信頼性が高い性格診断・MBTIで、堅実な努力家であるISTJ型が、
有利になるための強みの部分と、不利になるので要注意の弱みの部分について調査したので分かったことを報告します。
ISTJ型の強みになる要素と、弱みになる要素
ISTJ型の強みであり、ISTJ型が幸福になることに直結している3つの要素
ISTJ型はとにかく堅実な性格であり、「地道な活動」で本領を発揮する
- 「ルール」「マニュアル」などをいちじるしく重視し、無難な仕事をすることができる
- 「辛い作業」「目立たない、地味な作業」も責任を持ってこなすため、他の人達や組織からのISTJ型の人材の需要は高い
ISTJ型は「日本人的な性格」をしている性格型で、日本社会と非常に相性が良い
- ISTJ型は真面目で勤勉で保守的な性格であり、日本人の性格傾向とほぼ同一であるため、日本社会に適応しやすい
- 日本の企業との相性も良好であり、企業できちんと働き続けることで、貧困とは無縁の人生を送ることができる
1位:ESFJ(10.0) ゴマすりイエスマン、体育会系、忖度、どんな根性論や精神論でも耐えてみせよう、なんでもござれ。
2位:ESTJ(9.8) The 仕事人間、体育会系、忖度、精神論を発しながらそれを受けても耐えられる
====超えられない壁=======
3位:ISFJ(8.7) 体育会系ではなさそうだが、イエスマンで適応度が高い。
4位:ISTJ(8.3) SJの中では陰キャだが、仕事人間ぶりで適応度が高い。
5位:ENFJ(7.8) Feの強さもあり、協調性が高い。上手く行けば9.0以上は行く。
6位:ENTJ(7.0) Theボス、二極化しやすいが、これも上手く行けば9.0以上は行く。
7位:ISFP(6.4) イエスマンでなんとかなる形。それだけ。
8位:ESTP(6.1) 行動力が高いのでゴマすりさえなれば社畜にもなるか。
9位:ESFP(5.8) 深くは考えない点で社畜にもなれる。
10位:INFJ(5.0) 第二機能のFeの協調性がどう活用できるかが鍵か。
11位:ENFP(4.3) Eでコミュニケーション能力を使えればなんとかなるか。
12位:ISTP(3.5) チームワークを強要してこなければ・・・
13位:ENTP(2.8) 外向的でありながら社畜不向き、従属性が無い。
======社畜不向きの壁===============
14位:INFP(1.3) F型なので下の2タイプよりマシだが、これでも社畜は相当不向き
15位:INTP(1.1) イエスマン?仕事にチームワーク何ぞいらん!一人で没頭する方が良い。
16位:INTJ(1.0以下) 忖度なんて「ク忖度」だ、体育会系を嫌う上に社畜とは無縁。協調性も従属性もゼロ。
ISTJ型はしっかりとルールが守られている環境に安心し、活躍することができる
- その場の「ルール」「規則」の通りに運営されている環境に、ISTJ型は安心感を抱き、そのような環境を好む傾向が強い
- ISTJ型の人自身が、
「ルールや規則通りに行動することで、その場のルール・規則の実行役を担うこと」「ルールや規則を破ろうとしている人達をいさめること」により、
その場のルール・規則をより強固で盤石なものへ変化させることができる
以上の事柄を参考にして、
ISTJ型の強みを活かせる環境・状況を意識的に選び取るようにしましょう。
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ISTJ型の弱みであり、ISTJ型が不幸になることに直結している3つの要素
少し頭が固いところがあり、臨機応変に行動することが苦手
- 視野が狭いところがある
- 固定観念に縛られがち
- 上記のような特徴があるせいで、刻々と変化していく流動的な状況・そのような環境に上手く対応することができない
100:ENTP(最も自由)
90:INTP、ENTJ、ESTP
80:ISTP、ENFP、INTJ
70:ENFJ、INFP
60:ESFP、INFJ
50:ESTJ、ISFP
40:ISTJ
20:ESFJ
10:ISFJ(最も不自由)
「面白さ」「独創性」などが求められる局面で、劣勢に立たされやすい
