社会人として上手くやっていくために必要な「社会常識」と、「人としての常識」を、それぞれ調査したので分かったことを報告します。
社会人に求められる、6つの社会常識
1「時間」に関する社会常識
- 相手方と事前に取り決めた「訪問時刻」「特定の場所で落ち合う時刻」は原則的に厳守する
- トラブルによって約束の時刻に遅れそうな場合は、
「遅れることへのお詫び」「遅れることの理由」「到着予定時刻」を、約束の時刻の前に電話によって連絡する - 「昼休みと思われる時間帯」「夜間(20時以降くらい)」は、緊急の連絡以外は電話連絡を避ける
2「他者とのコミュニケーション」に関する社会常識
- 他者とのコミュニケーションで、使用頻度が非常に高い「丁寧語」
- 上司のような、立場が上の者とのコミュニケーションで必要になる「尊敬語」「謙譲語」
- その他、「社内での電話の受け取り方」「名刺の渡し方」「立場が上の者と同席している時の、エレベーターやタクシーなどの乗り方での上座と下座」などの細かいビジネスルール
- 他者へのあいさつは、「自分の方から」「元気良く、はきはきとした態度」で行うこと
- 他者へ物事・事情を伝えるときは、「分かりやすさ」「要点をしぼることで実現する、簡潔さ」を意識する
(具体的には、まず最初に結論を伝え、次にその結論に至った理由を伝え、最後に現在の事情に至るまでの経緯、という順序で伝える)
上記の言葉遣いや細かいビジネスルールは、覚えることが多くてかなり複雑です。
言葉遣いやビジネスルールを知らないでいたせいで間違いすぎて、上司や取引相手から愛想を尽かされる、という事態もよく起こるため、
事前に社会人用の言葉遣いやビジネスマナーの本を購入して勉強しておくか、ネット検索で勉強しておくことを強く推奨します。
3「ホウレンソウ(報告・連絡・相談)を常に心がける」
- 報告
- 仕事の進捗状況をちゃんと報告したり、ちゃんと中間報告をすること
- 連絡
- トラブルが起こったことや、相手のもとに訪問したいことなどを連絡すること
- 相談
- 物事を独断で進めようとせずに、関係者に事前に相談したり不明瞭な点について逐次質問すること
上記のホウレンソウは、会社での業務やビジネス取引で重要なのはもちろんのこと、
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家族や友人などのプライベートでの人間関係や、民間企業の契約サービスでトラブルが起こった際にも、事態を上手く運ぶためにホウレンソウは重要な役割を果たします。
4「身だしなみに気を遣う」
- ビジネススーツや革靴を用意し、それを手入れしながら着用する
- 男性の場合、ひげの手入れをする
- オフィシャルな場では、整髪料を使って髪型を整える
- 「口臭」「汗臭さ」などに注意し、歯磨きや制汗スプレーなどで臭いの対策をする
5「他者と会話するうえでの時事ネタを知っておく」
- TVニュースや、大手新聞社が提供しているオンラインニュースを日頃から見ておく
- 自身の仕事の業界の最新ニュースにも、オンラインニュースなどを利用して情報収集しておく
仕事をするうえで、自分と同じ社会人や同業者と雑談をすることは非常に多いです。
その時にスムーズに会話ができるように、時事ネタを知っておくことが必要になります。
6「結婚式と葬式でのマナーを守ること」
- 招待状のハガキに返信するときは、
返信用ハガキの「ご出席」「ご欠席」の「ご」を二重線で消すなど、複数のマナールールがあるので、それを調べてマナー通りに返信する - 結婚式での出席用の服装は、男性はブラックスーツと白いシャツ、女性はフォーマルなデザインのワンピースが基本
- ご祝儀は、友人ならば3万円が相場。紙幣は新札を銀行などを利用して用意する。
市販されているご祝儀袋にお金を入れ、出席のために氏名を記帳する際に受付員にご祝儀を手渡す。
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- 通夜(つや、告別式の前日に夕刻のみに行う場のこと)に参列する場合、
男性は濃紺・グレーのビジネススーツでも可(ただし、ネクタイと靴下は黒色にすること)。女性は露出度の低い服装(丈が長いワンピースやズボンの着用など)。 - 通夜の会場に着いたら、受付での名前の記帳時に「心よりお悔やみ申し上げます」などの言葉とともに香典(こうでん、故人が友人や仕事関係者の場合は3千円~1万円が相場)を、市販されている香典袋に入れて、受付係に手渡す
- 焼香は、前の人達の動作をよく観察してそのままマネすれば問題無いが、不安ならば事前にネット検索で焼香の仕方を調べておくことを推奨
- 喪主の挨拶が終わった後の通夜ぶるまい(通夜の参列者達に食事が振る舞われる場)には、できる限り参加すること
葬式は本当に突然行われ、葬式当日までの時間的猶予が無い場合がほとんどであるため、
その時になってあせらないように、黒色のスーツ・ネクタイ・靴下・香典袋を事前に購入して手元に用意しておくことを推奨します。
「人としての常識」も、社会常識と合わせて重要になる
「人としての常識」の代表例
- 顔見知りや、これからお世話になる人には、しっかりと挨拶をする
- 他人に親切にしてもらったら、しっかりとお礼をしたりお礼の品を返す
- 嫌がらせやゴミのポイ捨てなど、他人が嫌がることはしない
- 他人が不快に感じることは言わない
- できれば、他人と仲良くする
- 自分のせいで他人が迷惑をしたら、きちんと謝罪をする
- 自身の不注意のせいで公共の場に迷惑をかけたら、可能な限り、損失の補填をする
- たとえば、店の棚に並べてある商品の配列をうっかり崩してしまったら、自分の手で元の整理してある状態へ戻す
- 「物を盗む」「公共の物や店で販売されている商品を破壊する」「交通違反する」といった、法律違反をしない
社会常識・人としての常識を守らないでいると、
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「周りの人達から白い目で見られて、自分の周りから人が離れていく」
「自分が当たり前の物事を知らずに、衆目の面前で変な行動を取っていたことを後から理解して、非常に恥ずかしくなる」
といった弊害が生じます。
たとえ、若い時期に「社会の常識に染まらない、異端でかっこいい人間」を気取っていたとしても、
年齢を重ねるほどに上記の弊害が実現しやすくなっていくため、
結局は社会常識・人としての常識をきちんと守っていることが自分のためになる、と結論づけることができます。
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