信頼性が高い性格診断・MBTIで、他人に誠実な態度で接するISFJ型が、人間関係と自身の性格面で悩みやすいポイントについて調査したので分かったことを報告します。
ISFJ型が「人間関係」で悩みやすいポイント
ISFJ型にとっての理想の人間関係や、ISFJ型が人間関係に対して望むこと
- 「人と人とが、お互いに敬意をもって相手を尊重し合えるような人間関係」を心の中で望んでいる
- 自身が、他の人達へ奉仕して役立ったり、必要な存在して自身が求められること・みんなから感謝されること
- 「健全な倫理観にもとづいた、博愛主義的な人間関係」を構築したい
現実世界で、ISFJ型が人間関係で悩みやすいポイント
- 「献身的すぎること」「優しすぎること」がわざわいして、他人に利用されることが多くなる
- モラル(道徳)に欠ける人間がかなり多いせいで、そのような人達に対して不快になる
- 「怒り」や「不満」などのネガティブな感情を、表に出さずに内側に溜め込みすぎるせいで、メンタルの病気になりやすい
- 「いったん愛想が尽きた相手は、情状酌量の余地を与えずに完全に見限ってしまう」など、ISFJ型の理想である博愛主義的な行動を完全に取ることが難しい
- ISFJ型は「他人の悪意」に敏感であり、他人の悪意が存在することを感じ取ったり、他人から悪意を向けられると、精神的にひどく参ってしまう
- ISFJ型は典型的な「尽くすタイプ」であるため、恋愛においてダメな男・ダメな女を掴んでしまって人生がめちゃくちゃになりやすい
ISFJ型は「倫理や道徳」「規律」を重視する性格型であり、
人間関係に対して「お互いが誠実に接し合い、相手を傷つけないというルールを遵守した人間関係」を強く希望しています。
しかし、人間の集団の中には、利己的な性格で他者を利用しようとする悪人が高確率で混ざっているため、ISFJ型が希望する理想の人間関係はなかなか実現しないのが実態です。
ISFJ型が「自身の心・自身の精神」で悩みやすいポイント
自身の心・精神面で悩みやすいポイント
- 周りの状況の、流動的な変化に付いていくことが困難
- ISFJ型は変化を嫌う保守的な性格であるため
- 精神的エネルギーが枯渇する状況におちいりやすい
- 他者への奉仕や気遣いや人間関係の調整を日々行うせいで、精神的に疲弊しやすいため
- 「モラル」「秩序」「ルール」を守らない人達を嫌悪し、衝突しやすい
- ISFJ型は道徳や規律を重視する性格であるため
- ISFJ型は考え方と態度が常識人すぎて、他者から「退屈な人」と思われやすい
- 男性である場合、ISFJ型の女性的な性格が自身の性別と上手くマッチしていないため、複数の場面で性格がハンデになることがある
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ISFJ型は、良くも悪くも人間関係に執着するタイプの性格型です。
人間関係の中に存在するあれこれの不快な問題に振り回されることが多くなり、そのせいで精神的に消耗しやすくなります。
その人間は全16種類の性格型の1つに分類できるとする「MBTI性格診断」
16種類のそれぞれの性格の簡潔な解説図
ISFJ型の心理機能の組み合わせと、ISFJ型の得意不得意
ISFJ型の心理機能の組み合わせ
優勢機能 | 補佐機能 | 代替機能 | 劣等機能 | |
---|---|---|---|---|
ISFJ | 内向的感覚(Si) | 外向的感情(Fe) | 内向的思考(Ti) | 外向的直観(Ne) |
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補佐機能(第二機能):その人が2番目によく使う機能
代替機能(第三機能):補佐機能の効果をもってしても状況を解決できない場合に、この代替機能が働いて優勢機能をサポートする
劣等機能(第四機能):その人の性格型が最も苦手にしていること
外向的感情:他人に対して思いやりが強くて共感的な態度であり、人付き合いが上手い。対象について自身が感じることをもとに判断しようとする気質。略称はFe。
内向的思考:自身の内面へ意識を向け、自分なりの考え方と論理と原理で物事を判断しようとする気質。略称はTi。
外向的直観:この世界を客観視して、世界の中に隠れている秘密を見つけ出そうとしたり、新しい発明をしようとする気質。略称はNe。
「心理機能」の詳細は、当ブログでの専用解説ページ↓をご覧下さい。
ISFJ型の心理機能の組み合わせから生じる長所
- 優勢機能の内向的感覚:忠誠心・従順さが主な長所
- 補佐機能の外向的感情:社交性・外交力の高さが主な長所
- 代替機能の内向的思考:独創的な思考スタイルが主な長所
ISFJ型は、「他者への誠実で忠実な態度」という長所をベースにして、
そこへ高度な社交性・コミュニケーション能力という長所が加わるため、
人間関係において「あの人は信頼できる」「話がしやすくて色々と助かる」といった高評価を受けやすくなります。
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また、代替機能の内向的思考の効果で、自分自身の考え方や意見をはっきりと持っているため、
そのことがプラスに働く場合(独自の発想であれこれの問題を解決できるなど)と、
マイナスに働く場合(自分自身の考えが強いせいで集団に完全に同調することが難しいなど)があります。
ISFJ型の心理機能の組み合わせから生じる短所
- 劣等機能の外向的直観:外向的直観が劣等機能になっている性格型は自己主張をほとんどしないせいで他人に利用されやすいという短所がある
ISFJ型は控えめな態度を保ち、自己主張をしない性格型であり、
そのせいで他者達から仕事を不当に押しつけられるなど、利用されてしまうことがしばしばあります。
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MBTIの性格診断と合わせて診断すると、より自身の強みと適性をはっきりさせることができるようになります。
当ブログでの、ISFJ型の性格の基本的特徴と適職を解説した記事↓も合わせてご覧下さい。
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