われないことが不安」「やっても意味が無さそう」という心理状態になりやすくなる
  • 脳における「線条体」「前頭前皮質腹内側部」が不活発な状態になっている
    • このことが原因で、「努力行為をした結果、得られるであろう報酬」を上手く認識・意識・イメージできず、
      そのせいで努力行為を実行することを大事だと思えなかったり、努力行動を起こしにくい状態になってしまう

 

 

ネット上で非常によく見かける、

「そんな努力はやるだけ無駄」「そんな努力はコストパフォーマンスが悪い」




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という斜に構えた意見・考え方は、脳における「島皮質」が活性化していることで発生する意見・考え方であり、

そういう意識を抱いたりそういう意識にとらわれることは、努力するうえで最も危険な状況です。

 

 

本記事の内容から分かる、努力行動を開始するうえで極めて重大なことは、

「やるだけ無駄」「割に合わない」といった考え方・意識から最大限の距離を取り、

それと同時に、




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「努力行為をした結果、得られるであろう報酬」にのみ集中的に意識を向けることです。

 

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