国民の生活・人生がハードモード(難易度が高いモードのこと)になる国の特徴・条件を解説します。
国民の人生難易度が「ハードモード」になる国の4つの特徴
1「身分制度」があったり「階級社会」である国
- 過去の時代のカースト制度の、そのなごりが現代社会にも大きな影響を及ぼしている国
- 階級社会(格差社会よりももっと深刻な、格差が完全固定されて階級化している社会のこと)の国
- 身分制度のなごりが影響している国や階級社会である国は、自身が生まれた瞬間に人生の大部分が決定されてしまう傾向が強くある
本項目の具体例
・インド
・イギリス
2「隣国が、攻撃的な国家」である国
- 独裁国家の、すぐ隣にある国
- 旧共産主義国の、すぐ隣にある国
- 「領土の拡大」「その国の天然資源や生産物を奪いたい」「その国を国際的な緩衝地帯にすることで、他国からの侵攻を防止したい」
などの理由から、独裁国家や旧共産主義国に強制的に併合されたり実効支配される可能性がかなり高い
- 「領土の拡大」「その国の天然資源や生産物を奪いたい」「その国を国際的な緩衝地帯にすることで、他国からの侵攻を防止したい」
本項目の具体例
・ウクライナ
・クリミア共和国
・台湾
スポンサーリンク
3「その国の治安が、かなり悪い」
- マフィアのような、組織的な犯罪者グループが国内に大量に存在している
- 犯罪者グループ同士の抗争が、日常茶飯事
- 国内での暴行・麻薬の売買・強盗・殺人などの犯罪発生率が、他国の平均値よりもかなり高い
本項目の具体例
・ブラジル
・メキシコ
・ヨハネスブルグ
・ホンジュラス
4「その国の経済基盤が、かなり弱い」
- その国に、「世界に通用するような強力な産業」が無いせいで、経済力が弱い
- 「デフォルト(債務不履行。特に、発展途上国で、対外債務の元利支払が不能となった状態を指す)」「ハイパーインフレ」「過度の通貨安」などが、過去にその国で起きたことがある
- 過去に、条約を破って他国に軍事侵攻をしたことなどが原因で、アメリカ合衆国のような大国から経済制裁を受けている
- 上記のリストのようなことが原因で、その国の国民の多くが貧困状態にある
本項目の具体例
・ギリシャ
・アルゼンチン
・トルコ
・ロシア
ハードモードよりもさらに困難な「ナイトメアモード」の国の特徴
「独裁国家」である国
- 「言論」「思想」などの自由が無い
- 選挙をしたとしても、結果がねじ曲げられて、現政権が権力を維持し続ける
- 政府側関係者に理由をでっち上げられて「逮捕」「投獄や処刑」「資産の没収」などをされる
- 独裁国家であると、国民の人権・生き方がいちじるしく損なわれてしまう
本項目の具体例
・中華人民共和国
・北朝鮮
・イラン
・アゼルバイジャン
その国が、長期的に内戦状態におちいっている
- 政府軍と、反政府勢力が、長期的に内戦をしている
- 異なる民族同士が、国内で紛争を続けている
- ある宗教の異なる派閥同士が、国内で紛争を続けている
- 国内がずっと内戦状態・紛争状態だと、明日にでも自身の命が失われる危険性が高い
本項目の具体例
・シリア
・アフガニスタン
・リビア
スポンサーリンク
その国を取り巻く自然環境や衛生環境が、悪すぎる
- 飢饉(農作物がみのらず、食物が欠乏して、飢え苦しむこと)がひんぱんに起こる
- 水不足がひんぱんに起こる
- エイズのような極めて危険度が高い感染症が、国民間でまん延している
- 上記のように自然環境・衛生環境が悪すぎることに加えて、国民の多くが貧困状態にあることも非常に多い
本項目の具体例
・アフリカ大陸にある、ウガンダ・マダガスカル・ルワンダなどの多数の国
・東ティモール
・アフガニスタン
本ブログ推奨の、書籍や漫画の読み放題サービス
コメント