4月に入社した新入社員が、会社を辞めることになりやすい危険なきっかけについて調査したので分かったことを報告します。
新入社員が会社を辞めやすい、8つの危険なポイント
1「新人研修期間が終了する」
- 新人研修では、「ビジネスマナーを教わる」「その業界や自社での事業内容を教わる」「業務を行ううえで必要な知識や技術を教わる」「社員達に求められる精神・心構えを講師から伝えられる」など、
新人研修は学校での授業と類似している - 新入社員用の研修期間は、1ヶ月~3ヶ月程度が多く、会社によって期間が違う
- 新人研修が終わるとともに、会社側からのお客様扱いが無くなる場合が非常に多い
学校での授業の延長であった新人研修はクリアできたとしても、
新人研修が終わった後の現場での業務には耐えられないという新入社員が、かなりの数存在しています。
2「ゴールデンウィークが終了する」
ゴールデンウィーク(4月の終わりから5月の初めくらいの間)でまとまった休みを取り、そのせいで、
- 自宅で休んでいる間に、職場への不満や不安が一気に噴出して思考を支配してしまう
- それまでずっと張り詰めていた精神の糸がプツンと切れ、脱力したまま再起できなくなってしまう
などの事が起こり、ゴールデンウィークが明けた直後に会社を辞めてしまう新入社員が多いと言われています。
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3「上司や、職場で強い立場にある人と、人間関係が上手くいかなかった」
- 上司
- お局(おつぼね)
などが、新入社員が会社を辞める原因になりやすい人物
上司やお局と仲良くなれないでいると、職場で新入社員側が冷遇されやすくなるので、そのことが辞めることに繋がりやすくなります。
4「自分の性格と相性が非常に悪い業務を、やらされ続ける」
- 人見知りな性格であるのに、接客業務をやらされ続ける
- 革新的な企画を発案する業務をしたいのに、前例を踏襲するだけのルーチンワークをやらされ続ける
などが例
5「思っていた状況と違うことが判明した」
- 自分がやりたかった仕事内容と、その企業でやらされる業務内容が、大きく違っていた
- 思っていたよりも時間外労働が多い
- 残業代が付かないケースがひんぱんにある
- 会社側から聞かされていた給与額よりも、実際の給与額が低い
- 仕事にはやりがいが多少なりともあると思っていたのに、実際にはやりがいが無い
などが代表例
6「周囲の、典型的な会社員達に対して嫌気が差す」
- 思考停止して社則に従っていたり、すでに夢や人生の目標を失っている先輩会社員達・上司達
- 同期入社した同僚達が、どんどん会社員的な体質やその企業の理念に染まっていくこと
自分自身の考えをはっきりと持っているタイプの新入社員は、周りの社員達と馴染むことが難しいため、会社を辞めてしまうことが多くなります。
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7「仕事で、自身のプライド・自尊心を大きく傷つけられる」
- 仕事でかなり大きなミスをして、そのせいで上司に怒鳴られたり説教される
- 自分なりに一生懸命仕事をしたり、自信があるアイデアを上司に提示したのに、それらが全く評価されない
- その企業の社風・体質や、会社員体質に順応することを、周囲の上司達から強く求められる
プライドが高かったり、我が強い性格の人は、上記のような事柄に我慢ができずに会社を辞めてしまうことが多くなります。
8「毎日、同じ時刻に出社することが、その人にとって無理になる」
- 高校や大学ではなんとか毎日学校へ行っていた人達も、会社の場合は無理という場合がそれなりに多くなる
- 「職場での人間関係が憂うつ」「学校での座学での勉強よりも、企業での労働は大幅に心身が疲弊する」などの理由から
強い憂うつ感・心身の倦怠感のせいで、朝の定時に起床することが困難になり、それから会社を辞めてしまう場合が多いようです。
仕事が続く新入社員の共通点と、すぐに辞める新入社員の共通点
会社員を続けていける新入社員の共通点
- 良い意味で、自分の考えや自分の意見が無い
- 自分の考え・意見が無いおかげで、会社や社会でのあれこれについて「そういうものだから仕方が無い」とすぐに染まることができる
- コミュニケーション能力が高く、上司や同僚と上手くやっていける
- 勤勉な性格をしていて、日々の仕事を規則的にこなそうとする
すぐに会社を辞めてしまう新入社員の共通点
- 我が強い性格をしている
- 我が強いせいで、入社した企業の体質や会社員体質に染まることが難しい
- 「自分のやりたいこと」「残業ゼロで定時退社」など、仕事にあれこれ求めすぎている
- ストレス耐性が低い
- 「なまけ者気質であり、自分を律して毎日仕事をし続けることが難しい」という場合がある
新卒入社した会社を、入社してから1ヶ月~1年程度の短期間で辞めてしまった場合、
再就職をしようとする際に、企業面接で大きなマイナス評価を受けて不採用になる場合がかなり多くなってしまいます。
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少子化の影響で、いくら第二新卒者の就職が容易になっていたとしても、
1つの職場で長期的に働くことはプラス評価になってもその逆に短期で辞めることは評価上で何一つプラスには働かないため、
さしたる理由もなく新卒入社した会社をすぐに辞めてしまうことは推奨できません。
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