社会現象になるほどに人気を博した漫画「進撃の巨人」が、
漫画雑誌で連載されていた当時の世間の反応を調査しました。
漫画「進撃の巨人」が連載していた当時の、読者達の反応
連載最初期は絵はラフ(下手とも言う)だったけれど、
「正体不明の、気味が悪い巨人達が、壁の穴から街へ侵入してきて人間達を喰い殺しまくる」
という衝撃的な展開は、たくさんの読者達の注目を集めるきっかけになった。
「正体不明の、気味が悪い巨人達が、壁の穴から街へ侵入してきて人間達を喰い殺しまくる」
という衝撃的な展開は、たくさんの読者達の注目を集めるきっかけになった。
物語初期の段階から、
「巨人達の正体は、元人間なのでは?」
という正解の考察は、けっこう多かった。
「巨人達の正体は、元人間なのでは?」
という正解の考察は、けっこう多かった。
すでに連載初期から、大ヒット作になる前兆は出ていた。
単行本4巻の時点で、初版100万部という規格外の版数だった。
単行本4巻の時点で、初版100万部という規格外の版数だった。
エレンが巨人に喰われて身体がボロボロ→まさかエレンが死ぬのか?→重傷を負ったことがトリガーになってエレンが巨人化
この流れがワクワクした。
この流れがワクワクした。
・巨人達の性質(巨体で凶悪だが、知性は無いのがせめてもの救い)
・主人公達が住んでいる、高い壁に囲まれた環境
・壁の外には巨人達がうようよしている
これらの、作品の物語環境がおおまかに明らかになった時点で、
「女型の巨人(巨人なのに人間並みの知性があって、既存の巨人攻略法が全く通用しない)」
が出現して、一気に本作が話題になった。
・主人公達が住んでいる、高い壁に囲まれた環境
・壁の外には巨人達がうようよしている
これらの、作品の物語環境がおおまかに明らかになった時点で、
「女型の巨人(巨人なのに人間並みの知性があって、既存の巨人攻略法が全く通用しない)」
が出現して、一気に本作が話題になった。
人類最強という触れ込みだけが先行していて、ずっと実力が不明だったリヴァイ兵長が、
他の戦士達とは明らかに別格のスピード・パワー・体裁きで女型の巨人を手玉に取ったことから、
リヴァイの人気が一気に上昇。
他の戦士達とは明らかに別格のスピード・パワー・体裁きで女型の巨人を手玉に取ったことから、
リヴァイの人気が一気に上昇。
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ライナー「俺が鎧の巨人でこいつが超大型巨人ってやつだ」
ベルトルト「ライナー…やるんだな!?今…ここで!」
味方の中に、街の壁を破壊して惨劇を引き起こした張本人達がいて、衝撃を受けた読者が多数。
ベルトルト「ライナー…やるんだな!?今…ここで!」
味方の中に、街の壁を破壊して惨劇を引き起こした張本人達がいて、衝撃を受けた読者が多数。
獣の巨人の初登場シーンで、
・巨人なのに知性があって、しかもしゃべる
・他の知性無しの巨人達を統率している
このような状況から、物語が新しい展開へ入っていったので、読者達の反響が大きかった。
・巨人なのに知性があって、しかもしゃべる
・他の知性無しの巨人達を統率している
このような状況から、物語が新しい展開へ入っていったので、読者達の反響が大きかった。
聡明で頼もしかったエルヴィン団長が、
巨人に片腕を食われた時は、
ネット上に悲しみと衝撃の反響が広がっていた。
巨人に片腕を食われた時は、
ネット上に悲しみと衝撃の反響が広がっていた。
王政編(エルヴィン達が起こしたクーデターで、腐敗した中央政府を倒す話の期間)
は、さすがにちょっと話が盛り下がった。
見所であるVS巨人戦がほぼ起こらないし、
政治がらみのストーリーばかりで話がややこしい上に展開が地味だから。
は、さすがにちょっと話が盛り下がった。
見所であるVS巨人戦がほぼ起こらないし、
政治がらみのストーリーばかりで話がややこしい上に展開が地味だから。
王政編で新登場したケニー・アッカーマンが、かなり濃くて良いキャラをしていたので人気を博した。
・西部劇のガンマンみたいな独特のファッション
・人類最強のリヴァイと同等の戦力で、実際にめちゃくちゃ強い
・実はリヴァイの親戚
・残虐非道なキャラに見えて、実は中身はロマンチスト
・西部劇のガンマンみたいな独特のファッション
・人類最強のリヴァイと同等の戦力で、実際にめちゃくちゃ強い
・実はリヴァイの親戚
・残虐非道なキャラに見えて、実は中身はロマンチスト
ほぼ総力戦とも言える、
シガンシナ区決戦
は、物語前半部分で貯め込んだ伏線の集大成みたいな感じで、ストーリー的な盛り上がりが凄かった。
獣の巨人の猛攻のせいで調査兵団のほとんどが戦死しちゃったし、人気だったエルヴィン団長も戦死して物語から退場しちゃったし。