- ISTJ型は典型的な常識人であるため、面白い意見・独創的なアイディア・興味深い人間性などを求められる局面で、いちじるしく不利になってしまう
- ISTJ型は、しばしば「退屈な人」「真面目すぎて面白みが無い人」と見られてしまう
他者達との親密な関係を求められると、ISTJ型は気後れしてしまう
- 「他者の感情に、深く共感すること」「大勢とバカ騒ぎをするような関係」には、ISTJ型は明らかに不向き
- 学習課題や仕事での業務上での人付き合いならば問題無くこなせるが、ISTJ型は性格の根幹部分に「他者にあまり興味が無い」という要素が組み込まれている
ISTJ型は、刻々と変化していく流動的な状況や、前例が無い特殊な状況・環境には、上手く対応できません。
そのような状況と環境を避け、保守的な文化がそこを支配しているような場に意識的に身を置きましょう。
その人間は全16種類の性格型の1つに分類できるとする「MBTI性格診断」
16種類のそれぞれの性格の簡潔な解説図
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ISTJ型の心理機能の組み合わせと、ISTJ型の得意不得意
ISTJ型の心理機能の組み合わせ
優勢機能 | 補佐機能 | 代替機能 | 劣等機能 | |
---|---|---|---|---|
ISTJ | 内向的感覚(Si) | 外向的思考(Te) | 内向的感情(Fi) | 外向的直観(Ne) |
補佐機能(第二機能):その人が2番目によく使う機能
代替機能(第三機能):補佐機能の効果をもってしても状況を解決できない場合に、この代替機能が働いて優勢機能をサポートする
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劣等機能(第四機能):その人の性格型が最も苦手にしていること
外向的思考:この世界を客観視して、物事を判断したり思考しようとする気質。略称はTe。
内向的感情:自身の内面へ意識を向け、自分がどのように感じるかで物事を判断しようとする気質。略称はFi。
外向的直観:現実世界で起きている出来事や、自身の五感で感じる感覚で物事を判断しようとする気質。略称はNe。
「心理機能」の詳細は、当ブログでの専用解説ページ↓をご覧下さい。
ISTJ型の心理機能の組み合わせから生じる長所
- 優勢機能の内向的感覚:他者・組織への忠誠心が高いことが主な長所
- 補佐機能の外向的思考:計画する能力と行動する力が高いことが主な長所
- 代替機能の内向的感情:「他者への優しさ」「豊かな内面世界」が主な長所
ISTJ型は、
組織・社会に属して、組織・社会のルールや秩序に従ったり、ルールや秩序の守り手を担うことに、非常に高い適性があります。
社会性が非常に高い性格型であるため、仕事に就けなかったり社会の中で孤立することはほぼ起こらないでしょう。
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また、代替機能の内向的感情の機能により、思慮深い側面があったり、凝り性的に興味があるモノを追求する資質が備わっています。
ISTJ型の心理機能の組み合わせから生じる短所
- 劣等機能の外向的直観:外向的直観が劣等機能になっている性格型は独自の視点で新しい発見をすることが苦手であったり、他者に利用されやすいという短所がある
ISTJ型はルール・規則に従うことはとても得意ですが、
既存のルールの外側へ自身が乗り出し、「新しい発見」をすることはいちじるしく苦手です。
それに加えて、
あまり自己主張をせずに組織や他者のために黙々と貢献する性格型であるため、組織や他者から不当に利用されがちです。
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MBTIの性格診断と合わせて診断すると、より自身の強みと適性をはっきりさせることができるようになります。
当ブログでの、ISTJ型の性格の基本的特徴と適職を解説した記事↓も合わせてご覧下さい。
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