変人と見られやすいINTPが性格的に壊れている5つのポイント

信頼性が高い性格診断・MBTIで、知識や、知ることの快感を強く求めているINTP型が、

他の性格型から見ると「人格が壊れている」とうつるポイントについて調査したので分かったことを報告します。

変人と見なされやすいINTP型が、壊れている5つの部分

INTP型は「思考すること」が大好きだが、思考することによって生じる知的快楽を追い求めているだけで、ほとんどの場合で「○○という問題を解決したい」といった目的が無いまま、無目的に思考し続けている
- INTP型が好きな思考テーマは『その物事・現象・概念などの、正確で厳密な定義を考案すること』
自分自身の感情も他者達の感情も上手く把握できないし、感情の重要さを軽視しがちであるので、対人コミュニケーションで問題を起こしやすい

MBTIにおける「柔軟型」の性格型（INTPのPやENTPのPのように、Pが含まれる組み合わせの性格型）に共通する宿命として、物事をなまけがち・サボりがち・先送りにしがち、というものがあります。

INTP型もその例に漏れず、なまけ者気質を備えていたり、一つの物事が長続きせずに飽きっぽいところがあります。

INTP型は、既存の社会常識や世の中での普遍的な価値観に、異を唱えたり反発することが多い
- 現在の社会や、常識とされる価値観を否定したとしても、INTP型は目立ったデモ活動などはせずに、世捨て人のように振る舞うことが多い
INTP型が非合理的だと解釈するルール・しきたりは、高確率で反発したり無視する

現在の社会に迎合しようとせずに、冷めた態度で社会と距離を取っている様子は、他の性格型からすると不思議に映ります。

INTP型が最も求めているモノは
「思考することと、思考することで得られる知的快楽」であり、
実際にINTP型は黙々と思考し続けて快楽に浸っているため、自己完結（他に依存することなく、それ自身だけでまとまっていること）しており、他の性格型や他の生き方をうらやましがることがほとんど無い
INTP型は人間関係において孤立していたり、さらには経済的に困窮している場合も少なくないが、そのような境遇を特に悲観したりせず、肯定していたり愛している

PHP研究所

INTP型はたとえニート状態でいても、良心の呵責が無く、「これこそが自分に最適な道」と言わんばかりにニート生活を謳歌する
MBTIの全16種類の性格のうちで、INTP型は究極のオタク型であり、ネット掲示板やSNSに入り浸り、そのせいでリアル世界に無関心になりがち
INTP型が抱く理想の代表例が、「競争社会や資本主義社会から解放された、現実には無い理想郷・桃源郷へ行きたい」というものであり、
実際にINTP型は「現実を放棄して、夢の中で生きているかのような人生」を送っている者が少なくない

参考：賢そうに見えて、実はクレイジーである性格型の種類

16種類のそれぞれの性格の簡潔な解説図

色々な物事を知り、そのことで知識欲を満たしたり、「そうか！」「なるほど！」という物事を理解・納得する際の知的快感に浸りたい
「知識欲を満たすこと」「知的快感に浸ること」が目的であれこれ調べたり延々と考えているのであって、実用性や、特定の問題の具体的解決を目的に行動しているのではないこと
を周囲に理解して欲しい
「情報の正確さ」「正しい論理」「厳密な定義」に強く固執する
他者の事情にあまり興味は無いし、他者との会話では引かれることが多いので（物事の正確な定義や、会話内容での論理的な正確さに、大量の言葉を費やしてしまうため）、なるべく他者と会話をしたくない
自身が興味をそそられないタイプの労働や、知的快感が関わってこない単純労働はしたくない
（基本的に、労働をしたくない）
期限を守って計画的に行動することが非常に苦手であるので、そのことへの配慮を周囲の人達に希望する

とにかく、INTP型は非常に強い知的欲求を備えており、

内向的な性格で、自身の内面の知的世界に没頭しやすく、

実用性や他者達からの高い評価・社会からの高評価などを度外視した、趣味人としての生き方を望んでいます。

INTP型の方は、上記のINTP型の希望・願望を参考にして自身の行動を調整すれば理想通りの生活を実現しやすくなりますし、

INTP型の周囲の方達は、INTP型の内面の希望・願望を理解して希望・願望に沿うように対応してあげると、INTP型と良好な関係を結ぶことができます。