シガンシナ区決戦
は、物語前半部分で貯め込んだ伏線の集大成みたいな感じで、ストーリー的な盛り上がりが凄かった。
獣の巨人の猛攻のせいで調査兵団のほとんどが戦死しちゃったし、人気だったエルヴィン団長も戦死して物語から退場しちゃったし。
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完結後から本作を振り返ると、
シガンシナ区決戦~地下室で巨人の真相を知る
この区間が、進撃の巨人の面白さのピークだった。
シガンシナ区決戦~地下室で巨人の真相を知る
この区間が、進撃の巨人の面白さのピークだった。
シガンシナ区決戦で、
・アルミンがおとりになって、超大型の熱気のせいで全身黒焦げになって瀕死
・物語の最初から、最大の難所だとされていた超大型巨人を、エレンがついに撃破
こういう盛り上がりシーンがあって、反響も凄かった。
・アルミンがおとりになって、超大型の熱気のせいで全身黒焦げになって瀕死
・物語の最初から、最大の難所だとされていた超大型巨人を、エレンがついに撃破
こういう盛り上がりシーンがあって、反響も凄かった。
シガンシナ区を奪還して、エレン達の大事な目標の1つである
「島の端まで行って、海を見ること」
を達成した時は、物語の1つの節目を迎えて、すがすがしいという感想が多かった。
「島の端まで行って、海を見ること」
を達成した時は、物語の1つの節目を迎えて、すがすがしいという感想が多かった。
マーレ編が始まって、物語のスピード感が失われた、という感想が多かった。
マーレ人とエルディア人の確執の歴史的背景が描写されたけど、
巨人とのバトルは起こらないし、話が地味だったから。
マーレ人とエルディア人の確執の歴史的背景が描写されたけど、
巨人とのバトルは起こらないし、話が地味だったから。
連載中、終始リヴァイ兵長の人気が高かった。
・態度はゴロツキのそれだけど、仲間へ向ける人情はたしかにある
・荒っぽい態度に反して、きれい好きな性格
・力が強すぎ&動きが速すぎて、知性型巨人ですら反応が追いつかないというチートぶり
・態度はゴロツキのそれだけど、仲間へ向ける人情はたしかにある
・荒っぽい態度に反して、きれい好きな性格
・力が強すぎ&動きが速すぎて、知性型巨人ですら反応が追いつかないというチートぶり
パラディ島へ攻め入ってきたマーレ軍との戦闘で、
銃撃によってエレンの首が飛ぶ→エレンが事切れる寸前にエレンの首とジークが接触→始祖ユミルが手作業で巨人を生成している精神世界へ飛ぶ
この流れは驚異的で、読者達の反響が大きかった。
銃撃によってエレンの首が飛ぶ→エレンが事切れる寸前にエレンの首とジークが接触→始祖ユミルが手作業で巨人を生成している精神世界へ飛ぶ
この流れは驚異的で、読者達の反響が大きかった。
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始祖の巨人の力を操れるようになったエレンが、
事前に想定されていた最悪の事態「大量の超大型巨人達による地鳴らしで、全世界を滅ぼす」を突然実行した展開は、
多くの読者達が度肝を抜かれた。
事前に想定されていた最悪の事態「大量の超大型巨人達による地鳴らしで、全世界を滅ぼす」を突然実行した展開は、
多くの読者達が度肝を抜かれた。
エレン「すべてのユミルの民に告ぐ
オレの名はエレン・イェーガー
始祖の巨人の力を介し
すべてのユミルの民へ話しかけている
パラディ島にある
すべての壁の硬質化が解かれ
その中に埋められていたすべての巨人は歩み始めた
オレの目的は
オレが生まれ育ったパラディ島の人々を守ることにある
しかし世界はパラディ島の人々が死滅することを望み
永い時間をかけ膨れ上がった憎悪はこの島のみならず
すべてのユミルの民が殺され尽くすまで止まらないだろう
オレはその望みを拒む
壁の巨人はこの島の外にあるすべての地表を踏み鳴らす
そこにある命を
この世から駆逐するまで」
オレの名はエレン・イェーガー
始祖の巨人の力を介し
すべてのユミルの民へ話しかけている
パラディ島にある
すべての壁の硬質化が解かれ
その中に埋められていたすべての巨人は歩み始めた
オレの目的は
オレが生まれ育ったパラディ島の人々を守ることにある
しかし世界はパラディ島の人々が死滅することを望み
永い時間をかけ膨れ上がった憎悪はこの島のみならず
すべてのユミルの民が殺され尽くすまで止まらないだろう
オレはその望みを拒む
壁の巨人はこの島の外にあるすべての地表を踏み鳴らす
そこにある命を
この世から駆逐するまで」
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